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診療マル秘裏話 Vol.237 平成20年6月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
目次
1)  酒とタバコはガンのリスクファクター
2) 老化を遅らせるタンパク質

 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

1】 酒とタバコはガンのリスクファクター

日本酒を1日2合以上飲む喫煙者
は、時々たしなむ程度の喫煙者に
比べ、肺ガンを発症する危険性が
1.7 倍高いことが5月30日、厚生
労働省研究班の調査で分かりました。
一方、非喫煙者では、飲酒量と
肺ガン発生率に関連性はみられませ
んでした。

研究班は、岩手県など10府県に
住む40-69歳の健康な男性約4万
6000人を対象に調査しました。
飲酒量を
▽ほとんど飲まない
▽時々(月に1-3回)
▽日本酒で1日1合未満
▽1日1-2合▽1日2-3合
▽1日3合以上–の6グループに
分類し、2004年までの約14年間追跡
しました。

その結果、喫煙者では1日2〜3合
飲むグループと3合以上のグループは、
時々のグループに比べ、肺ガン発生率
がともに1.7 倍高いことが分かり
ました。また飲酒量が増えるほど発生
率が高まる傾向が認められました。

研究班は、アルコール分解酵素が
たばこの煙に含まれる発ガン物質の
働きを活発化することなどが原因と
考えています。飲まないグループも
時々のグループに比べ1.6 倍高いが
「もともと肺ガンリスクが高く、飲め
なくなっていた人が含まれていた」と
推測しています。

日本酒1合は、ビールで大瓶1本、
ワインでグラス2杯に当たります。
分析をまとめた国立ガンセンター予防
研究部の島津太一研究員は「肺ガン
だけでなく、生活習慣病予防のため
にも1日1合程度に控えた方がいい」
と話しています。

中村勘三郎さんは、食道ガンが見つ

かった年(平成24年)の12月に逝去

されました。見つかった時点で同級生

の先生が語っていた動画です。

www.youtube.com/watch?v=VAe4TK0sr6o

 
 
 
 
 
 















頑固に酒量を増やし、タバコを続け
るとガンになる。笑

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2】 老化を遅らせるタンパク質

発ガンや老化など有害な作用を持つ
「活性酸素」を、生物が除去する新た
な仕組みを、産業技術総合研究所関西
センター(大阪府池田市)などの
チームが見つけました。将来、老化を
遅らせる薬などの開発につながる可能
性もあるということです。

同センターの中村努主任研究員と
大阪大大学院工学研究科の井上豪教授
らは、微生物の一種「古細菌」が活性
酸素除去に使うたんぱく質を結晶と
して取り出しました。この結晶に、
活性酸素の一種である「過酸化水素」
を加えました。

活性酸素の分解過程で、どのような
物質が生じているかを詳細に調べる
ため、反応後の時間を少しずつ変え、
マイナス190度で凍結しました。
その後反応が進まないようにして分析
しました。その結果、「スルフラン
誘導体」という硫黄化合物が見つかり
ました。従来は除去に関係しないと
考えられていた物質で、活性酸素を
除去する新しい仕組みということです。

中村研究員によると、古細菌の
たんぱく質に似たたんぱく質は人体
にもあるそうです。反応を詳細に研究
すれば、老化を遅らせる薬の開発にも
つながると推測されています。
硫黄化合物の新たな合成法を開発でき
る可能性もあるということです。米国
科学アカデミー紀要(電子版)に掲載
されました。

ガンになる食べ物とガンを予防する

食べ物に関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=Eoa7VAVJnFA

 
 
 
 
 
























古細菌は、高くなく、
粉最近は高い。笑

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編集後記

酒とタバコの相互作用により、ガン
になる確率が高くなるというのは、
驚きです。今後疫学的調査の結果を
もとにそのメカニズムの解明が待たれ
ます。老化を遅らせるタンパク質が
実用化されると世の女性たちはこぞっ
て群がるのではないでしょうか?まあ
秦の始皇帝のように不老不死を求める
男性も関心が高いものと思われます。

浮浪父子の人たちは不老不死では
ありません。笑

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