最近の号外Vol.1414メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1414メルマガ

2019-12-21 22:27:05

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1414 平成31年2月17日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)クチナシ由来の色素成分クロセチンが近視進行抑制
2)特定遺伝子変異持つがん患者の新治療法を発見

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 クチナシ由来の色素成分クロセチンが近視進行抑制

 

 

 

 

 

 

 

慶應義塾大学は1月23日、ク
チナシ由来の色素成分「クロセ
チン」に近視進行抑制に関連す
る遺伝子のひとつである「EGR-
1」の発現量を増やす効果があ
ること、および、近視誘導モデ
ルで、クロセチンが近視進行の
程度を示す「眼軸長の伸長」や
「屈折度数の変化」を有意に抑
制することを世界で初めて確認
したと発表しました。この研究
は同大医学部眼科学教室の坪田
一男教授、栗原俊英特任准教授、
森紀和子(大学院医学研究科博
士課程3年)らの研究グループ
が、ロート製薬株式会社と共同
で行ったものです。研究成果は、
学際的総合ジャーナル「Scient
ific Reports」に1月22日付で
掲載されています。近年、全世
界で近視の有病率が増加し、人
類の3分の1が近視だと言われ
ています。日本においても高校
生の6割以上、中学生の5割以
上、小学生の3割以上が視力1.
0 未満であると、文部科学省が
調査報告をしています。近視は
生活の不便さだけでなく、状態
によっては視覚障害に繋がる可
能性があり、社会問題となって
います。強度近視を防ぐために
も、特に近視が進みやすい学童
期に有用なアプローチが望まれ
ています。研究グループは先行
研究で、屋外環境に豊富にある
波長域360-400nmの光が、近視
進行を抑制することを発見しま
した。 この光を浴びると実験
近視モデルで眼軸長伸長が抑制
され、近視を抑制する遺伝子の
ひとつとして知られている「ea
rly growth response 1(EGR-1)」
が有意に上昇している事を確認
しています。今回はこのEGR-1
に着目し、EGR-1遺伝子の発現
を高める食品素材のスクリーニ
ングを実施しました。その結果、
200 種以上の素材の中でもクチ
ナシ由来の色素成分であるクロ
セチンに極めて高いEGR-1発現
促進効果があることを発見しま
した。

また、同大で開発した、凹レン
ズを装用させて近視を誘導する
モデルマウスにクロセチンを投
与して解析した結果、近視化の
指標である「眼軸長の過剰伸長」
「屈折度数の変化(近視化)」
が有意に抑制されることが確認
されました。さらに、眼軸が伸
びて近視が強くなると、見え方
が変化するだけでなく、網膜の
外側にある「脈絡膜」という部
分が薄くなるという現象が伴い
ますが、クロセチンを投与した
ところ、このような脈絡膜の変
化が抑制されました。

今回の結果はクロセチンが近視
進行を抑える可能性があること
を示唆する新しい知見です。今
回の知見を活かし、さらに研究
を進めることで、子どもの近視
進行抑制に有用な製品の開発に
繋がることが期待されると研究
グループは述べています。

クロセチン含有のサプリメント

について解説しているCM動画

です。

 

 



 

 

近視の生徒には屋外での運動
を禁止してはならない。  笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 特定遺伝子変異持つがん患者の新治療法を発見

 

 

 

 

 

 

 

鶴岡市の国立がん研究センタ
ー・鶴岡連携研究拠点は1月25
日、同センター研究所(東京都)
との共同研究で、特定の遺伝子
変異があるがん患者さんへの新
たな治療法を発見したと発表し
ました。同日付の米国がん専門
誌に掲載されました。

日本人に多い卵巣明細胞がん
や、胆道がん、胃がん等の患者
さんに「A(エー)RID(リ
ッド)1(ワン)A(エー)」
という遺伝子の欠損が高い割合
で見られることに着目しました。
同拠点では、がんメタボロミク
ス研究室牧野嶋チームに所属す
る庄内地域産業振興センター研
究補助員の丸山亜美さん(27)
=酒田市光ケ丘1丁目= が、サ
ンプル細胞の代謝物の解析を担
当しました。正常細胞に比べ、
ARID1Aが欠損したがん細
胞ではシステインというアミノ
酸の量が少ない特性が分かりま
した。

システインは細胞内の抗酸化
物質の材料となる成分で、量が
減ると抗酸化物質も減ります。
同研究所は丸山さんの解析結果
に基づき、抗酸化物質の合成を
さらに阻害して細胞内の活性酸
素種とのバランスを崩し、がん
細胞を致死させる治療法を突き
止めました。抗酸化物質の合成
を阻害する薬は既に開発されて
おり、ARID1Aが欠損して
いるがん患者の治療に有望とし
ています。

丸山さんは475 の成分を一度
に解析できる最先端機器を使い、
昨年1月から解析を進めました。
「自分の仕事が新たな治療法に
つながり、論文が掲載されたこ
とは非常にうれしい。今後の励
みになる」と語っています。

フリーラジカルと抗酸化物質に

ついて解説している動画です。

 

 



 

 

最先端機器が使用不能の危機
に陥る。         笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

先行研究で、屋外環境に豊富
にある波長域360-400nmの光が、
近視進行を抑制することを発見
し、この光を浴びると実験近視
モデルで眼軸長伸長が抑制され、
近視を抑制する遺伝子のひとつ
として知られている「early gr
owth response 1(EGR-1)」が
有意に上昇している事を確認
しているということは、以前の
メルマガでご紹介したと思いま
す。以前のメルマガではEGR-1
が上昇している所まで具体的に
明かされてされてはいなかった
と記憶しています。ただし、クチ
ナシの生薬である山梔子の成分ゲ
ニポシドには腸間膜静脈硬化症
の副作用があり大腸の腸内細菌
がゲニポシドを加水分解し、ゲ
ニピンを生成。ゲニピンが大腸
から吸収され、腸間膜を通って
肝臓に到達する間に、アミノ酸
や蛋白質と反応し血流をうっ滞
させ、腸管壁の浮腫、線維化、
石灰化、腸管狭窄を起こすとさ
れているので、大量に長期間クチ
ナシを摂取するのは止めた方がよ
いでしょう。 どうしても近視
抑制効果を得たければ、クチナシで
はなくその色素成分である精製
されたクロセチンを適量、摂取
することが望ましいと考えます。
鶴岡市の国立がん研究センタ
ー・鶴岡連携研究拠点は1月25
日、同センター研究所(東京都)
との共同研究で、特定の遺伝子
変異があるがん患者さんへの新
たな治療法を発見したと発表し
たのは偉大な業績です。日本人
に多い卵巣明細胞がんや、胆道
がん、胃がん等の患者さんに「
A(エー)RID(リッド)1
(ワン)A(エー)」という遺
伝子の欠損が高い割合で見られ
ることに着目したのは慧眼だっ
たと思われます。正常細胞に比
べARID1Aが欠損したがん
細胞では、システインというア
ミノ酸の量が少ない特性があり、
システインは、細胞内の抗酸化
物質の材料となる成分で、量が
減ると抗酸化物質も減ることが
分かっています。 同研究所が、
丸山さんの解析結果に基づき、
抗酸化物質の合成をさらに阻害
して細胞内の活性酸素種とのバ
ランスを崩し、がん細胞を殺す
治療法にたどり着いたのは、素
晴らしい業績と言えましょう。

成分の詳細を成文化する。笑

 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。