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2019-11-06 21:55:29

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診療マル秘裏話   Vol.732 平成29年12月20日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)動脈硬化病変で善玉コレステロール が悪玉に変化する
2)自走ロボットが薬や検体を搬送する新病棟内覧

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】 動脈硬化病変で善玉コレステロール が悪玉に変化する

 

 

 

 

 

 

 

心臓病などの予防効果があり
「善玉コレステロール」と呼ば
れる脂質粒子「高比重リポ蛋白
質(HDL)」が、動脈硬化症
患者の体内では、抗炎症機能が
低下し、反対に「悪玉」となる
メカニズムを、神戸大学大学院
医学研究科疫学分野の篠原正和
准教授の研究グループらが明ら
かにしました。動脈硬化症だけ
でなく、炎症が原因とされる生
活習慣病やがんの新たな予防・
治療法の開発につながると期待
されています。成果は英国科学
雑誌「サイエンティフィック・
リポート」にオンライン掲載さ
れました。

HDLは体内から余ったコレ
ステロールを肝臓に送り返しま
す。 コレステロールが血管の
内壁にたまると心筋梗塞や脳卒
中の恐れもあるため、HDLは
「善玉コレステロール」と言わ
れています。

研究グループは、健康な人と
動脈硬化患者の血液を比較分析
しました。超遠心分離法でHD
Lを取り出し、免疫細胞「マク
ロファージ」に接触させました。

健康な人のHDLはマクロフ
ァージに取り込まれ、炎症を起
こす「炎症性物質」の発生を、
抑制しました。血管にコレステ
ロールがたまりやすくする炎症
を出にくくしていました。

一方、動脈硬化症患者のHD
Lは自らが生み出す炎症性物質
が悪さをしてマクロファージに
取り込まれなくなり、炎症性物
質の発生が続いていました。

篠原准教授は「悪さをする炎
症性物質がHDLから出てくる
ことで、生体を防御する“そう
じ役”のマクロファージが、炎
症を強くしてしまう悪循環」と
解説しています。「炎症性物質
をブロックする薬を応用すれば、
HDL本来の抗炎症作用が取り
戻せるはず」としています。

コレステロール代謝について解
説している動画です。

 

 



 

 

 

脂質粒子の資質を考える。笑

 

 

 

 

 

 

 

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2】 自走ロボットが薬や検体を搬送する新病棟内覧

 

 

 

 

 

 

 

名古屋大病院は11月28日、来
年1月に開設する新たな診療棟
の内覧会を開きました。最先端
の機器を備え、2月からは豊田
自動織機と共同開発した自走ロ
ボットが薬や検体を搬送します。
石黒直樹病院長は内覧会に先立
つ記念式典で「地域医療の発展
や新規医療の開発に向かいたい」
とあいさつしました。

ロボットは患者さんの少ない
夜間に運用します。外科系集中
治療室(SICU)と検査部、薬剤
部の間を移動し血液などの検体
や薬を胴体部分の棚に収めて運
びます。高さは約1.2 メートル、
最大速度は時速3.6 キロで、ロ
ボットが自ら人をよけたりエレ
ベーターを利用したりもできる
そうです。

名古屋大学医学部のPR動画です。

 

 



 

 

 

夜間に薬缶を沸かす。笑

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールを減らすω
‐3系の不飽和脂肪酸は酸化に
弱く、酸化されたω‐3系の油
は身体に良くないものとされて
います。善玉コレステロールも
炎症に曝された、動脈硬化病変
では、同様に炎症を強くしてし
まう作用があるようです。絶対
的に善玉の作用を期待する方が
無理があるのかもしれません。
炎症のあるなしなどの状況に応
じて、物質の作用は変化する物
と考える方が合理的なのでしょ
う。
来年1月に開設する、新たな
診療棟の内覧会で明かされた最
先端の機器や、豊田自動織機と
共同開発した自走ロボットが薬
や検体を搬送するということは、
本当に素晴らしい技術革新であ
ると言っても過言ではないでし
ょう。しかし、如何に医療機器
が進歩しても、それを使う医療
関係者の心構えがしっかりして
いないと医療機器やAIに振り回
される結果となり、患者さんに
とって不利益になる可能性があ
ります。その点をもう一度初心
に返って見つめなおす必要があ
るようです。

技術革新の核心を突いた質問。


 

 

 

 

 

 

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