美しい肌Vol.42

2013-03-25 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



グレープフルーツの成分(その7:ビタミンB1,B2)



ビタミンBは、昔は1つのビタミンだと考えられて



いました。もっと具体的に言うと、発見当初はラット



の発育に必須の単一の水溶性因子と考えられて



いました。現在では8種類のビタミンに分類され、



ビタミンB 群と呼ばれています。ビタミンB群には



平たく言えば水に溶けること(水溶性)と、



炭水化物をエネルギーに変える手助けをする



という2つの共通した働きがあります。B群の中でも



ビタミンB1とB2は、体の健康に欠かせません。



ビタミンB1は、糖質の分解を促す作用があります。



アルカリ条件下においてB1の分解が進むので、調理の



際に重曹を利用するときはその点を考慮する必要が



あります。また吸収がそれ程よいとは、言えない



ため、高吸収率のビタミンB1誘導体を摂取する



必要があります。この誘導体には、有名なアリナミン



(フルスルチアミン)があります。



ビタミンB2は、生体内においては脂肪、炭水化物



および蛋白質の代謝や呼吸、赤血球の形成、



抗体の生産、正常な発育に必要とされています。



甲状腺の正常な活性の維持や、皮膚、爪あるいは



頭髪をはじめ体全体の正常な健康状態の維持に



不可欠です。不足すると口内炎や舌炎、皮膚炎、



てんかん発作などの症状が出現します。摂取量が



足りていれば、ビタミンB2欠乏せ皮膚炎を起こす



ことは、ありません。



そこで美肌となるビタミンという人もいます。



実際ビタミンB2は、B6とともに皮膚科では、頻繁に



処方します。今回はここまでとさせて頂きます。



舌炎とは、絶縁したいものです。笑



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美しい肌Vol.36

2013-03-24 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



グレープフルーツの美肌に影響する成分



グレープフルーツの美肌に影響する成分について、もっと



詳しく知りたいという声がありましたので、再び書いて



みたいと思います。クエン酸とナリンギンについては詳しく



述べましたので、今回は割愛させて頂きます。ではまず



イノシトールについて話させて頂きます。



イノシトールとは、グレープフルーツなどの柑橘類に



含まれるビタミンB群の1種です。イノシトールは、体内の



脂肪をコントロールする効果やコレステロール値を下げる



などの働きがあります。その他に、神経の働きを正常に



保持する効果や鎮静作用も認められています。



イノシトールは、肝臓に体内脂肪が蓄積しないようにする



働きもあります。日頃から油っこい食事を好む人や炭水化物



をたくさん食べる人は、肝臓に脂肪が貯まる脂肪肝に



なりやすく、肝臓の病気にかかりやすい傾向があります。



脂肪肝は、肝炎や肝硬変へと発展する恐れがあるので、



日頃からイノシトールを含んだ食物を含んで肝臓を



いたわってあげましょう。非アルコール性脂肪肝は、



nonalcoholic fatty liver disease(NAFLD)という状態から、


non-alcoholic steatohepatitis(以下NASHと略す)という


状態へと進み、さらに肝硬変になると考えられています。



アルコールも飲まなければ、肝炎ウイルスに罹っている



わけでもないのに肝硬変になってしまう恐ろしい病気です。



肝臓は、「沈黙の臓器」と言われ、肝硬変になるまで症状を



表しません。症状が現れた時には、腹水が貯まったり、



食道静脈瘤が破裂したりして大変な病態になっています。



イノシトールは、抗脂肪肝ビタミンと呼ばれるほど、



肝臓を守ってくれる大事なビタミンです。血圧や眠剤などの



影響を受けやすい薬を内服していない方は、ぜひ



グレープフルーツを食べて肝臓をいたわってあげて下さい。



肝臓は、解毒作用を一手に引き受ける人体の工場です。



肝臓が悪いと美肌には、なれません。美肌になる基礎的



行程と考えていただいてもよろしいかと存じます。



今回はこのへんで失礼いたします。



肝臓の脂肪は、死亡につながる可能性大。笑



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美しい肌Vol.37

2013-03-24 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



グレープフルーツの成分(その2:アスパラギン酸)



アスパラギン酸は、約20種類あるアミノ酸の1種です。



必須アミノ酸ではありません。(身体のなかで合成可)



アスパラギン酸には、疲労回復効果があります。



アミノ酸は、タンパク質の合成に使われる他、



エネルギー代謝に関与するなど、体の健康を守る上で



不可欠の栄養素です。



アスパラギン酸が不足すると疲れやすく、体の抵抗力



(免疫)が弱まります。アスパラギン酸には、尿の



合成を促進する作用もあります。体内に留まると毒性



を現わすアンモニアの排出を促すので老廃物が体に



貯まりにくくなります。



このように、疲れを取って体にスタミナを与える働きが



あることから、体を激しく動かすスポーツ選手は



積極的にアスパラギン酸を摂取します。



アスパラギン酸は、スポーツだけでなく、ストレス



で疲れがなかなか抜けない人にも取ることを勧めたい



栄養素です。アスパラギン酸は、豆類、サトウキビ、



アスパラガスなどの食材に含まれていますが、



熱に弱い為、加熱しすぎないようにしましょう。また、



もやしにもアスパラギン酸は多く含まれています。



今回は、ここまでとさせて頂きます。



食材で贖罪する。笑



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美しい肌Vol.38

2013-03-24 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



グレープフルーツの成分(その3:リモノイド)



リモノイドとは、グレープフルーツなど柑橘類に



含まれる苦み成分のことで、解毒作用があること



が分かっています。自然のままの植物に含まれて



いる健康に良い成分のことをファイトケミカル



(植物栄養素)と言います。リモノイドは、



そのファイトケミカルの中でも特に体内に侵入



してきた病原性のある細菌やウィルスを攻撃する



力が強いといわれています。さらに抗ガン作用も



兼ね備えており、ガン細胞の増殖を抑制し



アポトーシスという細胞死を誘導することが



分かっています。動物実験では、ラットの乳腺、



皮膚、肝臓、肺、胃など多くの臓器における



発ガン実験で予防効果が報告されており、ラット



の乳ガンや膵臓ガンなどでガンを小さくする



抗腫瘍効果も報告されています。自然に



備わった治癒能力は、ファイトケミカルに巧みに



隠されていました。



リモノイドでデトックスするには、



グレープフルーツの100%果汁ジュースが



効果的です。アメリカ合衆国では、抗ガン作用



と二分脊椎予防効果などで、グレープフルーツ



ジュースの需要が急激に増えているということ



です。本日はここまでとさせて頂きます。



予防効果を呼ぼう!笑



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美しい肌Vol.39

2013-03-24 00:00:00

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町医者のブログ



グレープフルーツの成分(その4:カリウム)



カリウムは、細胞の浸透圧を維持して体液を



コントロールすることで体の細胞を守るために



不可欠な電解質です。カリウムは、細胞内外の



不要な塩分(ナトリウム)とともに尿中に排泄



されます。いったんカリウムが不足すると、



ナトリウムの排泄が遅れ、血圧が上昇します。



カリウムを経口で取ることは、腎臓の働きを



正常に保つ上で重要です。しかし腎臓が悪く



なるとカリウム値が高くなることがあります。



そうすると心臓の働きに影響を及ぼすので



血中カリウムの値は、高すぎても低すぎても



いけないということになります。



急激なカリウム不足は、筋肉の動きを悪く



して手足が周期的にだるくなったり筋肉の



けいれんが起きたりします。こういった



不足が起きた時も上記のように心臓に影響



を与えないようにするため、注射ではなく



経口でカリウムを摂取することが重要になり



ます。今回は、ここまでとさせて頂きます。



注射が怖いので駐車していた。笑



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美しい肌Vol.33

2013-03-23 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



そもそも疲労とは、どんな状態のことを言うのでしょうか?



作業効率が悪くなった状態ということですが、脳や身体で



エネルギーを生み出す過程で、活性酸素というものが作られ



ます。この活性酸素の酸化作用により、細胞が傷つき、作業



効率が落ちてくると考えられています。しかし、この活性酸素



を退治してくれる抗酸化物質があれば、細胞は傷つくことなく



長時間の作業効率が急激に落ちることを避けることができます。



抗酸化物質は、6種類見つかっているそうですが、この6種類の



内もっとも抗酸化の力が強いものがイミダゾールジペプチド



です。では鶏の胸肉以外にイミダゾールジペプチドが豊富な



食材は、何でしょうか?カツオやマグロなどの高速回遊魚に



多く含まれます。高速回遊魚の中でも尻尾の部分が非常に酷使



されるので、沢山のイミダゾールジペプチドが存在することが



分かっています。鶏胸肉のおよそ約100gに、200mg分の「イミダ



ゾールジペプチド』が含まれているそうですので、鶏胸肉を



毎日100gずつ摂取すれば、抗疲労の効果が出てくると言われて



います。抗疲労の効果が出てくるのは、数日後から始まり、



2週間摂取しつづけるとかなりの効果が出てくるという結果が



報告されています。イミダゾールジペプチドは、胸肉のスープに



たくさん出現するということが分かっています。インフルエンザ



にかかった時は、煎じた鶏のスープを継続して飲むと良いという



祖母の教えは、今さらながら正しかったことが証明されました。



今回は、ここまでとさせて頂きます。



鶏のスープで、抗疲労のトリを取る。笑



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美しい肌Vol.34

2013-03-23 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



動物の種類によって違うペプチドの種類:イミダゾール・ジペプチド



は一般的に「アンセリン-カルノシン」と呼ばれてきましたが、



人間などのほ乳類の筋肉組織ではカルノシンが、魚類ではアンセリン



がイミダゾール・ジペプチドの主成分です。そして渡り鳥などでは



アンセリンとカルノシンが3:1の割合で存在しています。



ヒト、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ネコ、ウサギ、マウスの順で



寿命が短くなっていることから、カルノシンの筋肉中の濃度に



相関して、寿命が決まることが分かりました。もっと具体的には



筋肉組織中のカルノシン濃度が最も高い人間が最も長命の80年以上



であり、濃度が最も低いマウスは僅か2年の寿命しかないことが



分かります。なお、哺乳動物に対して、カツオやマグロ、そして



渡り鳥の系統であるキジ科のニワトリの胸肉中には人間と同等以上



のイミダゾール・ジペプチドが含まれています。よく使う部分



あるいは、酷使する部分にイミダゾールジペプチドがより多く



存在し、寿命を左右するほどの活性酸素の害を最小限に食い止め



ていると推測されています。今日はここまでとさせて頂きます。



国師を酷使する。笑



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最新号より100号前のメルマガ

2013-03-22 00:00:00

カテゴリー:ブログ

町医者のブログ



診療マル秘裏話 Vol.385 平成23年4月21日作成


作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨





★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

目次



  

1) ガンの増殖や転移を抑える働きがある「マイクロRNA」

2) 肝臓ガン細胞の全遺伝情報の解読



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



  

 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは

1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を

増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の

なさから1週間に1回が限度となっています。これからも

当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識

を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って

おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので

どうかお許し下さい。



 。

 

1】ガンの増殖や転移を抑える働きがある「マイクロRNA」



 細胞や血液などに含まれる「マイクロRNA」と呼ばれる物質

の一種に、乳ガンと子宮頸(けい)ガン細胞を「老化」させ、

ガンの増殖や転移を抑える働きがあることを広島大の田原栄俊

(たはら・ひでとし)教授(細胞分子生物学)らのチームが

突き止め、4月18日付の米科学誌に発表しました。



 田原教授は「マイクロRNAは生体内でつくられる物質で、

既存の抗ガン剤に比べ副作用のリスクが低い。次世代の抗ガン剤

としての活用が期待できる」と話しています。



 マイクロRNAは、細胞の増殖や分化などさまざまな生物現象

の調節に関係していると考えられています。田原教授は、通常の

細胞が分裂しなくなり老化するにつれて、いくつかのマイクロ

RNAが増加することを発見しました。このうち老化せずにガン化

した細胞で減少していた「miR22」に着目しました。



 培養された乳ガンと子宮頸(けい)ガンのガン細胞にmiR22

を加えると、老化が進み、増殖が抑えられることを確認しました。

マウスを使った実験でも乳ガンの転移を抑制することが分かりました。



 細胞の老化は、ガン化を防ぐための生体の防御機構とみられて

います。田原教授は「何らかの要因で、細胞内のマイクロRNAが

減少して老化が妨げられ、ガン化を促すと推定される。

miR22を投与することで老化のプログラムが再開され、ガン細胞

の増殖が抑えられた」と分析しています。



 廊下を走っていた子供が老化する。笑



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



2】肝臓ガン細胞の全遺伝情報の解読



 肝臓ガン細胞の全遺伝情報(ゲノム)を世界で初めて解読し、

ガンを抑える遺伝子の機能喪失や働きの低下につながる変異を

多数発見したと、国立ガン研究センター研究所や東京大などの

研究チームが4月19日発表しました。新たな診断・治療法を

開発する手掛かりになると期待されています。

 解読対象は、日本人の肝臓ガン患者の8割を占めるC型肝炎

ウイルス(HCV)感染による肝臓ガンです。詳細に解析できた

のは70代の男性患者さん1人ですが、さらに多くの患者さん

について解析中とのことです。同研究所の中釜斉所長は

「肝臓ガンは複雑で、いろんなタイプが混在しているらしい

ことが分かった。研究が進めば、患者ごとに効果が高い

治療戦略を立てられるようになる」と話しています。

 この研究は主要国の研究機関が各種のガンを分担する

「国際ガンゲノムコンソーシアム」の活動の一環で、

成果報告は英国の乳ガンに続き2番目です。論文は米科学誌

ネイチャー・ジェネティクス電子版に掲載されました。



 文旦を分担する。笑 



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



編集後記



 マイクロRNAについて、他のガンでも同様の働きの

ものが発見されれば、本当に画期的な発見といえ

ましょう。早く解析を進めてほしいものです。ガン

細胞も老化させることができるなんて以外です。

 C型肝炎由来の肝臓ガンの治療は、現状では、塞栓療法

やラジオ波による焼灼などが主流となっているようですが

いろんなタイプのそれぞれをきちんと把握できるように

なれば新しい治療法、特に遺伝子治療が有望になるのでは

ないでしょうか。



 会席から人物像を解析する。笑



************************



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発行しています。

  解除の手続きは下記ページよりお願い致します。

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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長 

藤田 亨

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美しい肌Vol.30

2013-03-22 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



本日は、アピイン等のフラボン類についてお話したいと思います。



フラボノイドでフラボン類に分類されるものには、アピイン、



アピゲニン、ルテオリンなどがあります。



アピインは、パセリ、セロリに含まれる香りの成分です。



神経系統に作用して、イライラや頭痛などの症状を改善する働き



があります。



アピゲニンは、カモミールなどの白や黄色の花の花弁に含まれて



いる成分で、アピインと同様に鎮静効果があります。



ルテオリンは、カモミールやセロリ、ピーマン、しそなどに



含まれている成分です。免疫力を強化する働きがあり、



アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を改善する働き



もあると言われています。赤紫蘇のエキスで花粉症が改善した患者



さんもいらっしゃいました。人によって効果には個人差があるよう



ですが、その患者さんにとっては、著効したと言えるでしょう。



今回はここまでとさせて頂きます。



始祖が紫蘇を食べた。笑



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美しい肌Vol.31

2013-03-22 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ





読者の皆さんは、AKB48やももいろクローバーZ



などの女性アイドルグループがなぜもてはやされる



のか、考えたことは、ありますか?「そんなの、



若くてハツラツとしているからですよ」という声が



聞こえてきそうですが、「ピンポーン」ご名答です。



年齢が若いところは、致し方ないとして、



ハツラツとしているためには、何が必要でしょうか?



それは、元気で疲れていないことです。つまり、



いくら若くても疲れている人は、アイドルグループ



のようにハツラツとした活動は、できない訳です。



ですから、美しくハツラツとしているためには、



疲労の研究が最も重要になります。人間は疲労しない



ようには、できませんが、疲労しにくくすることと



疲労の程度を軽くすることは、可能です。以前の回で



クエン酸のところで述べたように、グリコーゲンの



ようないつでも使えるエネルギー源を保持していると



いうことが疲れにくいということにつながります。



疲労の科学は、つねに進歩しており、いままで正しい



と考えられていたことが、数時間後には、間違って



いたことだってありうることです。たとえば、未だに



乳酸が疲労物質だと考えている人が多いですね。私も



医学生の頃、そのように習ったと記憶しています。



しかしながら、現在、乳酸は疲労物質ではないこと



が明らかになっています。疲労物質と対極にある、



疲労回復物質も存在することが分かってきています。



そこで、次号以降で最近、次第に明らかになってきた



疲労回復物質について、詳細に書かせて頂きたいと



考えています。その疲労回復物質は、イミダゾール



ジペプチドと言います。これを含む食材について



徹底解説させて頂きます。今日はこの辺でお開きと



させて頂きます。最後までお読み頂き、誠に有難う



ございました。蟻が十匹ありがとう。笑



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