美しい肌Vol.301

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2013-07-28 21:57:47

カテゴリー:女性の美容と健康

バラの花53

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美肌の野菜&果物(各論:レタス)

 
 
レタスの正体

レタス(学名:Lactuca sativa)は、

地中海沿岸、西アジア原産のキク科

アキノノゲシ属の一年草または二年草です。

野菜として料理に使われます。和名は、

チシャ(萵苣・苣)です。西洋では葉部分を

主にサラダ、ハンバーガー、タコスなどに使い

生で食べますが、フランスではソテーにする

こともあります。中国など、アジアの国々では

クリーム煮、中華炒め、鍋料理など加熱調理

することが多く、葉だけでなく茎も重要な食材

となります。紀元前6世紀よりアケメネス朝

ペルシャで栽培が始められ、古代ギリシャでは

媚薬・催淫薬として広く食べられていました。

日本の多くの地域では古くから掻き萵苣

(カキヂシャ)の加熱調理が行われてきました

が、戦後はこの利用法はごく少なくなり、現在

は欧米と同様にサラダ等にして生で食べる

のが一般的です。日本国内であっても沖縄県

では、現在もレタスは味噌汁の実にしたり、

おでんの添え物にしたりと加熱調理して食べる

ことが多いそうです。また、加熱する事によって

独特の苦味が弱まると共に旨味が増します。

レタスだけを使ったサラダを英語で

「ハネムーンサラダ」と言います。Lettuce only、

もしくはLettuce alone(レタスだけ)の発音を

Let us onlyやLet us alone(私たちだけにして)

に引っ掛けたものです。スタインベックの小説

『エデンの東』には、主人公の父・アダムがレタス

を氷で冷却保存して輸送する「コールドチェーン」

事業に挑戦する場面が描かれています。アメリカ

では収穫したてのレタスを出荷前に砕氷を使って

温度を下げ、輸送や保存に耐えるようにする技術

が早くから実用化されていました。野菜は呼吸を

しています。そのまま段ボール箱に入れて輸送

すると、箱の中の温度が40℃前後まで上がること

もあるので、収穫後すぐに冷やすなどの方法で、

生鮮状態を保ちます。日本では昭和48年、初めて

長野の農協が初めて導入したレタスの真空冷却

(減圧で水分を蒸発させることにより冷却)が、

野菜の予冷技術の中心となっています。この技術

と保冷車とを活用し、東京オリンピックのころから

急激に高まったレタスの需要に応じて、全国への

出荷が可能となりました。今では、レタスの

年間出荷量の7割ほどが予冷出荷されています。

葉を見て、よくアブラナ科とまちがえられますが、

花を見ればキク科とすぐわかります。1~2センチ

の菊に似た小さくて黄色の花です。香りもかすか

ですが、菊と似ています。ところが、花が開いて

いるのは午前中だけです。早寝早起きの習性が

あって、お昼近くにはもう閉じてしまいます。

花びらのひとつひとつに白い冠毛のついた種が

ついて、たんぽぽのように空中を飛びます。一般

に生活のレベルが上がるとキャベツの消費が

増えるそうです。さらに豊かになると、レタスの

消費量が上がって、キャベツの伸びが止まると

そうです。これはアメリカでみられた現象

ですが、そっくり同じことが昭和40年代以降の

日本でも起きました。食生活様式がアメリカに

似てきたせいだということです。

 
 
レタスの歴史

中近東、地中海沿岸が原産地といわれて

います。レタスは、もともとは丸く結球して

おらず、ロメインレタスのような「葉レタス」

でした。歴史は意外と古く、古代エジプト時代

には食用となっていたそうです。紀元前6世紀、

ペルシャ王の食卓に栽培されたレタスが供せ

られていたそうです。地中海沿岸から西アジア

にわたって分布する野生種から現在のレタス

のもとになるものが主にヨーロッパで選び出され、

東西に広がっていきました。レタスの仲間全体

を、和名では「ちしゃ」とよびます。中国から

伝わった「ちしゃ」は、わたしたちが今レタスと

呼んでいるものとは異なり、下のほうの葉から

掻きとって使う「掻きちしゃ」でした。日本では

長屋王邸跡で発掘された木簡に

「知佐五束/大根四束……

和銅五年十一月八日国足」(知佐:ちさ)という

記述が見られることから、奈良時代には中国

から伝わっていたと考えられます(和銅五年

は712年)。また造仏所作物帳(734年)には

「苣(萵苣:ちさ)」の名が記されています。

現在のような丸い結球したレタスは、江戸時代

末期に欧米からやって来たといわれています。

しかし、本格的な栽培が始まったのは

明治時代以降のことで、現在のようにサラダの

主役として定着したのは第二次世界大戦

以降ということです。

 
 
レタスの有効成分

レタスは、成分の95%が水分である淡色野菜

ですが、ビタミンやミネラルなど、体に必要な

栄養素をバランス良く含んでいます。 レタスは、

サラダや肉料理のつけ合わせに欠かせない

食材です。レタスに多く含まれる栄養成分では、

β‐カロテン、ビタミンC・E、カリウムが挙げられ

ます。またレタス特有の香り成分として、

ラクッコピコリンというものがあり、神経を鎮め、

精神を安定させる作用があります。

ラクッコピコリンは、メラトニンやセロトニン

といった睡眠にかかわるホルモンと似た働きを

するといわれているので、不眠やイライラ

といった不快症状を抑える効果があります。

ラクッコピコリンは、レタスの芯や葉の付け根

に多いそうです。

 
 
レタスの美肌効果

β‐カロテンから必要な時、必要なだけ変換

されるビタミンAや、豊富に含まれるビタミンC

とビタミンEは、抗酸化ビタミンであり、これらの

相乗効果で美肌へと導かれます。なかでも

ビタミンEは別名「若返りのビタミン」とも呼ばれ、

お肌に水分と弾力性を与えます。ビタミンCは、

コラーゲン合成を促進するため、お肌の弾力性

が増すと言われています。また、紫外線に

よって発生した活性酸素によるダメージを

最小限にしてくれます。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

レタスからレットアス(レッツ)ハネムーン。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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