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2018-12-22 23:46:22

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診療マル秘裏話    号外Vol.1102 平成30年2月18日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)韓国MERS拡大要因に関する、WHO の見解5項目
2)2型アセトアルデヒド脱水素酵素遺伝子で下戸が決定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】 韓国MERS拡大要因に関する、WHO の見解5項目

 

 

 

 

 

 

中東呼吸器症候群(MER
S: Middle East
Respiratory S
yndrome)のことを覚え
ているでしょうか? 2015
年春から夏にかけてお隣の韓国
で大きな騒動になったあの病気
です。

MERSは、その名が示すよ
うに中東諸国で12年から発生
している感染症です。コロナウ
イルスの一種によって引き起こ
され、ウイルスを媒介する動物
としてひとこぶラクダなどが挙
げられています。コロナウイル
スは、ヒトでは、ちょっとした
風邪を引き起こす程度のウイル
スと思われていましたが、03
年に中国を起源として流行した
重症急性呼吸器症候群(SAR
S)の原因が新型コロナウイル
スによることが判明しました。
MERSはSARSとは別の新
型のコロナウイルスによって引
き起こされていることがわかっ
ています。

MERSは14日程度の潜伏
期を経て、発熱、呼吸困難など
の呼吸器症状や下痢などの消化
器症状が現れることが多いとさ
れています。重症になると腎不
全や呼吸不全に陥り、死亡率は
20~30%に達するとみられ
ています。

韓国の事例では、68歳の男性
が中東から帰国後8日目に発熱
やせきの症状が出て、4カ所の
診療所や病院を訪れたのが感染
拡大のはじまりでした。5月下
旬から7月下旬までの2カ月間
で186人に感染が確認され、
38人(20・4%)が亡くな
りました。この間、発症者との
接触が疑われ、監視下に置かれ
た人の数は、ピーク時には67
29人に達しました。

この事例で注目すべきことは、
感染拡大の舞台が病院であった
ことです。

患者さんを収容した、複数の
病院の中で感染拡大が起こり、
終息までに時間がかかったので
す。感染拡大の舞台となったの
は、いずれも先進的医療設備を
備えた近代的な病院です。当時、
感染拡大が、止まらないという
報道が続き、MERSウイルス
の感染力が増したのではないか
と心配しましたがWHOの調査
では、そのような証拠は確認さ
れませんでした。

韓国MERS拡大要因に関す
るWHOの見解では、1)医療従
事者および一般社会のMERS
に対する認識の欠如2)医療施設
における不十分な感染防止対策
3)MERS患者さんが混雑した
救急室や多床室で、ほかの患者
さんと長時間かつ密接に接触し
たこと4)患者さんが次々と複数
の医療機関を渡り歩くドクター
ショッピング5)家族や見舞客が
たくさん訪れ、病室で長時間過
ごす習慣があることが挙げられ
ました。

五つの指摘事項すべてが人的
要因になっていることに注目す
べきでしょう。

日本にはたくさんの外国人旅
行者が訪れますし、日本人もど
こにでも旅行に出かける時代で
す。いつ、同じようなことが起
こっても不思議ではありません。
五つの指摘を、我々も心に刻ん
でおく必要があります。

図のように発端者から始まっ
て人から人へ伝染しながら感染
の輪が広がっていくのです。人
から人への感染防止の基本は、
設備や薬ではありません。我々
一人ひとりが正しい知識を身に
着け、日常生活の中で手洗いや
せきをするときは口をマスクや
ハンカチで覆う等の基本的習慣
を実践していくことが大切です。

最後にお願いですが、受診の
時には、聞かれなくても、最近
外国旅行をしたかどうか医療ス
タッフに伝えるようにしてくだ
さい。医師も確認を心掛けては
いるのですが、100%確認す
るとは限らないのです。

韓国でのMERS拡大要因につい

ての動画です。

 

 



 

 

基本的習慣を週刊誌で指摘す
る。笑

 

 

 

 

 

 

 

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2】 2型アセトアルデヒド脱水素酵素遺伝子で下戸が決定

 

 

 

 

 

 

 

アルコールを分解するには、
発がん性物質のアセトアルデヒ
ドを無害な酢酸に分解する2型
アセトアルデヒド脱水素酵素(
ALDH2)が欠かせません。
その遺伝子には、正常型と変異
型があり、遺伝子がどんな組み
合わせかによって、飲めるかど
うかが変わってきます。

変異型の分布は世界的に地域
差があり、日本にも地域性が見
てとれるのです。つまり、飲め
る人と下戸の分布には、一定の
特徴があります。両親から変異
型をともに受け継いだ下戸は、
中国をはじめとする東アジア一
帯にしか見られません。

実は、国内を地方別に分けて
考えると、変異型を併せて持つ
割合が最も高いのが近畿地方。
それに次ぐのが、中部地方です。
このエリアから遠くなるにつれ
て、逆に、正常型を併せて持つ
割合が増えます。

都道府県別に正常型の割合を
調べると、秋田がトップで鹿児
島が2位です。10位以内には
東北や九州、北海道、沖縄など
が名を連ねています。最下位は
三重で、ブービーが愛知と共に
中部地方です。76.7%が正常型
の秋田と比べると、三重は半分
程度の39.7%。その違いは歴然
でしょう。

北海道、東北、九州はイメー
ジ的に飲める人が多い地方とさ
れますが、遺伝学的に証明され
ているのです。近畿には、京都
の伏見や兵庫の灘など有名な酒
どころが点在します。ではなぜ
近畿には、変異型が多いのでし
ょうか。

ALDH2の変異型が生まれ
たのは、2万5000年から3
万年前とされています。場所は、
北アジアのどこかで、新モンゴ
ロイドの体内で、発生した突然
変異にさかのぼると推測されて
います。

日本人のルーツは、1万年以
上前から日本列島に住んでいた
縄文人と約2000年前に朝鮮
半島からやってきた新モンゴロ
イドの弥生人との混血です。ア
イヌや縄文人は、シベリアやフ
ィリピン、ニューギニアなどの
先住民の系統に属する旧モンゴ
ロイドで、新モンゴロイドとは
区別されます。

当時は、お酒がありませんで
した。ALDH2の遺伝子変異
は、生存上のマイナスにならな
いため、淘汰されず、受け継が
れていったのです。

弥生人は、稲作を通じて高度
な文化を育みました。大和朝廷
がどこにあったのかは諸説あり
ますがALDH2の変異の分布
を加味すると、近畿を後押しす
る材料になると考えてもいいか
もしれません。

かつて顔立ちがスマートな人
をしょうゆ顔、濃い顔の人をソ
ース顔と呼んだことがありまし
た。仮に弥生系をしょうゆ顔で、
縄文系をソース顔とすれば、し
ょうゆ顔の人は、ALDH2の
変異型を持っている可能性が高
く下戸で、ソース顔の人は飲め
るタイプといえるでしょう。

しかし、正常型の人はアルコ
ール中毒や、肝機能障害になる
割合が高い。ソース顔で飲める
人も、お酒は楽しくほどほどに、
です。

アルコールの代謝酵素について

専門家が語っている動画です。

 

 



 

 

 

神が人間の努力を加味して、
功徳を考える。笑

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

外国渡来の病気、つまり病気
の黒船はその病気が致命的であ
れば、注目を集めますが、命に
別条がない場合や、命に関わっ
る病気でも、短期間で収束した
場合は見逃される傾向が、あり
ます。MARSも韓国では、大騒ぎ
になりましたが、日本には渡来
しないことが分かった途端、不
用心になったと記憶しています。
もちろんいつまでも警戒してい
ては身が持たないという意見も
あるようですが命に関わる病気
の場合は、記憶にとどめ病気の
黒船に対しては、用心に用心を
重ねることが重要であると私は
考えています。
日本人のルーツは、1万年以
上前から日本列島に住んでいた
縄文人と約2000年前に朝鮮
半島からやってきた新モンゴロ
イドの弥生人との混血という説
は、教科書でも取り上げられて
さも正しい説であるかのような
印象を与えますが、その証拠と
なった写真は、ねつ造であった
ことが分かって来ました。縄文
人と弥生人は、顔や体格などは
変わりが無かったというのが正
しい説ということです。ALD
H2の変異の分布については、
近畿地方と中部地方に集中して
いるというのは正しいと言える
でしょうが、縄文人と弥生人の
前提が崩れると、上記のような
想像を中心としたロマンあふれ
る説は成り立たないと考えられ
ます。

対角線上に、体格の良い青年
が並べられた。笑

 

 

 

 

 

 

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