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2019-11-28 23:01:07

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診療マル秘裏話  号外Vol.1394 平成31年1月25日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)がんが高齢者に発症し易い仕組みの一端が解明
2)初期十二指腸がん治療に役立つ新再生医療技術

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

1】 がんが高齢者に発症し易い仕組みの一端が解明

 

 

 

 

 

 

 

 

がんが高齢者に発症しやすい
仕組みの一端が解明できたと、
京都大や東京大などの研究チー
ムが発表しました。多くの正常
な組織でがんに関連した遺伝子
の変異が起きており、こうした
変異は年齢とともに増え、酒や
たばこの影響も受けていました。
論文は1月3日、英科学誌ネイチ
ャーに掲載されました。
がんは日本人の死因のトップ
でその割合は急増し、がん発症
者の7割を65歳以上が占めてい
ます。だが、なぜ高齢者ががん
になりやすいかはよく分かって
いません。
研究チームは、食道がん患者
さん92人と健康な人42人の食道
上皮の正常な組織から試料を採
取し最新の技術で遺伝子を解析
しました。がん患者さんは大半、
健常者では半分以上の試料から
がんに関連した遺伝子変異が確
認できました。
この遺伝子変異の個数は、年
齢に比例して増加し、高齢者は
全員、食道上皮の面積の40~80
%が変異を持った細胞に置き換
わっていました。最初の変異は
小児期までに起きて蓄積してお
り、飲酒と喫煙を繰り返す人も
多かったということです。
がんは遺伝子変異を起こした
細胞が異常に増殖して発症しま
す。京大の小川誠司教授は「わ
れわれの体の中では当たり前の
ように遺伝子変異が起きている。
酒とたばこは過度に摂取しなけ
れば心配ない」と話しました。

高齢者のがんについて解説して

いる動画です。

 

 



 

 

飼料の試料を検査する。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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2】 初期十二指腸がん治療に役立つ新再生医療技術

 

 

 

 

 

 

 

 

長崎大は、今年、患者自身の
細胞を培養してつくる「細胞シ
ート」を、初期の十二指腸がん
治療に役立てる新たな再生医療
技術の確立に向け、研究を本格
化させます。 十二指腸内側の
粘膜にできたがんを内視鏡で削
り取った後、その外側にシート
を貼って穴があく合併症を防ぐ
技術です。シートの作製技術を
持つ医療機器メーカー「テルモ」
(東京)の出資で共同研究を進
める「消化器再生医療学講座」
を同大大学院医歯薬学総合研究
科に1月1日付で開設しました。
細胞シートは重症心不全患者
さんの心臓に貼って再生治療を
促す「ハートシート」を、同社
が2016年に発売しています。今
回の研究は、同種のシートを消
化器に活用するのが狙いです。
1月1日付で就任した、同講座の
金高賢悟教授は、「動物実験で
効果が確認できた。早期に臨床
試験に着手し、数年以内の実用
化を目指す」としています。
十二指腸は小腸の一部で、胃
からの入り口に当たる部分です。
金高教授によると、研究するの
は内側の粘膜に生じた初期のが
ん細胞を削り取る「内視鏡下粘
膜下層剝離術(ESD)」の後、
治療した部位の外側にシートを
貼って移植する技術です。腹部
の穴から差し込んで貼る腹腔(
ふくくう)鏡手術の専用器具も、
同大学院工学研究科と共同開発
します。シートは直径約3セン
チ、厚さ0.1 ミリ以下の円形で、
足の筋肉(骨格筋)の細胞から
作ります。関連する特許は出願
済みです。
十二指腸がんは、開腹手術な
どで切除するのが一般的な治療
とされています。十二指腸のE
SDは、近年実用化された治療
方法で、患者さんの負担や危険
が減る半面、消化液の影響で、
がん細胞を削り取って薄くなっ
た患部に後で穴が開く穿孔(せ
んこう)という合併症が起きや
すくなります。現状は3割程度
で穿孔が起きています。
一方、シートは貼ると患部の
再生を促す成分を出す作用があ
ると考えられ、ブタを使った実
験では穿孔を防ぐことができま
した。実用化により合併症のリ
スクが減れば、ESDで治療で
きる患者さんが増える効果が期
待できます。長崎大は、患者さ
んの口内の細胞から培養した別
種のシートを食道がん治療に役
立てる技術を研究してきた経緯
があります。「ハートシート」
の実用化を受け、2017年度から
重点研究課題の一つとして今回
の研究を進めています。研究を
指揮してきた同大大学院移植・
消化器外科の江口晋教授は「成
功すれば他の消化器の疾患にも
活用の可能性が広がる」と話し
ています。

世界初の細胞シート再生医療に

ついての講演動画です。

 

 



 

 

戦う士気を上げる指揮官。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

がんが高齢者に発症しやすい
仕組みの一端が解明できたと、
京都大や東京大などの研究チー
ムが発表したのは、偉大な業績
です。理論的には、がんの発症
は、遺伝子のコピーミスと考え
られるため、高齢者に発症しや
すいのは当然と考えますが当然
のことを科学的に証明するのは
至難の業です。がん患者さんは
大半、健常者では、半分以上の
試料からがんに関連した遺伝子
変異が確認でき、遺伝子変異の
個数は、年齢に比例して増加し、
高齢者は全員、食道上皮の面積
の40~80%が変異を持った細胞
に置き換わっていました。最初
の変異は、小児期までに起きて
蓄積しており、飲酒と喫煙を繰
り返す人も多かったということ
ですから、小児期から生活習慣
には、注意する必要があるよう
です。しかし酒とたばこは過度
に摂取しなければ心配ないとい
うのは、余りに楽観的観測と言
えるでしょう。過度に摂取する
のが嗜好品の常であり、分かっ
ちゃいるけどやめられないこと
を本当に理解されているのか、
はなはだ疑問に思いました。
患者自身の細胞を培養してつ
くる「細胞シート」を、初期の
十二指腸がん治療に役立てる新
たな再生医療技術の確立に向け、
研究を本格化させるのは素晴ら
しい計画です。 十二指腸のE
SDは、近年実用化された治療
方法で、患者さんの負担や危険
が減る半面、消化液の影響で、
がん細胞を削り取って薄くなっ
た患部に後で穴が開く穿孔(せ
んこう)という合併症が起きや
すくなるというのは、初耳でし
た。消化管の穿孔は、どの消化
管の部位でもありうることなの
で、その対策が内視鏡を使って
できるという所が素晴らしいと
思います。開腹手術をしてしま
うとそれだけで患者さんの侵襲
が大きくなり、手術後の回復も
遅れることは、周知の事実だか
らです。「成功すれば他の消化
器の疾患にも活用の可能性が広
がる」というご意見には諸手を
上げて賛成です。特に食道など
の消化管の厚さが薄い臓器では、
活用の可能性が高くなると確信
しています。ただ、食道の場合、
消化管の壁の外から、再生医療
のシートを貼って穿孔しない様
補強するのは、重要臓器が目白
押しの胸腔内なので難しいかと
存じます。

血液の酸性度を改善する事に
賛成する。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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