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診療マル秘裏話 Vol.219 平成20年2月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨
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目次
1)  腎移植後、免疫抑制剤が不要になる?
2) カフェインの流産への影響

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

1】 腎移植後、免疫抑制剤が不要になる?

腎臓移植を受けた後に飲み続ける必要が
ある免疫抑制剤を、1年程度でやめられる
新手法の開発に、米ハーバード大の河合達郎
(たつお)准教授とD・サックス教授らの
チームが成功しました。患者さん5人に適用
し、4人は今も抑制剤なしで1年-4年半、
腎臓が正常に働いているということです。
副作用が懸念される免疫抑制剤を高い確率で
計画的にやめられる手法は世界で初めて
ということです。

河合准教授らは、腎臓提供者の骨髄を、
移植の際に患者の血液中に注入するなどし、
免疫が腎臓を“身内”とみなして攻撃
しないようにする新手法を開発しました。
通常の骨髄移植は事前に患者の骨髄細胞を
殺しますが、この手法では殺すことは
しないそうです。02年から06年にかけ、
米マサチューセッツ総合病院で5人の患者
さんに適用しました。

その結果、1人は移植10日後に腎臓
が働かなくなりましたが、残りの4人は
移植8カ月後から14カ月後に抑制剤
を中止でき、腎臓の働きも正常だという
ことです。米医学誌「ニューイングランド・
ジャーナル・オブ・メディシン」に発表
されました。

骨髄液だけをドナーから取り出すのは
至難の技で、どうしても末梢血が混入して
しまいます。するとドナーのリンパ球が
混入し、GVHD(移植片対宿主病)を引き
起こすとされています。少なくとも私は
そう教わりました。そのあたりの対策は、
どのようになっているのでしょうか。
高率で免疫抑制剤を止めることに成功した
反面、腎臓が機能しなくなった患者さんは
再び人工透析を必要とするようになった
と考えられます。免疫寛容(自分の身体
に自分の免疫が働かないしくみ)を誘導
するには、骨髄を移植するだけでよいので
しょうか?まだまだ免疫の分野は分からない
ことだらけです。

衣食足っても、移植に依嘱する。笑

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2】 カフェインの流産への影響

1日に2杯以上コーヒーを飲む妊婦は飲まない
人と比べ、流産の危険が2倍になるという調査
結果が1月21日、米国最大の会員制健康医療
団体「カイザー・パーマネント」
(カリフォルニア州オークランド)の
研究チームによって明らかになりました。

米産婦人科ジャーナルに掲載された論文に
よると、研究チームは1996年10月から98年
10月にかけ、同州サンフランシスコの1063人
の妊婦(敬称略)を調査しました。

その結果、1日にコーヒー2杯分に相当する
200ミリグラムのカフェインを摂取した妊婦
はカフェインを取らない妊婦と比べ、流産
する割合が2倍に高まりました。

コーヒーだけでなく紅茶などを通じ、
カフェインを摂取した妊婦も流産の危険が
高かったことから、研究チームはカフェイン
が原因物質と結論付けました。

カフェイン摂取は胎盤の血流減少などを
引き起こし、これらが胎児に悪影響を与える
可能性があるということです。

カフェインが胎児と対峙する。笑

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編集後記

骨髄を移植するだけで、腎臓移植後の患者
さんが免疫抑制剤を離脱することができた
のは幸いです。移植腎が機能しなくなった
原因の究明が急がれます。
免疫寛容の誘導療法が、リスクなくできる
ようになれば、臓器移植の壁が越えられます。
ただし最近では、iPS細胞(万能細胞)が
できるようになり、臓器まるごとの再生実験
が繰り返されていることを考えると、
臓器移植の需要は、尻すぼみになる可能性が
あります。ただし、臓器まるごと再生するには、
非常に時間がかかり、また鋳型のようなもの
が絶対に必要になります。また逼迫した移植用
のライブラリーも必要と考えられます。
カフェインが胎児に対して良くない働きをする
可能性は十分考えられます。カフェインのため、
お茶畑の下には、雑草が生えないことを見ても
それは分かります。嗜好品はついつい依存性が
発生し、過ぎたるは、及ばざるがごとし
というようになってしまいがちです。

寒波が来て、薬やアルコールやカフェインは
少量で薬、多量で毒と看破した。笑

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