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2013-10-26 18:57:44

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診療マル秘裏話 Vol.316 平成21年12月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
目次
1)  目覚めの良さに影響する因子
2) 筋ジストロフィー症の遺伝子治療

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

Merry Christmas! 私の読者の方々へのクリスマス
プレゼントは、医療の夢と希望とロマンです。抽象的な
プレゼントで済みません。

 
1】 目覚めの良さに影響する因子

朝の目覚めの良さは、仕事のストレスなどを反映し、
20代は上司との関係、30代は仕事の満足度、
40代はリラックスできる時間の有無が最も影響
していることが、北里大などの調査でわかりました。

横浜市で開催中の日本ストレス学会で12月5日発表
されました。

北里大は、企業のメンタルヘルスを助言する
日本ヴィクシーと共同で、東京都内の情報通信企業
に勤務する20~40代の社員1500人を対象に、
生活習慣やストレス度、意欲などをアンケート
しました。
〈1〉朝の目覚め〈2〉仕事中の眠気〈3〉休日の
寝だめの3項目から睡眠の充足度を「高い」「普通」
「低い」の3段階に分け、ストレスとの関係を調べ
ました。

その結果、充足度の低い群は、高い群に比べて
ストレスを訴える割合が高く、「会社に行くのが
つらい」「ぼーっとする」「集中力が低下する」と
答えた人が、それぞれ11.7、11.4、6.6 倍も多い
という結果がでました。

さらに、朝の目覚めの良さには、何が一番影響
しているか詳しく分析したところ、20代では
「上司との関係」など、年代によってストレスの
原因が違っていました。

仕事の出来が悪く、寝覚めが悪いとはよく言った
ものです。笑

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2】 筋ジストロフィー症の遺伝子治療

「デュシェンヌ型筋ジストロフィーの患者さん
の細胞で、働かなくなった遺伝子の機能を修復
した上で、それを基に新型万能細胞(iPS細胞)
を作製することに成功した」と、鳥取大と京都大
の研究チームが12月8日付の米学会誌電子版に発表
しました。

この病気の原因は、X染色体にある
ジストロフィー遺伝子の機能不全ですが、この
遺伝子はサイズが大きく、既存のウイルスを
“運び屋”に使う方法では遺伝子治療は困難でした。
押村光雄(おしむら・みつお)鳥取大教授
らは人工的に作った染色体を遺伝子の運び屋に
使いました。「筋ジストロフィーの治療法開発に
つながる」と話しています。

デュシェンヌ型筋ジストロフィーは男児の
約3500人に1人の割合で発症する進行性の筋萎縮
(いしゅく)症です。

押村教授らは、人工染色体にジストロフィン
遺伝子を搭載し、筋ジストロフィー患者さんの
線維芽細胞に入れたところ、導入した
ジストロフィー遺伝子が機能しました。
この細胞からiPS細胞を作ることにも成功
しました。マウスの精巣に移植する実験で、
筋肉細胞に分化することを確認しました。

「こうして作ったiPS細胞を培養皿などで
筋肉細胞に分化させて、治療に利用できるよう
にしたい」と話しています。

人工染色体は巨大な遺伝子を搭載することが
できる上、導入した細胞の染色体には組み込まれ
ません。その他染色体を傷付けないなどの
メリットがあります。

押村教授は「いずれも日本発の人工染色体と
iPS細胞の技術を組み合わせて、これまで
できなかった筋ジストロフィーの原因遺伝子の
完全修復ができた。将来の新しい遺伝子治療の
第一歩になる」と話しています。
山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授との
共同研究です。

当歳百歳の人の遺伝子を搭載した。笑

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編集後記

ストレスが全くないと人間生きていけません。
しかしほどよいストレスが仕事の満足感につながる
一方、過剰なストレスは朝の寝覚めを悪くし、仕事
の集中力を削ぐという悪循環を生むようです。
人工染色体のメリットを最大限活用して再生医療に
臨床応用して欲しいと思っています。

箇条書きは、過剰なストレス。笑

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