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診療マル秘裏話 Vol.140 平成18年8月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) 細胞内情報伝達を抑制する物質
2) 脊髄損傷の最新の治療法

 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】細胞内情報伝達を抑制する物質
細胞の中で情報を伝える物質と似た
振る舞いをして、本来の伝達を邪魔する
たんぱく質を、理化学研究所脳科学総合
研究センターなどのチームが見つけ
ました。このたんぱく質は車のブレーキ
のように働き、過剰な活動を巧妙に制御
している可能性があるということです。

増殖や受精、発生などの際、細胞中の
カルシウムイオンの濃度が高まることが
知られています。外部からの指令で産生
された「イノシトール三リン酸」
(IP3)という物質が、細胞内のカル
シウム貯蔵庫の入り口にある受容体に
結合し、鍵を開けるようにカルシウムを
放出させる仕組みだそうです。

同センターの安東英明研究員らは、
受容体に結合する物質の中から未知の
たんぱく質を見つけ、「アービット」と
名づけて詳しく調べました。すると
アービットは普段、IP3とそっくりな
方法で受容体と結合し、IP3の結合を
阻んでいたということです。その一方、
外部から刺激を受けて細胞内にIP3が
増えると、受容体から離れてIP3に
場所を譲ることも分かりました。

カルシウムは情報伝達には重要な物質
ですが、アービットはカルシウムが過剰
に放出されるのを巧みに制御していると
推測されています。御子柴克彦チーム
リーダーは「アービットが受容体から離
れた後、別の情報伝達を担っている可能
性もあり、生命活動の陰の主役かもしれ
ない」と話しています。

細胞内の情報伝達を研究している研究室

の紹介動画です。

www.youtube.com/watch?v=Mb3mNolpt3w
 
 
 
 
 
 
 












未知のタンパク質は、生命活動の道筋
を付ける、可能性に、満ち満ちた物質と
なるかも知れません。笑

 
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2】 脊髄損傷の最新の治療法

脊髄(せきずい)損傷で手足がまひ
した男性患者(25)さんの脳に微小な
電極センサーを埋め込み、コンピューター
を介して、思い通りに義手を開閉させ
たり、ロボットアームで物をつかんで
移動させたりする実験に、米ブラウン大
などの研究チームが初成功しました。

研究チームは、実用化には信頼性の
大幅な向上が必要だとしていますが、
脊髄損傷のほか、脳梗塞(こうそく)
や筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症
(ALS)などで手足がまひした患者
さんにとって、将来、日常生活が楽に
なる可能性があると期待されています。

男性患者さんは2001年、ナイフ
で脊髄を切られる重傷を負いました。
研究チームは04年6月、脳の
「第一次運動野」のうち、手や腕の動
きをつかさどる部分に100本の微小
な電極で構成されるセンサー(4ミリ
角)を埋め込み、脳神経の信号がコン
ピューターに入力されるようにしまし
た。

同年7月から9カ月間の実験では、
患者さんが念じるだけでモニター画面
上のカーソルを動かし、電子メールを
開封したり、ゲームで遊んだりする
ことに成功しました。さらに、義手の
手のひらの開閉や、指が2本付いた
ロボットアームでキャンディーをつか
んで人に渡すことができました。これ
らの作業は、会話しながらでもできた
ということです。

脊髄損傷により、首から下が動か
なくなった患者さんは、沢山いらっ
しゃるようです。リハビリをしても
回復不能な患者さんでは、上記のよう
な治療が、福音となることは、間違い
ないでしょう。

ニューロコミニュケーターという装置も

患者さんの思いをくみ取ることができる

装置です。これは、脳波を測定する

ことで、思いをくみ取ることができるそう

です。

www.youtube.com/watch?v=UtFPcnXCt2A

 
 
 
 
 
 
 
 
 























脳神経の信号を、コンピュータに
入力するだけで、いろいろな動作が
可能になるとは、まさに科学の進歩は、
ナポレオンの辞書(不可能の文字は
ないという)のようであり、トム・
クルーズ主演のMi3のようですね。笑

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編集後記

カルシウムのイオンの通り道
(カルシウムチャンネル)の研究は、近年になって
急速に進歩しています。増殖や受精、発生だけ
でなく、筋肉の収縮にも関与しています。その
メカニズムが詳しく分かることで、将来医学の
進歩がもたらされることは、確実と考えられて
います。今まで治療不可能とされてきた、脊髄損傷に
対しても、日常生活動作の改善が期待される
治療法が、ようやく認知されるようになりました。
若くして脊髄を損傷し、絶望していた患者さん
にも、明るい希望の光が差したのではない
でしょうか?

孫子の尊師の尊称が損傷した。笑
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