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2015-10-29 02:32:12

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診療マル秘裏話 号外Vol.186 平成27年3月20日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)マールブルグウイルスとエボラウイルス両方に結合可ヒト抗体
2)遺伝性難病「ミトコンドリア病」の発症メカニズムを解明

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 
1】 マールブルグウイルスとエボラウイルス両方に結合可ヒト抗体

 

 

 

 

 

九州大学は,2月27日、同大大
学院医学研究院ウイルス学分野
の橋口隆生助教ら研究グループ
が、マールブルグウイルスとエ
ボラウイルスの両方に結合でき
るヒト抗体をマールブルグ出血
熱の生存者由来B細胞から特定
し、ウイルスが細胞に侵入する
際に必須の役割をするGP蛋白質
との複合体としての立体構造を
解明することに成功したと発表
しました。これは、米国スクリ
プス研究所のErica Ollmann
Saphire教授、ヴァンダービル
ト大学のJames E. Crowe, Jr.
教授らとの国際共同研究による
成果です。
マールブルグウイルスは、エ
ボラウイルスとともにフィロウ
イルス科というグループに属し、
ほぼ同様の重篤な症状と高い致
死率を示す危険性の非常に高い
ウイルスです。これら2つのウ
イルスが人体内の細胞に侵入す
る(感染する)には、ウイルス
表面にあるGP蛋白質が人の細胞
上の受容体と結合することが、
必要です。一方でGP蛋白質は、
体内の免疫応答で作られる抗体
がウイルスを排除するために主
に攻撃の標的とする分子でもあ
ります。
研究グループは今回、マール
ブルグ出血熱の感染生存者由来
B細胞からスクリーニングによ
って抗体を複数選び出し、その
中にマールブルグウイルスにも
エボラウイルスにも、結合する
能力のある抗体(MR78)が存在
することを発見したということ
です。
更に、研究グループは、抗体
と結合した状態のGP蛋白質を
大量に精製したのち、結晶化し、
X線を用いてその構造を原子レ
ベルで明らかにすることに成功
しました。その結果から、抗体
MR78は、エボラウイルスとマー
ルブルグウイルスのGP蛋白質の、
非常に類似したアミノ酸配列を
立体的に認識して結合すること
がわかりました。マールブルグ
ウイルスが抗体MR78と結合する
領域は、受容体と結合する部位
(感染に必須である部位)と一
部重なっているため、抗体はマ
ールブルグウイルスの感染を
効果的に中和する事ができると
考えられています。
さらにX線小角散乱解析から、
マールブルグウイルスにもエボ
ラウイルスにも存在するムチン
様ドメインの配置が両者で異な
ることが、中和抗体を誘導する
能力の違いに関係している可能
性を示す結果を得たそうです。
これにより、マールブルグウイ
ルスとエボラウイルスの感染
防御には、それぞれどの領域を
標的にした抗体を作成すること
が効果的なのか、明らかになる
としています。
この研究成果で解明された、
抗体と結合した状態のマールブ
ルグウイルスのGP蛋白質の構造
は国際機関のProtein Data Bank
(PDB)に登録され,世界中の
研究者が無料で自由に利用可能
となりました。これにより、マ
ールブルグ出血熱・エボラ出血
熱の根絶に向けた研究が加速す
ると、研究グループは期待を寄
せています。

マールブルグウイルスに関する

動画です。



 

 

 

 

 

化膿部は、利用不可能。笑

 

 

 

 

 

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2】遺伝性難病「ミトコンドリア病」の発症メカニズムを解明

 

 

 

 

 
遺伝性の難病「ミトコンドリ
ア病」の発症の仕組みを解明し、
治療薬の候補となる薬剤も開発
したと、富沢一仁・熊本大教授
(分子生理学)らの研究チーム
が4日、米科学誌セル・メタボ
リズム電子版で発表します。
チームは「今後、動物実験を
経て臨床試験を実施したい」と
話しています。
ミトコンドリア病は、細胞の
中でエネルギーを作り出す、小
器官ミトコンドリアの働きが落
ちることで起こる病気です。
全身の筋力や心機能の低下など
さまざまな症状があります。
特定の遺伝子の変異が原因です
が、発症の詳しい仕組みは不明
で、根本的な治療法もありませ
ん。
チームは、患者さん30人の
血液細胞を分析しました。患者
さんの細胞では、特定の酵素の
働きが低下し、ミトコンドリア
がエネルギーを作り出すのに
必要なたんぱく質をうまく作れ
なくなっていることを突き止め
ました。酵素の働きが低下する
ほど、症状が重くなっている事
も分かりました。チームはすで
に、この酵素の代わりになる
薬剤を開発しており、マウスの
細胞を使った実験では、効果が
確認できたということです。
ミトコンドリア病を巡っては、
英議会が2月、病気を持つ女性
の卵子から核を取り出して健康
な女性の卵子に移植する「卵子
核移植」を世界で初めて合法化
し、話題になりました。

ミトコンドリア病に関する動画です。



 

 

 

 

 

猩々の症状。笑

 

 

 

 

 
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編集後記

マールブルグウイルスとエボ
ラウイルスの両方に結合できる
ヒト抗体をマールブルグ出血熱
の生存者由来B細胞から、特定
し、ウイルスが細胞に侵入する
際に必須の役割をするGP蛋白質
との複合体としての立体構造を
解明することに成功したことは、
画期的発見と言えましょう。
これにより、マールブルグ出
血熱・エボラ出血熱の根絶に向
けた研究が加速して欲しいもの
です。
遺伝性の難病「ミトコンドリ
ア病」の発症の仕組みを解明し、
治療薬の候補となる薬剤も開発
できたというのは、素晴らしい
発見であると思います。ぜひ、
臨床治療に生かして使ってほし
いと考えるのは、私だけでしょ
うか?

優位に立った側が有意に優れ
た結果を残した。笑

 

 

 

 

 
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