美しい肌Vol.166

2013-05-06 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:さつまいも)



さつまいもは食物繊維が豊富な紫色の野菜です。



別名、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも、



とういも)、琉球薯(りゅうきゅういも)などと



呼ばれることがあります。



根菜の中でも育てやすい、さつまいもは親株



から採取した切り苗を植えて育てていきます。



さつまいもに含まれるデンプンがビタミンCを守り、



加熱して焼き芋にしても、もとのビタミンCの8割



が残ります。



寒さに弱く生育適温は20~30℃と高温が適し、



9月~11月が出荷のピークです。旬は10月~11月です。



土壌を選ばずやせた土地でも育つため、飢饉のとき



には多くの人を救いました。これはそばも同じでした。



そばの場合、タンパク質が多いのですが、さつまいも



には、そばのようなタンパク質がなく、炭水化物が



ほとんどです。そのため、さつまいもだけを食べている



と栄養失調になるそうです。



栽培がしやすく昔から身近で手軽な食べ物として



知られています。



熱帯アメリカ原産で日本には江戸時代に南九州に



伝わり、鹿児島で栽培が始まったことから「薩摩いも」



と呼ばれるようになりました。熱帯では周年、主産地



の温帯では秋季に収穫する一年生の稙物です。



日当たりの良い場所を選び、畑に親株から採取した



切り苗を植えて育てます。葉を地上に出して茎を浅く



地中に埋めるのが肝要です。寝かせるように植え、



茎の節を多く埋め込むとたくさんのさつまいもができ、



逆に苗を立てて植えつけ、節を少なく埋めると、数は



少なくなりますが大きなさつまいもがとれます。苗を



植えつけてから1週間後には根づいて立ち上がり生長



を始め、気温が上がるとぐんぐん成長します。つるの



途中から根がでてきますが、そのままにすると養分が



分散されておいしいさつまいもができ上がらないため、



8月につるを持ち上げて途中から出ている根を引き



ちぎる「つる返し」を行うことが重要です。収穫時期



になると株元からたぐって試し掘りをし、さつまいも



の大きさや太さを確認してからスコップで丁寧に掘り



とります。その後、出荷されます。



鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県が



さつまいも生産のトップ5県です。栽培地を選ばない



さつまいもですが、とりわけ水はけの良い火山灰を



含んだ土地がさつまいも作りに最適です。芋類を食べると



決まってガスがでるため、美容によくても食べるのは嫌だ



とおっしゃる方がまれにいらっしゃいます。サツマイモの皮



に含まれるミネラルに、糖質の異常発酵を抑える効果



があるとされ、バターなどの脂肪分および皮を一緒にとる



ことで、ガスの発生が軽減されるといわれています。



抗酸化力のあるビタミンCとビタミンE,βカロテンを



豊富に含み、これらの抗酸化物質は美肌づくりに



役立ちます。その中でもりんごの約5倍以上も含まれる



ビタミンCは、豊富に含まれたでんぷん質によって



熱から守られ加熱後も摂ることができます。



ビタミンCの働きにより体内のコラーゲン生成が



スムーズになり、丈夫な骨の生成やしわやたるみ



のない肌をつくることが期待されます。ビタミンB群、



ビタミンC、ビタミンE、βカロテンが肌トラブルの



改善に役立ち、美肌効果が期待されます。今回はここ



までとさせて頂きます。さつまいーもん持ってる。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.167

2013-05-06 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:ラベンダー)



ラベンダーは、地中海西部の森林の豊かな地域が



原産のシソ科の多年草で、数千年に渡り最も



愛されてきた芳香性ハーブです。すがすがしい



香りと可憐な花で別名「ハーブの女王」と呼ばれ、



栽培品種は100種類を超えるということです。



ラベンダーはヨーロッパやアフリカ、アメリカ



に広く分布し、花色は白、淡紫から濃紫までと



幅広く、草姿は形や高さも色々です。主に栽培



されている品種に、イングリッシュラベンダー



(コモンラベンダー)、フレンチラベンダー



(ストエカス)などがあります。



ラベンダーは観賞用として花を楽しむほか、花や



茎葉など全草に香原料として芳香成分を含有して



いるため、ハーブティーや精油(エッセンシャル



オイル)、入浴剤、ドライフラワー、ポプリなど



の作成に原料として利用されています。



蒸留して得られた精油は香料や香水の材料になり



ますが、ラベンダーの精油は、アロマテラピーに



おいて頻繁に使われています。精油の主成分は酢酸



リナリルを中心とするエステルやリナロールなど



のモノテルペンアルコールで、緊張やストレス、



不安感をやわらげる鎮静・鎮痙作用と、抗菌・



抗真菌作用を発揮します。このメカニズムは、



自律神経系への芳香効果と、平滑筋に対する直接的



な効果の複合作用と考えられています。そのため、



精油はリラックスを目的としたオイルマッサージ



にしばしば使われています。まさにエステですね。



現在でも、ドイツでは不安や不眠対策に茶剤として



利用したり、神経痛には外用アルコール製剤を塗布



するなどして使われています。この他にも、神経性



による胃炎や胃腸の不快感、ロエムヘルド症候群など



の機能的な腹部の異常に対して、ドイツの



コミッションEがラベンダーの使用を承認しています。



以前、がん末期の在宅医療を専門にしている先生から



聞いた話です。その当時、先生は、がんの痛みと



苦しみのため睡眠薬をたくさん処方されていた患者



さんを担当していました。



しかしどんな睡眠薬を使っても患者さんは一睡もでき



ない極限状態が続いていました。ところがラベンダーの



香油を一滴から二滴枕に垂らしただけで、すっと眠り



に入り、眠りからさめた時、「十分睡眠はとれた。」



と言ったそうです。その出来事を境に今までアロマテラピー



なんて一切効かないと切り捨てていた先生が一転して、



アロマテラピーの信奉者になったそうです。



ラベンダーの語源は、ラテン語で「洗う」という意味



の「ラワーレ」に由来しています。古代ギリシャの



時代には心身の浄化に用いられ、古代ローマ時代には



傷口の洗浄や入浴時の芳香剤、美容のための香料



として使用されていました。



その後、中世においては、ドイツの博物・植物学の祖



といわれる修道女ヒルデガルドによってヨーロッパ全土



に広まりました。



スペインやポルトガルでは、祝福のためにラベンダー



が家や教会の床にまかれました。ラベンダーは香りだけ



でなく、気分を高め、肺炎をはじめとするウイルスの増殖



を抑え、ハエや蚊を寄せ付けない効果もあります。また



イギリスでは、ウイルスや菌、伝染病を追い払うための



かがり火にラベンダーが使われていました。



中世におけるペスト流行時には、ラベンダー畑で



働いていた農夫だけが感染を免れたといわれ、その強い



殺菌性や抗菌性を利用して、小枝をローズマリーや



アンジェリカと共にペスト患者の家で薫蒸したとされて



います。そしてフランスでは、伝染病であるコレラ対策



にも用いられていました。第一次世界大戦時にはその



高い殺菌性により、病院の床や壁の消毒に使われていました。



ラベンダーは、外用殺菌消毒薬として切り傷ややけど、



ただれやにきびなどの改善効果があります。やけどの場合、



患部にラベンダーの精油の原液を塗布すると組織の回復



を促すため治りが早く、傷跡も残りにくいそうです。



ラベンダー精油には、皮脂の分泌バランスを整える働き



があります。殺菌効果に加えて、皮膚細胞を活性化させる



作用もあるので、湿疹や日焼け、シミの改善にも効果を



発揮し、肌トラブルを改善してくれます。当然、この作用は



美肌にも効果を発揮します。これらのコレラ。笑



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美しい肌Vol.162

2013-05-05 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:菊花)



菊花とは、古くから漢方の生薬の一種として利用されて



きました。漢方の生薬というのは、食用菊の花を



乾燥させたもののことをさしています。



中国では2000年以上前から利用されている代表的



な生薬です。



日本では実際に食べることが主になっていますが、



中国では多くは菊花茶として飲まれています。



菊花茶とはその名の通り、食用菊の花を乾燥させて



お茶にしたもので、健康維持に効果があり、中国



では延命長寿のお茶といわれています。とても種類



の多い菊花茶ですが、健康茶として使用されるのは、



黄色のカンギクとよばれる種類の花びらが利用されます。



菊花は古来より漢方として使われていて、眼精疲労



(疲れ目)によいといわれています。



また、菊花茶独特の、美しい見た目と、香りによって



リラックス効果が発揮されます。



カフェインを含まないので子どもや妊婦の方でも安心



して飲めるところも優れています。



一般的に栽培の菊は、中国北部原産のチョウセンノギク



と中国中部原産のシマカンギクの交配種を改良したもの



です。



日本には奈良時代末期に中国大陸から伝来したと伝えられて



おり、平安時代から天皇や貴族などの宮廷を中心に薬用



として使われるようになりました。平安時代後期からは宮廷



以外の一般の庶民に観賞用として広く栽培されるように



なりました。



菊は日本人の生活とてもなじみが深い花のひとつです。



天皇家の家紋として菊花紋が利用され、日本のパスポートの



表紙にも菊花紋が使われています。



50円玉や勲章に菊の花が描かれてたり、このように日本人



は、古くから菊と縁が深く観賞用として非常に多くの



種類の菊が育てられています。



日本では菊花はあまりお茶として飲用されることはなく



主に食べられています。刺身のつまなど料理に彩を



添える目的として使用されることもあります。



また、古くから頭痛を抑えるために、枕の中に菊花を



つめる風習もあります。日本では野菊花が菊花と



よばれています。野菊花とは、シマカンギクの花の



ことです。生産地としては愛知県豊橋市が有名です。



栄養面では、ビタミンやミネラルが比較的に多く、



特にβ-カロテンやビタミンC、葉酸をはじめとした



ビタミンB群などの抗酸化力をもつ栄養素を豊富に



含んでいます。



また、フラボノイド類やポリフェノールも様々な



種類を含んでいるので、健康をサポートする力が



強いそうです。



菊花は世界でもっとも古い薬学書である「神農本草経」



に「長く飲み続ければ、老化を遅らせる」と書かれて



います。また、菊花には目のアンチエイジング効果が



証明されています。



目の老化が進行する原因のひとつに、眼球でレンズの



役割を果たしているたんぱく質が年齢とともに糖化が



進んでしまうということがあります。



糖化とは、老化促進物質であるAGEsが大量に発生し、



たんぱく質が変性・劣化してしまうことです。この



たんぱく質と糖との化合物がAGEsであり、その反応の



ことをメイラード反応と呼びます。AGEsは、色は褐色で



通常の食品中にも含まれ、揚げる、炒める、などの



高温調理によってメイラード反応が進行すると



考えられています。そこでメイラード反応がでにくい



料理法は、低温調理の蒸す、煮る、生でたべるといった



ものになります。



AGEsは一度できると分解されにくい物質のため、血液中



の糖の濃度が高ければ高いほど体内のタンパク質の糖化



が促進されます。



菊花には、2種類のAGEsの生成を阻害する作用があること



が実験で証明されています。これは、菊花に含まれる



フラボノイド類の働きによるものであると考えられて



います。AGEsは、糖尿病の原因物質であると言っている人



もいるぐらいですので、この菊花の作用は驚天動地の内容



です。



さらに、グルタチオンは体内に発生した活性酸素を除去



する働きがあります。菊花は、このグルタチオンの体内



での産生量を増大させる作用があることが分かっています。



これらの働きにより、菊花を摂取することによって



アンチエイジング効果を期待することができます。皮膚の



アンチエイジング効果により、若々しい美肌を保つこと



ができることでしょう。さらに



菊花には、ビタミンB1、ビタミンE、アミノ酸などの肌の



健康を保つ栄養素を豊富に含んでいるため、肌を美しく



する効果があります。



また、菊花茶は吹き出物の改善効果もあります。菊花の



持つ解毒効果が、熱を取り、皮膚の炎症を和らげてくれ



ます。今回は、ここまでとさせて頂きます。



灯火を投下し、十日で糖化が進む。笑



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美しい肌Vol.163

2013-05-05 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:マヌカハニー)



マヌカハニーはフトモモ科の低木でニュージーランド



に自生している植物の花からとれるはちみつです。



木は5~8mの高さになり、春から夏にかけて白やピンク



の花を咲かせます。元々、マヌカハニーがとれるマヌカ



は古くから薬木として外傷や病気の治療に利用され、



マヌカハニーも医薬品として認知されています。



マヌカハニーには、ビタミン類、ミネラル類、酵素



などの天然成分が含まれており、栄養豊富な食材



としてニュージーランドの先住民族のマオリ族が



好んで食べていました。はちみつの中でも、色々な



働きがあるそうです。



はちみつが人々に食材として食されるようになった



のは、近代的な養蜂が一般的になってからです。



ニュージーランドだけで栽培されるマヌカは、独自



の生態系が長く保たれていました。ニュージーランド



の豊かな自然の恵みで育ったマヌカからとれる



はちみつは、ニュージーランド政府に厳格に検査



されています。現在では、ニュージーランド全域に



自生している野生植物ですが、ニュージーランドの



先住民のマオリ族が存在していた頃から葉から抽出



した抗菌作用のあるオイルやお茶などで使われて



きました。ニュージーランドが生産地ということも



あり、マヌカハニーの消費量は一人当たりで見ると



世界一になっています。



マヌカハニーは日本で一般的に食されているはちみつ



と一線を画します。その理由としては、マヌカハニー



の商品名はニュージーランド政府の監査を通ったもの



だけしか付けることができない貴重なはちみつだから



です。また、マヌカハニーがとれるマヌカの木は抗菌



作用がありますが、はちみつになってもその作用が



消えることはありません。マヌカハニーは抗菌作用以外



にも、UMFと呼ばれる成分も含んでいます。はちみつ



は抗菌作用があり、一般的に日本でも、口内炎など



の喉の調子が腫れや痛みを感じる時、やけど、擦り傷



にも民間療法として利用されてきました。マヌカハニー



は一般的なはちみつよりも抗菌作用が強く、



ニュージーランドでは医療用として医療現場で使用され



ています。



UMF(Unique Manuka Factor)とは、マヌカハニー独自の



成分です。ニュージーランドでは、ミツバチが花蜜を



酵素で分解して果糖・ブドウ糖に変化させることに



よってはちみつがつくられます。その際、酵素が殺菌



作用や抗菌作用を促します。そのはちみつの中でも



優れた抗菌性を持つマヌカハニーをニュージーランド



の国立ワイカト大学のピーター・モラン博士が発見し、



UMFとマヌカハニーの商品には名付けて他の蜂蜜と



区別しました。UMFの数値としては、10+、15+、20+、



25+という特別な成分の値として4種類になっています。



数値の計算としては、マヌカハニーの抗菌成分を



フェノール溶液の濃度と同じ効果の濃度を数値として



表します。UMFのマヌカハニーとして認められたものは、



すべてUMF含有分析書という品質保証の試験報告書と



アクティブ・マヌカ・ハニー協会(Active Manuka Honey



Association)の略である『amha』という商標登録が



付いており、模倣品や不正を防ぐ対策を取っています。



はちみつは1歳未満の乳児には食べさせてはいけません。



その理由は、はちみつには、ごく稀にボツリヌス菌の



芽胞が入っていることがあります。



腸が未発達で腸内細菌の少ない1歳未満の乳児は、



ボツリヌス菌が原因で乳児ボツリヌス症を発症する



可能性があります。



 幼児ボツリヌス症は、生後1年未満の乳児が



ボツリヌス菌芽胞を蜂蜜などから経口的に摂取して感染



し、腸管内で菌が発芽・増殖して産生する毒素により



発症します。



芽胞というのは、硬い殻をもつ芽胞形成菌(この場合



ボツリヌス菌)の一形態のことで、菌の栄養状態が



悪くなることで、芽胞となり、硬い殻の中に閉じ



こもっている状態です。



芽胞は、高圧滅菌をかけても生き延びるほど、硬い



殻で覆われています。菌の栄養状態が改善すると芽を



出して栄養体に変わります。ボツリヌス菌以外の芽胞



形成菌としては、破傷風菌などがあります。



 ボツリヌス菌の毒素は、毒性の強い神経毒素とそれ



を胃などの消化酵素から保護する無毒成分との複合体



として菌から放出されます。腸管から吸収されると



神経毒素が解離して毒性を示すようになります。



 乳児ボツリヌス症は生後3週~6ヶ月の乳児に



見られますが、1歳を越えると、正常な大腸細菌叢が



形成されるため発症しなくなります。初期症状としては、



便秘、活気がない、哺乳不良、泣き声が弱い、よだれ



が多い、首のすわりが悪くなるなどがあります。



皮肉にもこのボツリヌス毒素は、美容外科領域において



筋弛緩作用を応用した「しわ取り」や「輪郭補正



(エラ取り)」の目的で使用されていることが多い



そうです。



マヌカハニーは殺菌作用があるはちみつです。



はちみつの中でもヘリコバクター・ピロリ菌を唯一



殺菌できるのがマヌカハニーです。ピロリ菌は胃潰瘍や



胃炎、胃ガン、悪性リンパ腫、血小板減少性紫斑病など



の原因となっていることが分かっています。



はちみつは浸透性が高く、肌に少量塗ることで殺菌・



保湿・浸透性が高まるとされ、エステなどにも利用



されます。また、免疫力強化などの作用もあります。



はちみつは腸内環境を整える効果があります。はちみつ



の中には、ビフィズス菌、グルコン酸、オリゴ糖などの



善玉菌を増やす成分が多く含まれていますので、便秘や



下痢を解消へと導きます。今回はここまでとさせて頂き



ます。マヌカはマヌケではありません。笑



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美しい肌Vol.164

2013-05-05 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:サラシア)



サラシアは、インドやスリランカなど雨の多い



亜熱帯の森林に自生するニシキギ科サラシア属



のつる性低木です。これまでに約120種類以上



のサラシアが見つかっており、淡いグレー



またはオレンジ色の実がなります。



薬として使用されるもののほかに、建材として



利用されるものや果実を食用にするものがあり、



中でも天然薬効成分のあるものとして注目されて



いるのは、サラシアレチキュラータ、サラシア



オブロンガ、サラシアキネンシスなどがあります。



いずれも古くから糖尿病をはじめとして、自生地



の周辺で様々な病気の治療に利用され「奇跡の植物」



として現地の人々に重宝されてきました。



主に実を食べたり根や幹の抽出エキスが飲用されて



います。



サラシア属を総称して「サラシア」と呼んでいます



が、現在国内では「サラシア」という名称以外にも



「サラシノール」、「コタラヒムブツ」などの名称



で呼ばれます。



サラシアはスリランカ原産です。サラシア生息地



としては、スリランカやインドのほか、中国やタイ、



インドネシアがあげられ、昔から有用植物として珍重



されており、健康のために飲み継がれてきました。



アーユルヴェーダとは、サンスクリット語の



アーユス(Ayus;生命・寿命)とヴェーダ(Veda;



科学・知識)が組み合わさって出来た複合語で、



「生命科学」という意味です。いまやエステで



もてはやされている感じのアーユルヴェーダですが、



アーユルヴェーダはインドに伝わる伝統医学で、



漢方(中国医学)と並ぶ東洋医学の双璧をなすものです。



ギリシア医学、中国医学、アーユルヴェーダの3つを



称して世界3大伝統医学と呼びます。



古代インドを発祥として、約5千年の歴史を持ち、中国、



ギリシャ、アラビア、チベットの医学にも影響を与えた



そうです。現存する文献として最古のものは紀元前



6世紀頃に編纂された「チャラカ・サンヒター」があり



全8巻120章から成ります。1980年代初めにアーユル



ヴェーダの指導的な医師達が集まり、散逸して行った



アーユルヴェーダの知識が再編され、更にこれに現代医学



の立場から科学的な検討が加えられて、改めて世界で注目



されるようになりました。



アーユルヴェーダは、治療や治癒だけでなく生活全体に



アプローチすることで、健康を最高の状態に保ち、長寿を



図ろうとする考え方で、何よりも「より良く生きる」



ということをめざしています。



このアーユルヴェーダでは、つる性サラシア属の植物が



リウマチ、耳の疾患、ぜんそく、月経不順、湿疹、淋病、



口渇、糖尿病の薬として、あるいは殺菌力に優れた防腐剤



などに使われてきました。



中でも糖尿病に効く薬草として使われてきましたが、



最近の研究でサラシアにサラシノールという血糖値の



上昇を防ぐ成分が見つかり、長い歴史と臨床経験を



もつアーユルヴェーダ医学の一端が科学的にも解明



されました。



また中国の伝統医学「中医学」など各国の伝統医学でも



サラシアは用いられてきました。中医学の薬物書には



サラシアの根は「リウマチ性関節炎、腰痛の疲労、



体力の虚脱、無力を治す」と記載されています。



薬用として糖尿病の予防や治療に使われるサラシアは、



実を食べたり根や茎を使用します。今まではその根や茎



を砕いて煎じて飲む方法が一般的でしたが、



スリランカの王族はサラシアの根や幹をくりぬいて



コップをつくり、その中に水や酒を入れて飲むことで



糖尿病の予防と治療に役立ててきたという言い伝えが



あります。



腸内環境が悪化して悪玉菌が増加すると、悪玉菌が



たんぱく質を分解する際に出す有害物質が発生します。



便秘で有害物質が外に出にくくなると、大腸の毛細血管



を通じて血液に溶け込んで全身をめぐり、さまざまな



トラブルを引き起こします。便秘のため巨大結腸症という



病気になってしまった人は、腸が腐りかけていました。



腸内環境が悪いと肌に、悪影響がでます。



具体的には、肌にニキビや吹き出物ができたり、



シミが沈着しやすくなったり、皮膚炎を引き起こすことも



あり、腸内環境は肌に大きく影響します。



しかし、サラシアを摂取することで悪玉菌を減らして便通を



整えれば、肌トラブル改善が達成されます。



また活性酸素もシミやしわの原因になりますが、サラシア



に含まれる抗酸化成分が活性酸素をすみやかに消去し肌の



酸化を阻止します。その結果腸内環境の改善とともにサラシア



自体の抗酸化作用で美肌効果が期待されます。今回はここまで



とさせて頂きます。電燈の下、伝統医学を学んだ。笑



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美しい肌Vol.159

2013-05-04 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

$町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:キンカン)



キンカンは、ミカン科キンカン属に属する



常緑低木植物です。



7月~9月頃に数回に渡り白い花をつけます。



キンカンの果実はミカン科の中で最も小さく、



大きくても1個20g程度です。やや縦長で



みかんを小さくしたような黄色の球形を



しています。柑橘類の中では珍しく、皮が



柔らかいため皮ごと食べることができ、甘み



と苦みを持っています。



熟した果実が金色の柑橘であることから



「キンカン(金柑)」と呼ばれるように



なりました。



キンカンの原産地は中国の長江中流域です。



日本には鎌倉時代末から室町時代初期に



伝えられたということです。



中国逝江省で古くから栽培されていた



ニンポウキンカンは、少し遅れて江戸時代



(1826年)に伝わってきました。逝江省寧波



(にんぽう)の船が難破し修理のために



静岡県の清水港に寄港した際、お礼として



キンカンの砂糖漬けをもらい、その種子を



まいて育てたといわれています。



日本では、宮崎県が最も多くキンカンを生産



しており、宮崎県のみで総生産量の65%以上



を独占しています。他には気候が温暖な鹿児島県



や熊本県、高知県、和歌山県でも作られて



います。



温室栽培のキンカンは11月末より収穫が始まり、



露地栽培のキンカンは1月~3月にかけて収穫



されます。キンカンの旬の時期は1月中旬~



3月上旬です。



キンカンは金橘(キンキツ)という生薬名を持ち、



古くから民間薬として咳やのどの痛みを伴う



呼吸器感染症に効果があります。



キンカンには、ビタミンCやビタミンE、



ポリフェノ-ルの一種でキンカンの苦味成分



でもあるヘスペリジン、β-クリプトキサンチン



などが豊富に含まれており、これらの成分は



全て強い抗酸化作用を持っています。



抗酸化作用とは、紫外線や喫煙、ストレスなど



生活の様々な場面で発生する活性酸素を除去し、



体が酸化することを防ぐ作用のことです。



人間の体内で酸化が起こると、病気や老化、



肌トラブルの原因となってしまいます。キンカン



に含まれる多くの成分が体内で強い抗酸化作用



を発揮して酸化から体を守ることで、病気や老化、



肌トラブルが予防されます。また、ヘスペリジン



には、ビタミンCの吸収率を高める働きもあります。



キンカンには他にも、食物繊維であるペクチンや



香り成分であるテルペン、クエン酸などの優れた



栄養成分が豊富に含まれています。これらの



ビタミンCやビタミンEおよびポリフェノールの



抗酸化作用で美肌効果が相乗的に発揮されます。



今回はここまでとさせて頂きます。



金柑を食べて、金管楽器を鳴らす。笑



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美しい肌Vol.160

2013-05-04 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:マカダミアナッツ)



マカダミアナッツはオーストラリアが原産地の



ヤマモガシ科マカダミア属の常緑樹です。



別名「オーストラリア産の実」という意味の



クイーンズランドナッツです。果実は



梅の実ほどの大きさをしており、熟すと割れ



ます。硬い殻の中にある核は食用とされ、



歯ざわりや香ばしい味などの特徴を活かし、



クッキーやチョコレートなどに混ぜられて



使われます。



マカダミアナッツは、19世紀半ばにオーストラリア



の東海岸でイギリスの植物学者フェルディナンド・



フォン・ミューラーとブリスベーンの植物園長



ウォルター・ヒルによって見つけられました。



マカダミアナッツのマカダミアとは発見された当時、



有名であったオーストラリアの科学者であるジョン・



マカダムの名前にちなんで命名されました。



発見されたころは殻があまりにも硬すぎるため



なかなか食用としては定着しませんでしたが、



20世紀半ばになると、この硬い殻を割る機械が生まれ、



世界中の人に知られるようになりました。経済的栽培



は、19世紀末頃から始まり、野生の樹木から殻の薄い



系統のものが選抜され、繁殖法が確立されました。



1982年には、約6万本の苗木がハワイに植えられ、



今ではハワイはマカダミアナッツの主産地となって



います。よくハワイのお土産でもらった記憶のある人



がいらっしゃるのではないでしょうか?他にもアメリカ



南部や南アフリカ、ブラジルでも植えられています。



マカダミアナッツは、有効成分であるオレイン酸、



パルミトオレイン酸などの一価不飽和脂肪酸を含んでいます。



マカダミアナッツに含まれる脂質の大部分はオレイン酸



です。このオレイン酸は血中の悪玉(LDL)コレステロール



を減らし、善玉(HDL)コレステロールを増やしてくれる作用



があります。またパルミトオレイン酸は、植物の中では唯一



マカダミアナッツにのみ含まれています。



パルミトオレイン酸は、脳血管にまで入り込むことができる



成分です。脳血管にまで届く成分は多くはなく、低分子しか



血液脳関門を通過できません。パルミトオレイン酸は、脳血管の



奥に入り込むことで、強靭で若々しい血管や皮膚を保つ働きを



してくれます。



マカダミアナッツに含まれるパルミトオレイン酸は、人の皮脂



を構成する脂肪酸で、人間の体には20%ほど含まれています。



しかし、30歳頃をピークにその量は徐々に減少し始めます。



そうすると、肌のバリア機能が低下し、カサカサと乾燥した



状態になってしまいます。マカダミアナッツに含まれる



パルミトオレイン酸を摂取することで、皮脂の分泌を促し、



肌のバリア機能を高め、乾燥や肌の老化を防ぐ効果が期待



できます。また、マカダミアナッツの種子を搾った油は皮膚



になじみやすく、吸収も良い油であるため、「バニシング



オイル(消えて見えなくなる油)」とも呼ばれています。



マカダミアナッツの油は非常に酸化しにくいという性質



があることから、化粧品の原料やマッサージオイルとして



用いられるなど、美容素材として注目されています。



今回はここまでとさせて頂きます。笑



ひしひしと皮脂のありがたみを感じる乾燥肌。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.161

2013-05-04 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:松の実)



マツ科マツ属の大木であるマツの木の実です。



一般的には、「松ぼっくり」と呼ばれている



ものの中にある種子の胚乳の部分をさします。



この種子は、たんぱく質と不飽和脂肪酸を含んでおり、



鉄、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラル類やビタミン



B群を始め、ビタミンEや葉酸などビタミン類も豊富



です。



栄養が豊富であることから滋養強壮作用が期待され、



虚弱体質の人に昔から役立てられてきました。食材



としては、薬膳料理やイタリア料理、お菓子づくり



などのスパイスとして加えられ、色々な料理に幅広く



利用されています。また、松の実の歴史は聖書にも記述



される程に栽培の歴史が長く、中国では仙人の霊薬



として生薬や薬膳料理として使われてきました。



松の実は世界中で約20種類存在します。人類が食用



として利用する大型種子はリス、カラス、ネズミなどが



食べ残したものが親木から遠く離れた所で発芽する種子



散布様式で育ったものが大半です。世界各地で食材



として利用され、ヨーロッパでは、「ナッツ・パイン」



「ストーン・パイン」、中国の「長生果」、朝鮮半島と



日本での「朝鮮五葉」、メキシコの「インディアン



ナッツ」、そしてアメリカの「アロカビアン」などが



あります。しかし松の実は、受粉栽培することが難しく、



高価な食材とされています。中国の古い薬学書では



松の実を「長生果」とし、松の実を仙人の霊薬や



不老長寿の薬として、また滋養強壮の薬用として利用



されていました。他にも、ヨーロッパやイタリア料理



では、松の実を取り出し、煎ったり、揚げたりして加熱



して料理に加えて食べます。



松の実には、脂肪、たんぱく質、ミネラル、ビタミンB1、



ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、食物繊維の成分が



豊富に含まれています。脂肪は不胞和脂肪酸であり、



動脈硬化を予防する抗コレステロール作用があります。



生活習慣病を予防してドロドロ血の改善や体を動かす



エネルギーを作ってくれます。ビタミンB群の栄養素は、



体内での代謝を促進させる補酵素としての働きがあるので、



新陳代謝が促進されます。



コーヒーなどのカフェインが含まれる飲料はビタミンCや



ビタミンBを消費してしまうので、一緒に摂取することは



なるべく控えたほうがよいでしょう。



ビタミンは、美肌をつくるのに必要不可欠な成分でもあります。



肌の新陳代謝は通常28日周期で行われます。その肌のサイクル



が年齢によって不規則になることで、トラブルが発生して



しまいます。ビタミンには肌を丈夫にするビタミンAが大切



とされ、ビタミンB群は肌の炎症などのトラブルを防いで



正常な状態を保つのに重要なビタミンとなります。



また、ビタミンEは血行をよくするので、新陳代謝を高めて



肌の血色が良くなります。今回はここまでとさせて頂きます。



じっと効果がでるのを待つ、松の実。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.156

2013-05-03 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:クコ、枸杞)



クコとは、ナス科クコ属に属する落葉低木植物



です。樹高は0.5~1.5mで、枝にはトゲがある



ので触れる時は注意して下さい。



6月~7月と9月の2回に渡り直径



1cm程の薄紫色の花を咲かせます。秋になると



先のとがった楕円形の真っ赤な果実をつけます。



クコは海岸や河原、空き地などの周りに高い木が



生えず、ある程度湿り気のある水地や砂地でよく



育ちます。虫による食害を受けても耐え抜く強い



生命力を持っており、樹齢は最高100年だそう



です。栽培が簡単で肥料も必要としないため、



家庭の庭などで植えられていることもあります。



クコの原産地は東アジアです。



クコは漢字で「枸杞」と表記されます。枸橘



(からたち)のようにトゲがあり、杞(ヤナギ)



のように枝がたおやかなため中国で枸杞と命名



されました。



また、クコの根が骨のような形をしているため、



根皮は生薬名で地骨子(ジコツヒ)と呼ばれて



います。



中国では3000~4000年もの昔からクコの果実や葉、



根皮が漢方薬や民間薬として使われてきました。



日本には平安時代に伝えられたといわれ、文徳天皇



はクコを植えるための庭園を持っていたそうです。



健康志向が高く、自ら漢方薬を調剤していた



江戸時代の初代将軍である徳川家康は、クコを好んで



摂取していました。現在でもクコは、中国医学に



おいて最も多く利用されている植物のひとつです。



日本ではクコを漢方薬としてよく利用します。乾燥



させた果実・根皮・葉は、それぞれ枸杞子



(クコシ)・地骨皮(ジコツヒ)・枸杞葉



(クコヨウ)と呼ばれ生薬として使われています。



枸杞子は肝臓が脂肪肝となることを防いだり、ホルモン



分泌を盛んにしたりするとされ、中国では薬膳料理



にも用いられています。地骨皮は血圧や血糖値を



下げ、解熱作用があります。



中国では薬用だけでなく普段の食事にもよく取り入れ



られています。クコの果実は甘みがあるため、生のまま



食べたり、ドライフルーツやスープ、お粥、お茶、



お酒、デザートなどに用いたりと食べ方は様々です。



クコには、ルチンやタンニンなどのポリフェノール、



ビタミンC、色素成分であるゼアキサンチンが豊富に



含まれており、これらの成分は強い抗酸化作用を保持



しています。



抗酸化作用とは、紫外線や喫煙、ストレスなど生活の



色々な場面で発生する活性酸素を除き、体が酸化する



ことを防ぐ働きのことです。酸化が人間の体内で起こる



と、病気や老化、肌トラブルの原因となります。



クコに含まれるこれらの成分が体内で強い抗酸化作用



を発揮して酸化から体を守ることで、病気や老化、



肌トラブルが予防されます。



他にもクコには、ベタインやβ-シトステロール、



ビタミンB₁、ビタミンB₂、リノレン酸、ミネラル類など



も豊富に含まれています。



また、クコに豊富に含まれるビタミンCは、丈夫な血管



や筋肉、骨、肌などをつくるコラーゲンの合成に



必要不可欠な成分です。コラーゲンはたんぱく質の一種で



体内のたんぱく質の約30%を占めており、体の組織や細胞



をしっかりと結びつける接着剤のような働きがあります。



さらに、ルチンにはビタミンCの吸収率を高める働きが



あります。コラーゲンの合成がサポートされることで



壊血病の予防や骨の強化が二次的に達成されます。



クコに豊富に含まれるビタミンCやタンニンには、シミ・



そばかすを予防し、ハリと水分量のある若々しい肌を



保つ効果があります。



シミ・そばかすの原因となるメラニン色素は、アミノ酸の



一種であるチロシンから生成されます。ビタミンCには



チロシンからメラニンをつくり出す、チロシナーゼという



酵素の働きを抑え、メラニン色素の沈着を防ぐ作用が



期待できます。今回はここまでとさせていただきます。



ルチンのおかげで、ルチーンの仕事ができるようになった。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.157

2013-05-03 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:ルッコラ)



ルッコラは炒ったごまにそっくりな香りや



独特の辛みが特徴のアブラナ科の1年草ハーブです。



葉形は大根に似ており、生葉に辛みと香りが



備わっています。成熟すると香りが強すぎるので



サラダに利用する場合は若採りします。主な



調理法としては、サラダへの利用が一般的ですが、



油炒め、お浸し、和え物などにも使われています。



ルッコラはイタリア語で、イタリア料理では



ルッコラの他に「ルーコラ」また、「ルケッタ



(ruchetta)」と名前があり、広く知られた



野菜です。正式な名称はルッコラ・コルティヴァータ



(Rucola Coltivata)です。フランス料理では



「ロケット(roquette)」、英語でも「ロケット



(rocket)」と呼びます。和名ではキバナスズシロ



という、黄色い大根の花という意味の名前が付け



られていますが、実際は、白っぽい花が咲きます。



葉を食べるイメージが強いハーブですが、インド



では種子から採った油をピクルスに使用したり、



種子を砕いて作られるハーブティーなどとしても



利用されています。



ルッコラは地中海沿岸が原産といわれています。



古代ギリシャや古代ローマ時代にすでに食用ハーブ



として栽培され、「エルーカ」と呼ばれていたという



記録が残っている歴史あるハーブです。古代エジプト



では世界3代美女のひとり、クレオパトラが美しさ



を保つために、好んでルッコラを食べたといわれて



います。楊貴妃がライチや生薬の「阿膠」を食べ、



クレオパトラがルッコラを食べて、美しくなりました。



3大美女のうちの残りの西施は、美しさの秘密は



なんだったのでしょうか?前2者と較べて圧倒的に



古い時代なので、記録が残っていないというのが本当



のところでしょう。



言い伝えがあったとしても、尾ひれはひれがついて



いて真偽のほどは、藪の中ということが正しいのでは



ないでしょうか?日本ではイタリア料理が一般的



になるに伴ってルッコラが普及するようになりました。



ルッコラは年中各地で栽培され出荷されているので



旬を感じにくい食材です。ルッコラは地中海性の



温暖な気候に適したハーブなので、日本での美味しい



旬の時期は地中海沿岸の気候に近い春と秋ということ



になります。



ルッコラの辛みの元は、わさびや、からし、大根にも



含まれる刺激成分のアリルイソチオシアネートです。



栽培方法や土壌によってもその辛みの度合いは大幅に



違ってきます。アリルイソチオシアネートは強い



抗酸化力・殺菌力を持っています。冷蔵庫のない時代



(あっても氷を入れる冷蔵庫)にわさびを食べること



で食中毒(特にお寿司、お刺身)を防いでいたと



いわれています。



また、ルッコラは栄養価が高い緑黄色野菜でもあり、



β-カロテンを初めビタミンEやビタミンKを豊富に



含んでいます。ビタミンKに関しては、大麦若葉の所



で述べましたが、ワーファリンとの飲み合わせが悪い



ので、ワーファリンを飲んでいる方では、ルッコラを



大量に食べることは許されません。しかし、最近では



ワーファリンに作用が類似していて、なおかつ相互作用



がない薬が、処方されるようになり、この問題は、解決



に向かっています。ルッコラには、特にビタミンCが



非常に豊富で、ほうれん草の約2倍も含まれています。



多く含まれている葉の部分には、血液を浄化する働きや、



利尿作用、上腹部のむかつきを抑える作用などが



あります。さらに、鉄は豊栄養野菜で知られる



モロヘイヤと同等に含んでいます。



カルシウム含有量は、ピーマンの約15倍も



あります。体を支え、心臓や脳を保護する役割がある



ため欠かせない成分です。また、体の解毒機能を強化



するといわれているグルコシノレートも含んでいます。



アリルイソチオシアネートの強い抗酸化力作用により、



肌の老化を防ぐことができ、ビタミンCを豊富に含んで



いることから美容効果が期待できます。今回はここまで



とさせて頂きます。



つルッと手を滑らせて、コラと怒られた。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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