美しい肌Vol.302

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2013-07-29 21:30:06

カテゴリー:女性の美容と健康

あさがお5

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美肌の野菜&果物(各論:バジル)

 
 
バジルの正体

バジルはインド・アフリカ原産のシソ科の

一年草で、暖かい場所を好み、日本の夏

の時期に育てやすいハーブです。バジル

は熱帯アジア、アフリカなどの広い範囲で

分布し、寒さに弱く、湿り気と有機質に富む

土を好みます。バジルは春に種を撒くと

夏ごろから花をつけます。

種は摂氏20℃以上の環境でないと発芽

せず、また日光にさらさないと発芽しない

ため、土をかけずに栽培します。苗が

一定のところまで育ったところで芽の

先摘みをすると、脇芽が増え、収穫が

増加するそうです。月に1度は追肥を行い、

成長が途切れないようにしましょう。

バジルのフチにはギザギザがあり、葉の

表面を軽く揉むことで香り成分がでます。

バジルは夏に茎の先端から花穂を伸ばし、

白や紅色をした小さな花を穂状に咲かせ

ます。ヨーロッパでは古くから生活に

根付いており、特にイタリアでは「バジリコ」

と呼ばれ、トマトとの相性が良くピザや

ソーセージ、パスタやドレッシングなど

いろいろな料理に使われます。

また、イタリアでは求婚のシンボルとして

葉を髪に挿してプロポーズする習慣が

あります。フランスやイタリアでは窓際に

バジルの鉢植えを置いて虫除けとして

使っています。

 
 
バジルの歴史

バジルの原産国はインドで、もとは

ヒンドゥー教のクリシュナ神にささげる高貴

な植物でした。人々の幸福を願い、家や

寺院の周辺に植えられてきました。

4000年前にエジプトに伝わり、そこから

ローマや南部ヨーロッパに伝わりました。

バジルの語源はギリシャ語で「王」を意味

する「Basileus」から派生したといわれて

います。紀元1世紀ごろ、ギリシャの医者

で薬草学者であるディオスコリデスは、

バジルをワインと一緒に適量食べると視力

の維持に良いとすすめていました。

16世紀ごろにインドからヨーロッパを経て

江戸時代に日本に伝来しました。バジル

の和名は「メボウキ」といい、この言葉は

江戸時代に、水に浸しておくと表面が

ゼリー状に変化するバジルの種を用い、

目に入った異物を取り除いていた習慣

があったことからこの名で呼ばれていた

そうです。

 
 
バジルの使い方

バジルは150種類以上もの品種があります

が、一般に料理などで使用されているもの

は「スイートバジル」です。バジルは主に

食用として使われていて、殺菌効果や

消化を促進する効果や胃炎などの胃腸の

諸症状を改善するともいわれています。

バジルはイタリア料理、特にトマト料理と

相性が良く、肉料理やパスタ、サラダ、

スープなどに使われます。

また、バジルの香りは、香り立ちのスピード

が速く、すぐになくなってしまうため、料理

の仕上げに用います。バジルの葉の香りは

金気を用いると、消え去ってしまうため、

細かくして用いる場合には包丁よりも手で

ちぎった方が良いといわれています。

 
 
バジルの種類

スイートバジル
バジルの代表種で、やわらかでつやのある

葉を持ちます。イタリア料理に欠かせない

存在です。

ブッシュバジル
スイートバジルの変種で、葉が小さいことが

特徴です。ハーブティーやスパイスに使い

ます。

ホーリーバジル
インド原産で、お香の香りがします。タイ料理

では炒めものに良く使われます。

レモンバジル
小さめの葉からレモンの香りがする品種です。

料理やハーブティーに向いている品種です。

パープルラッフルバジル
赤紫色でつやのある葉が特徴です。ビネガー

などに漬け込まれて使われることが多い

です。

 
 
バジルの香りの効果

バジルの香りは、心のバランスを整え、イライラ

や不安、憂鬱感に働きかけるといわれています。

バジルの香りは神経のバランスを整え、ストレス

や不安などの神経の疲労に活力を与えて、

心の不調を取り除くといわれています。また、

集中力を高めたいという時や脳が疲れた時

には、芳香浴として使うこともできます。

心配事があって夜中に目が覚めるような時は、

バジルを入浴剤にすることもできます。入浴剤

として使って、心身ともにリラックスできれば、

美肌への道も開けるというものでしょう。

 
 
バジルの有効成分

バジルは高貴でさわやかな香味を生み出す

香り成分と苦みを生み出す成分が含まれて

います。香り成分では、消化機能の促進や

女性ホルモン様作用を持つアネトールや、

抗菌作用を持つシネロールが含まれます。

ユリの花のような甘い香気を持つリナロール

にはリラックス作用や食欲増進作用が

あります。他にも、苦味を持つサポニンを

含んでいます。サポニンは抗酸化作用を

もち、老化予防や血圧やコレステロール値

を下げる作用があります。

 
 
バジルの美肌効果

β-カロテンがバジルには大量に含まれて

います。β-カロテンは免疫力を高める効果が

あり、抗酸化作用があるといわれています。

抗酸化作用とは、簡単にいえば、酸化

しない或いは、酸化しにくくする作用です。

アンチエイジング効果ということです。

またサポニンにも抗酸化作用が認められて

います。そのためβ‐カロテンとの相乗作用で、

お肌に抗老化作用が出現することが期待

できます。

アメリカの国立ガン研究所では、ガン予防の

ための植物リストに入っています。ガンや

動脈硬化などを引き起こす有害な活性酸素

から身体を守ってくれる(抗酸化作用)が

あります。この抗酸化作用が、お肌にでれば、

美肌の方に導かれます。

また女性ホルモン(エストロゲン)様の作用

をもつ、アネトールは、コラーゲンの生成促進

作用があり、お肌に弾力性を与えます。

今回はここまでとさせて頂きます。

バジルの葉汁の成分。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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皮膚科にて承ります。

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