美しい肌Vol.250

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2013-06-07 20:18:09

カテゴリー:女性の美容と健康

バラの花53

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美肌の野菜&果物(各論:ウコン)

 
 
 
ウコンとは、ショウガ科クルクマ属の多年草

です。原産地は東インド地方で、アジアや

アフリカ、中南米の熱帯から亜熱帯の高温

多湿な地域にかけて広く自生しており、現在

世界中に50種類ほどのウコンがあります。

日本でウコンと名称がつくものには、春ウコン、

秋ウコン、紫ウコン、黒ウコンの4種類が

あります。和名の鬱金(ウッチン)や英名の

ターメリック(turmeric)と呼ばれるものは

秋ウコンのことです。

ウコンは、ポリフェノールの一種である黄色い

色素、クルクミンを多く含むことが分かって

おり、これは古くからアジア料理の代表的な

香辛料や着色料として使われてきました。

一般的にウコンに含まれる色素クルクミンは

着色料として、ウコン粉は香辛料として利用

されています。

その他の利用方法として、伝統的な医療法

であるアーユルヴェーダ(インドで古くから語り

継がれている東洋医学)やジャムー(インド

ネシアに古来から伝わる民間医療法)、また

漢方薬としても広く使われています。

 
 
ウコンの歴史

ウコンは、原産地である東インド地方で紀元前

970年頃から栽培が始ったそうです。

日本には中国から琉球へ16世紀頃の室町

時代、現在の沖縄がまだ琉球王朝であったころ

に伝わってきたと推測されています。当時の琉球

では、王朝専売品として高貴薬や着物の染料、

食品の着色料として使用されていた貴重品で、

民間での栽培は許可されませんでした。

その後、1869年に琉球王朝が薩摩藩の支配下

に入り、染料や生薬として全国的に流通する

ようになりました。

 
 
ウコンの生産地

ウコンは中国やタイ、インドネシアでも栽培されて

いますが、最も多く栽培しているのはインドです。

年間生産量は約35万tと推計されています。

ウコンは熱帯の植物のため、インドの中でも暑い

南部で、主に栽培されています。インドでは、

一年を通じて栽培可能ですが、雨季(7月~1月)

と乾季(2月~6月)があり、雨季には畑が水浸し

の状態になるため、乾季の6月に植え付け、

2月~4月に収穫されます。

また、日本では沖縄や鹿児島などで栽培されて

おり、沖縄はその中でも日本最大のウコンの

生産地です。

 
 
ウコンの種類

数あるウコンの中でも、日本で一般的にウコンと

呼ばれているものは、春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、

黒ウコンが知られています。それぞれ特徴があり、

その特徴に合った方法で使われています。

春ウコン:春から初夏にかけて赤い花をつけます。

生薬名を姜黄(キョウオウ)といい、沖縄の

西表島に自生しています。クルクミンを少量含み、

精油成分やミネラルを多く含んでいます。豊富な

食物繊維とミネラル、精油の働きによって、腸に

適度な刺激を与えることから、おなかの調子を

整えます。

秋ウコン:初夏から秋にかけて白い花を咲かせ

ます。日本では沖縄で広く栽培されており、根茎

の断面がオレンジ色をしているのが特徴です。

沖縄では別名鬱金(ウッチン)といいます。

着物の染料やカレー粉、たくあんの色付け

としても使われるほど、色素成分であるクルクミン

が豊富に含まれています。強い抗酸化力を持ち、

肝臓の機能を強化したり、血管の健康を守る効果

があります。

紫ウコン:初夏にピンク色の花を咲かせます。日本

では屋久島や沖縄で栽培されており、生薬名を

莪朮(ガジュツ)といいます。根茎の断面が紫色を

していることから、紫ウコンと呼ばれるようになり

ました。クルクミンは含まれておらず、精油成分

やミネラル、アントシアニンを含んでいるのが特徴

です。古くから血行を良くする働きが知られて

います。

黒ウコン:日本では沖縄で栽培されており、初夏

に薄いピンク色の花を咲かせます。

ショウガ科バンウノン属の植物で、根茎の断面は

濃い紫色をしており、クルクミンを少量含みます。

ミネラルの一種であるセレンやポリフェノールの

一種のアントシアニンも含んでおり、滋養強壮に

良いとされています。

 
 
ウコンの有効成分

ウコンに含まれている成分で、最も有名なのが

クルクミンです。クルクミンはポリフェノールの

一種で、カレー粉のスパイスであるターメリック

に含まれる、黄色の色素のことをいいます。

ウコンのスパイスとしての用途は、料理の色付け

です。香味はスパイスの中では弱く、辛みも

ほとんどありませんが、少しの土臭さを感じさせる

ほろ苦い味がトレードマークです。

鮮やかな黄色を有していることから、天然の

着色料として食品に添加されるほか、着物など

の衣料の染料としても利用されています。

アルカリ性溶液やエタノールには溶け、水には

溶けにくく、油には溶けやすいという性質を

持っています。そのため、吸収率を良くする

ための工夫がされていないサプリメントを水で

飲んでもいまいち効果を実感できません。最近

高吸収性のサプリメントが売られていますので

そちらを利用された方がよろしいようです。

カレーの場合は、油を使って調理するので、

吸収率は、良いようです。古代インドの人の知恵

ですね。ウコンは通常の食事中で摂取する量

ならば何ら問題ありません。 ただし、過剰摂取

や長期間に渡る摂取の場合、稀に消化管障害

が発生することがあるそうです。また、その他の

成分として、カンファーやシネオール、リン、鉄、

カルシウム、マグネシウムなども含んでいます。

ウコンは、インドや中国、中央アジア地域では、

2000年以上前から栽培・利用されてきました。

中でもインドでは、料理にスパイスを多用します

が、ウコンは主要なスパイスとして利用されて

います。料理のほとんどが黄色い色をしている

ほどウコンは多く利用されているのです。

 
 
ウコンの美肌効果

その効能とは抗酸化作用です。肌の老化を

もたらす活性酵素ですが、この酸化作用を

いかに防ぐかがスキンケアでは重要となります。

ウコンには「クルクミン」という抗酸化作用を

持つ成分が含まれています。

さらにこのクルクミン、体内に吸収されること

でより強い抗酸化作用を持つ「テトラヒドロ

クルクミン」という成分に変化します。ウコンを

積極的に摂取することで肌の老化を防ぐこと

ができます。

さらにこのクルクミン、イースト菌や乳酸菌と

併せて摂取することでより抗酸化作用が

高まることが知られています。

またウコンにはデトックス作用があることも

知られており、胃腸機能をはじめ、肌に大きな

影響を与える体内の健康状態を改善させる

こともできます。インドではクルクミンを含むウコン

を、皮膚に塗る化粧品として利用しており、

ヒンドゥー教の儀式には欠かせないものと

なっています。今回は、ここまでとさせて

頂きます。右近さんが、ウコンを食べた。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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皮膚科にて承ります。

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