美しい肌Vol.230

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2013-05-28 12:39:25

カテゴリー:女性の美容と健康

チューリップ8

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美肌の野菜&果物(各論:落花生)

 
 
落花生の正体

ピーナッツは落花生、別名南京豆で、

収穫時期は秋です。インド、中国、アメリカ、

ナイジェリアなどで生産されており、

3016万9000t(1997年)が収穫されて

います。また日本では2万6700t(2000年)

の生産があり、中でも千葉県での生産が

約76%を占めています。千葉県は、九十九里浜

など砂地の部分が多く、落花生は砂地でよく

育つので千葉県の生産量が多いと考えられます。

原産地は南アメリカで、栽培が盛んになった

のは19世紀以降です。日本に導入された

のは、江戸時代といわれていますが、栽培

が始まったのは明治時代以降で、その歴史

は比較的浅いといえましょう。

ピーナッツは、花が咲いた後、子房柄が伸びて

地中に入り、その先端(子房)が肥大してさや

となり実をつけます。通常は一つのさやに

2粒の実をつけますが、1~5粒の実をつける

こともあります。さやの中にある実を取り出して

ピーナッツとして食べます。

 
 
落花生の種類

ピーナッツには、多くの品種がありますが、

粒の大きさから大粒種と小粒種に分けることが

できます。一般に大粒種は風味がよいので

食用に、小粒種は油分が多いため搾油用に

使われています。ピーナッツに含まれる

脂肪酸は、オレイン酸が多く、リノール酸が

少ないです。国内で栽培されている主な

品種は、関東地方で栽培される千葉半立

(ちばはんだち)、関東・東海・九州地方で

栽培されるナカテユタカ、九州地方で栽培

されるタチマサリなどがあります。

 
 
落花生の加工品

日本で生産される大粒種のものは主に

煎莢(いりさや)、煎豆、ピーナッツバター

などに、またやや未熟な莢を塩ゆでして

使われます。輸入される小粒種は

脂肪分が多いため、外国では主に搾油用

にされますが、日本ではピーナッツバターの

製造や各種製菓材料などに利用されます。

 
 
落花生の食べ方

莢のまま煎ったものを煎莢といい、豆の場合

はそのまま煎る「素煎り」と、塩水に漬けて

から煎る「味付け」があります。ピーナッツ

には大豆の2倍以上の脂質が含まれており、

煎りあがると香ばしく濃厚な風味を

醸し出します。酒のつまみや間食などで

食べられています。アメリカのピーナッツ

生産量の約40%がピーナッツバターとして

利用されています。これは煎った豆の渋皮

を除去した後、砕き、ペースト状にしたもの

に砂糖などを加えたものです。日本でも

パンの普及とともに消費が増えてきています。

むいた実のうち、割れたり傷ついたりした

もの、小粒のものなどは刻んだり、粉末に

したりして、菓子の原材料として使われて

います。

 
 
落花生の食べ合わせ

ピーナッツに含まれるビタミンEの抗酸化力

は、β-カロテンやビタミンCの働きが組み

合わさるとその作用が高まります。このため、

それら2つの栄養素が豊富な「あしたば」

「こまつな」「なばな(菜の花)」などの青菜類

との組み合わせは、脳の老化予防や美肌効果、

生活習慣病の予防効果を高めることにつながり

ます。砕いて細かくすれば、サラダや

あえ衣として気軽に使えます。調理せずに、

そのままお酒のおつまみとして食べれば、

アルコール代謝にも有利に作用します。

ピーナッツは肝臓の働きを助ける

メチオニン、二日酔いを

防ぐナイアシンを含むので、酒のつまみに

最適といえます。しかしピーナッツは高カロリー

なので食べすぎには注意が必要です。また

ピーナツアレルギーの人もいます。ピーナツ

アレルギーは、そばのアレルギーとともに症状

が激烈にでます。ピーナツアレルギーでも、

治療としては、減感作療法をするしかありません

が、治療にリスクをともなうので、病院でしっかり

やってもらいたいと考える次第です。

 
 
落花生の有効成分

良質のたんぱく質と脂質を多く含み、カリウム

やカルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富

で、さまざまな大切な栄養素をバランスよく

含んでいます。ビタミンではB1・B6、葉酸、

ナイアシン、パントテン酸などのB群や

ビタミンEの含量が多く、特にビタミンEは

100 g中に10.9 mgも含まれています。

アーモンドの100g中30㎎には、かないませんが

これでも種実類としては、トップクラスの

ビタミンEの含有量を誇ります。

ピーナッツは実ばかりではなく、殻について

いる薄皮にも優れた効能があります。この

薄皮には、ポリフェノールの一種

レスベラトロールが含まれており、

生活習慣病の予防や美容効果など

様々な効果を発揮します。薄皮を実と

一緒に食べる沖縄では、長寿が達成されて

おり、その疫学的調査の結果、サーチュイン

遺伝子を活性化させるレスベラトロールが

含まれていることが分かったそうです。

 
 
落花生の美容効果

ピーナッツに含まれる、ビタミンEは高い

抗酸化作用をもちます。脂質が酸化

されてできる過酸化脂質は、老化を

引き起こす原因となっています。

ビタミンEはその生成を防止するため

老化を防ぐ効果があります。さらに血管

を丈夫にして血行をよくするのとともに、

ホルモンのバランスを整えるので、

冷え症や肌のシミを防ぐなどの美容効果

も期待できます。そのためピーナッツは、

美肌づくりにも役立ちます。

今回はここまでとさせて頂きます。

落花生は、落下せいでは、ありません。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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皮膚科にて承ります。

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