美しい肌Vol.235

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2013-05-30 21:14:36

カテゴリー:女性の美容と健康

バラの花26

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美肌の野菜&果物(各論:うなぎ)

 
 
ウナギの正体

ウナギとは、ウナギ科、ウナギ族Anguilla

に属する魚類の総称です。世界中の熱帯

から温帯にかけて分布するニホンウナギ・

オオウナギ・ヨーロッパウナギ・アメリカ

ウナギなど18種が属します。

フウセンウナギ・デンキウナギ・タウナギなど

は、外見は細長い体型をしていてウナギに

似ていますが、別の仲間に分類されます。

また、ヤツメウナギ・ヌタウナギは硬骨

魚類に属するウナギの仲間ではなく、

原始的な無顎魚類(円口類)に分類

されます。

食用にされ、日本では蒲焼や鰻丼などの

調理方法が考案されて、古くから食文化に

深い関わりを持つ魚です。漁業・養殖共に

広く行われてきましたが、近年は国外

からの輸入が増えています。

 
 
ウナギの歴史

属名 anguilla はラテン語でウナギのこと

をいいます。漢名では「鰻鱺」(まんれい、

mánlí)です。

日本では奈良時代の『万葉集』に「武奈伎

(むなぎ)」として見えるのがはじめてで、

これがウナギの古い名前です。院政期頃

になってはじめて「ウナギ」という語形が登場

し、その後定着しました。そもそものムナギ

の語源には、家屋の「棟木(むなぎ)」の

ように丸くて細長いから、胸が黄色い「胸黄

(むなぎ)」から、料理の際に胸を開く

「むなびらき」からなど、いくつかの説が

ありますが、いずれも民間語源の域を

出ません。徳川家康時代の江戸では、江戸湾

の干拓事業に伴い多くのウナギが獲れたため、

ウナギのことを「江戸前」と呼び、ウナギの

蒲焼が大いに流行しました。「江戸前大蒲焼

番付」という本が発売されるほどであった

ということです。

 
 
ウナギの養殖

2013年の現在、ウナギは非常に高くなって

います。そこで美肌になるための有望な

食材であるウナギが継続的に食べられるか

の見通しを最優先に書き進めていきたい

と思います。それには、養殖ウナギの歴史

を知ることが重要です日本のウナギ養殖

(養鰻)は、1879年(明治12年)に東京深川で

試みられましたが、太平洋戦争によって一時

衰退します。後に養鰻の中心地は浜名湖

周辺へ移りました。1891年(明治24年)に、

原田仙右エ門という人物が7ヘクタールの

池を造り、日本で初めて人工池での養鰻

を試みたのが、浜名湖の養殖ウナギの

ルーツです。温暖な気候や地下水など

ウナギの生育に適した環境に加え、

浜名湖や天竜川河口でシラスウナギが多く

獲れたことが、この地で養鰻業が盛んに

なった理由だそうです。現在、国内での

都道府県別の養殖ウナギ収穫量は

鹿児島県が最も多く、次いで愛知県、

宮崎県、静岡県、高知県の順となって

います。日本全体の活鰻は2005年度

で約2万トン養殖されています。

輸入品は台湾が20年以上の歴史を

持っていますが、現在はヨーロッパ

ウナギのシラスウナギを中国に輸入し

養殖したウナギが主流となっています。

台湾の活鰻は2005年度で約2万トン、

中国は約5万トンと推測されています。

種類は、日本と台湾ではニホンウナギ

Anguilla japonica のみで、中国では

ニホンウナギ Anguilla japonica と

ヨーロッパウナギAnguilla anguilla

が8 : 2くらいです。門司税関博多税関

支署によると土用の丑の日がある7月が、

年間を通して輸入量はピークになる

そうです。2005年は6月の輸入量に

比べて、7月は2倍近くの139トンに増加

していました。2006年は検査の強化や

中国側が輸出を控えたため、台湾産が

増えています。

ウナギの養殖はまず、天然のシラスウナギ

を捕ることから始まります。黒潮に乗って

日本沿岸にたどり着いたウナギの子供、

シラスウナギを大量に漁獲してこれを

育てるのです。養殖方法は、台湾と

中国南部の広東省では池を掘っただけ

の露地養殖、日本と中国の福建省では

ビニールハウスを利用した養殖が主流です。

ハウス養殖は、ボイラーを焚いて水温を

約30℃に保っており、成長を早めることが

できます。ただし、養殖の過程で餌を由来

としたサルモネラ菌の汚染が発生しています。

なお、ウナギの人工ふ化は1973年に

北海道大学において初めて成功し、2002年

には三重県の水産総合センター養殖研究所

(現「増養殖研究所」)が仔魚をシラスウナギ

に変態させることに世界で初めて成功しました。

しかし人工孵化と孵化直後養殖技術は

いまだ莫大な費用が掛かり、成功率も低い

ため研究中で、養殖種苗となるシラスウナギ

を海岸で捕獲し、成魚になるまで養殖する

方法しか商業的には実現していません。

自然界における個体数の減少、稚魚の減少

にも直接繋がっており、養殖産業自身も

打撃を受けつつあります。そうした中での

2010年、水産総合研究センターが人工孵化

したウナギを親ウナギに成長させ、さらに

次の世代の稚魚を誕生させるという完全養殖

に世界で初めて成功したと発表しました。

25万個余りの卵が生まれ、このうち75%が

孵化したと報じており、先に述べた稚魚の

漁獲高減少もあって、期待を集めています。

ですが、孵化直後の稚魚の餌の原料にサメ

の卵が必要で、毎日水を入れ替えなければ

ならず、人工環境ではほとんどオスしか生まれ

ないため産卵のためにホルモンによるメス化

が必要など、コスト面で課題が多く残されて

います。

また、養殖ウナギと天然ウナギの見分け方は

胴回りの太さと腹の部分の色で見分ける

方法が一般的です。一般的に天然ウナギ

の方が養殖ウナギよりも胴回りが太く、

腹の色が黄色がかっています。

 
 
ウナギの有効成分

ウナギの美肌成分は、ビタミンA、ビタミンB2、

ビタミンE、不飽和脂肪酸などですが、本当に

栄養があることが分かります。不飽和脂肪酸

の中には、オレイン酸やDHA

(ドコサヘキサエン酸)があり、オレイン酸は、

ω‐9、DHAはω‐3に分類され、どれも非常

に身体によい油となっています。これ等の

成分に加え、コラーゲンも豊富に含まれて

います。

 
 
ウナギの美肌効果

上記の有効成分が相乗的に作用し、美肌を

作ります。ウナギは、油っぽいから嫌い

という方は、その油こそ抗酸化ビタミンの

AとE(親油性)をたっぷり含み、なおかつ

健康に良い不飽和脂肪酸であるということ

を認識して頂きたいと思います。今回は、

日本人が継続的に美肌に良いウナギを

たべられるか否かにフォーカスしましたので、

養殖の話題が中心となってしまいました。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

うっ凪がきて、うなぎを食べた。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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