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2020-07-31 23:10:27

カテゴリー:ブログ



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診療マル秘裏話  号外Vol.1605 令和1年9月28日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)ビタミンCの摂取が、血清HDL コレステロール高値と関連
2)糖尿病アルブミン尿抑制効果に朝の血圧の降圧重要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

1】ビタミンCの摂取が、血清HDL コレステロール高値と関連

 

 

 

 

 

 

 

藤田医科大学は8月28日、食
事によるビタミンCの摂取がAB
CA1遺伝子のメチル化率低値を
介して、血清HDL コレステロー
ル高値と関連していることを報
告したと発表しました。 この
研究は、同大学医療科学部・臨
床検査学科の鈴木康司教授と藤
井亮輔助教らの研究グループに
よるものです。研究成果は「Th
e American Journal of Clinic
al Nutrition」に掲載されてい
ます。ATP-binding cassette
protein A1(ABCA1)という分
子は、HDL コレステロールを生
成するのに重要な役割を果たし
ていることが従来の研究で知ら
れています。さらに、ABCA1遺
伝子が欠損している人では、血
清HDL コレステロール値が顕著
に低く(10mg/dL 未満)、欠損
がない人に比べて循環器疾患の
リスクが極めて高いことも報告
されています。近年は、ABCA1
遺伝子の「DNA のメチル化」が
起きると血清HDL コレステロー
ル値が低下し、循環器疾患を発
症していることが明らかになっ
ていました。一方で、どのよう
な生活習慣でABCA1遺伝子のDNA
メチル化が変化するかは、あま
り明らかになっていませんでし
た。今回研究グループは、ABCA
1のDNAメチル化を変化させる生
活習慣として、野菜の摂取、と
りわけ食事中のビタミン摂取に
着目しました。これらの摂取量
とABCA1のDNAメチル化率との関
連、さらにそれを介したHDL コ
レステロール値との関連を、約
230 人の日本人集団を対象とし
て検討しました。

その結果、ビタミンCの摂取量
が多い人は、ABCA1のDNAメチル
化低値を介して、血清HDL コレ
ステロール値が高いことが明ら
かとなりました。 今回の研究
成果は、ビタミンCの循環器疾
患に対する予防的な効果をABCA
1のDNAメチル化が媒介している
可能性を示唆するものであり、
「一般的な日本人集団において
の循環器疾患予防について新た
な分子メカニズムとなり得る」
と、研究グループは述べていま
す。

エピジェネティクスについて

解説している動画です。

 

 



 

 

定価の低下を期待する。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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2】 糖尿病アルブミン尿抑制効果に朝の血圧の降圧重要

 

 

 

 

 

 

 

横浜市立大学は9月3日、糖尿
病治療薬SGLT-2阻害薬が示す、
2型糖尿病患者のアルブミン尿
抑制効果には、朝の家庭血圧の
降圧が重要であることを明らか
にしたと発表しました。 この
研究は、同大学学術院医学群
循環器・腎臓・高血圧内科学の
金口翔助教、涌井広道講師、田
村功一主任教授、内分泌・糖尿
病内科学の寺内康夫主任教授、
臨床統計学の山中竹春主任教授
ら研究グループが、横浜市立大
学附属病院次世代臨床研究セン
ター(Y-NEXT)の支援を受けて
行ったものです。研究成果は、
「Cardiovascular Diabetology」
に掲載されています。糖尿病の
合併症の中でも腎臓合併症の糖
尿病性腎臓病は、透析や移植が
必要となる末期腎不全の原因の
第1位で、糖尿病性腎臓病の克
服は重要な課題とされています。
これまでの日本人2型糖尿病患
者を対象とした大規模研究(JD
CS研究)では、特にアルブミン
尿を呈する患者さんで糖尿病性
腎臓病が進行するリスクが8.45
倍に上昇することが報告されて
います。同様に日本人2型糖尿
病患者を対象とした研究で、心
血管病のリスクは、アルブミン
尿が改善した患者で75%低下し
たのに対し、悪化した患者では
逆に約2.6 倍に増加がみられま
す。したがって、2型糖尿病に
おけるアルブミン尿は心血管腎
臓病の源流として、重要な早期
治療の標的に位置付けられてい
ます。2型糖尿病の経口血糖降
下薬としては、従来からビグア
ナイド薬、速効型インスリン分
泌促進薬(グリニド薬)などが
あり、新しくは SGLT-2 阻害薬
(ダパグリフロジン)も使われ
ています。研究グループは、ア
ルブミン尿を呈する2型糖尿病
性腎臓病患者85人を対象に、Y-
AIDA研究(ダパグリフロジンの
アルブミン尿抑制効果に関する
多施設共同試験)を実施しまし
た。SGLT-2阻害薬の効果につい
て、主要評価項目としてアルブ
ミン尿への影響について検討す
るとともに、糖代謝指標(空腹
時血糖、HbA1c )、血圧指標(
診察室血圧、家庭血圧)などに
与える影響についても多面的に
解析しました。

その結果、SGLT-2阻害薬の24週
間投与により、主要評価項目の
アルブミン尿の減少が認められ
ました。また、副次評価項目の
、肥満指数(BMI )、診察室血
圧、空腹時血糖、HbA1c におい
ても改善を認めました。そして、
通信システムによる自動通信機
能を利用しての家庭血圧測定の
結果では、朝(起床後)血圧、
晩(就眠前)血圧、夜間就眠中
血圧、そして家庭血圧変動指標
の改善が認められました。さら
に重回帰分析の結果では、朝の
家庭血圧の改善がSGLT-2阻害薬
によるアルブミン尿の抑制に関
連していました。

2型糖尿病は高血圧を合併する
ことが多く、また、日本人には
食塩感受性高血圧も多くみられ
ます。最新の高血圧治療ガイド
ライン2019(日本高血圧学会)
では、利尿薬は主要選択薬とさ
れ、糖尿病合併高血圧に対する
第一選択薬降圧薬としても、レ
ニン・アンジオテンシン系阻害
薬(ARB・ACE阻害薬)、Ca拮抗
薬、利尿薬が、併用療法を含め
て推奨されています。SGLT-2阻
害薬は降圧利尿薬の分類には該
当しませんが、これまでの研究
から、ナトリウム利尿効果、降
圧効果、そして心血管腎臓病の
抑制効果が報告されています。

今回の研究成果により、SGLT-2
阻害薬が、2型糖尿病患者にお
いて、次世代の降圧薬としても
有用である可能性が示されまし
た。研究グループでは、引き続
き心血管腎臓病に対する診察室
血圧・診察室外血圧(家庭血圧、
自由行動下血圧)での血圧変動
指標を軸にした包括的治療戦略
研究を推進し、エビデンス創出
に向けての研究展開を図ってい
くとしています。

SGLT-2阻害薬について解説し

ている動画です。

 

 



 

 

水晶による占いを推奨する。


 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

藤田医科大学が8月28日、食
事によるビタミンCの摂取がAB
CA1遺伝子のメチル化率低値を
介して、血清HDL コレステロー
ル高値と関連していることを報
告したと発表したのは、素晴ら
しい業績です。血清HDL コレス
テロール高値であれば動脈硬化
は起こりにくく、ビタミンCの
摂取が循環器疾患を予防してい
ると言っても過言ではなさそう
です。野菜の摂取イコールビタ
ミンCの摂取ではありませんが、
野菜を食べないと循環器疾患の
リスクが確実に上がると考えて
差支えなさそうです。その野菜
ですが、日本では、化学肥料の
使用に伴い、土壌がやせてしま
い、例え野菜を大量に摂取した
としてもビタミンC不足になる
ことは、避けられないようです。
横浜市立大学が9月3日、糖尿
病治療薬SGLT-2阻害薬が示す、
2型糖尿病患者のアルブミン尿
抑制効果には、朝の家庭血圧の
降圧が重要であることを明らか
にしたと発表したのは、偉大な
業績です。アルブミン尿は微量
のアルブミンを検査して分かる
精密な検査です。そのためか、
尿中アルブミンの定量は、3カ
月に一回しか算定できないので、
蛋白尿や、腎機能低下の指標と
しては、役に立たないと言える
でしょう。早く腎機能の低下を
検出することで、透析導入を少
しでも、遅らせようとする工夫
が大事なのに、その工夫を台無
しにしている訳です。透析導入
は、糖尿病性腎症が圧倒的に、
その原因一位であることを忘れ
てはなりません。

医大は、医師を輩出する偉大
な存在。笑

 

 

 

 

 

 

 

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