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2018-04-14 00:09:19

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診療マル秘裏話    号外Vol.886 平成29年6月11日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)ヒト単球のみを生み出す源の細胞を発見と発表
2)低温で、体内時計が止まってしまう原理を解明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】 ヒト単球のみを生み出す源の細胞を発見と発表

 

 

 

 

 

 

東京医科歯科大学は5月10日、
ヒト単球のみを生み出す、源の
細胞を発見したと発表しました。
この研究は、同大難治疾患研究
所・生体防御学の樗木俊聡教授
らの研究グループによるもので
す。研究成果は、国際科学誌「
Immunity」オンライン速報版に
5月16日付けで掲載されていま
す。

単球は、生後に骨髄で作られ、
がんの発生や炎症に伴い血液か
ら当該組織に入り込み、マクロ
ファージに分化します。 単球
由来マクロファージはがん組織
では、がん細胞の増殖・浸潤を
促進し、炎症性腸疾患では炎症
を惹起して病態を増悪させます。

一方、ヒトの単球が、どの様な
細胞から作られるのか、単球の
みを作る源になる細胞が存在す
るのかなど、多くの点が未解明
でした。当該の細胞を起点とし
た単球分化経路が明らかになれ
ばがんや難治性炎症疾患の治療
法の開発につながるため、その
同定が急がれていました。

研究グループは、ヒト単球の分
化経路を明らかにするため、臍
帯血または骨髄細胞を用いて、
さまざまな表面分子のスクリー
ニングを実施しました。 ヒト
単球に高発現するCD64とCLEC12
A に着目したということです。
ヒト臍帯血や骨髄中には、顆粒
球と単球への分化能を併せ持つ
granulocyte and monocyte pro
genitor(GMP)という前駆細胞
が報告されていましたが、今回、
研究グループはこのGMP がCD64
とCLEC12A の発現レベルによっ
て4つの亜集団に分かれること
を発見しました。そして、各分
画の分化能を解析したところ、
CLEC12AhiCD64hi 分画は単球の
みに、CLEC12AhiCD64int分画は
単球と顆粒球に分化しました。
これら2分画は、リンパ球への
分化能を完全に欠落しているこ
とも確認しました。残り2つの
分画は雑多な前駆細胞の集合体
だったということです。

これらの結果から、CLEC12AhiC
D64hi 分画が単球のみを数多く
産生する前駆細胞と結論付け、
ヒト共通単球前駆細胞(humanc
ommon monocyte progenitor、c
MoP )と定義しました。これま
で、GMP と定義されていた前駆
細胞は、CD64とCLEC12A の発現
パターンによって細分化できる
複数の前駆細胞の集合体である
ことが判明しました。研究グル
ープは、その中のひとつがヒト
単球のみを多く産み出すcMoPで
あることを証明したとしていま
す。

ヒトcMoPは多くの単球を作り出
し、単球はがん組織で腫瘍関連
マクロファージ、炎症性腸疾患
で炎症惹起マクロファージ、骨
疾患で破骨細胞に各々分化する
ことが予想されます。研究グル
ープは現在、製薬企業との共同
研究により、ヒトcMoPを標的と
した治療薬の探索を進めており、
がんや難治性炎症疾患の治療へ
の応用が期待されるとしていま
す。

白血球の働きについて解説して

いる動画です。

 

 



 

 

 

照明が適切であることを証明
した。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

2】 低温で、体内時計が止まってしまう原理を解明

 

 

 

 

 

 

 

九州大学大学院芸術工学研究
院の村山依子 日本学術振興会
特別研究員、伊藤浩史助教、お
茶の水女子大学基幹研究院の郡
宏准教授、早稲田大学理工学術
院の岩崎秀雄教授らの研究グル
ープは、低温で体内時計が止ま
ってしまう原理を明らかにした
ことを発表しました。この研究
成果は5月15日、米国科学アカ
デミーの機関誌「Proceedings
of National Academy of Scien
ces 」に掲載されました。人間
の寝起きのリズムは体内時計に
よって生み出されており、それ
は低温下で停止することが昆虫
や植物で報告されてきました。
また、数学や物理学の分野にお
いては、リズムの生まれ方や止
まり方にどのような特徴がある
のかについて考察され、いくつ
かの典型的なタイプに分類でき
ることが明らかになっています。
その後、バクテリアの体内時計
を、試験管の中に再現する実験
手法が開発され、体内時計を高
精度で調べることが可能になり
ました。

研究グループはこの実験手法を
用い、体内時計が低温時にどの
ように停止するのかを、詳しく
計測、解析しました。その結果、
室温では、強いリズムが存在し
ますが、温度を下げていくとリ
ズムの振れ幅が小さくなり、19
℃以下ではリズムが止まってし
まうことが明らかになったとい
うことです。

このようなリズムの停止の特徴
は、数学上の分類であるホップ
分岐と呼ばれるものと同じであ
り、これはブランコのリズムに
例えることができるということ
です。室温では人がこいでいる
ブランコのように揺れ続ける事
ができますが、温度を下げてい
くとブランコをこぐ力が弱くな
り、19℃以下では、こぐのをや
めた状況に対応するということ
です。

研究グループは、ブランコは乗
り手がこぐのをやめても、上手
いタイミングで繰り返し押せば
小さな力でも大きく揺らすこと
ができることから、体内時計と
ブランコの類似性に着目しまし
た。 実際に、低い温度で止ま
ってしまった体内時計にほぼ24
時間のリズムで2℃の温度変化
を与えたところ、低温では決し
て現れないような強いリズムが
観察されたということです。
この現象は物理学の「共鳴現象」
と同じで、体内時計でも共鳴が
起こることが確認されたという
ことです。 この共鳴によって、
体内時計の振れ幅を大きくする
という試みはコンピュータによ
るシミュレーションでも再現で
きたということです。このこと
は、バクテリアのみならず、ヒ
トを含む他の生き物に共鳴現象
を応用できる可能性を示唆して
います。

研究グループは将来、共鳴現象
を使って、人間の体内時計をメ
リハリのあるものへと変える事
ができるかもしれないと説明し
ています。

体内時計の改善方法についての

動画です。

 

 



 

 

 

際限なく再現した。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

ヒト単球のみを生み出す、源
の細胞を発見したと発表したの
は、偉大な業績です。 単球は、
生後に骨髄で作られがんの発生
や炎症に伴い血液から当該組織
に入り込み、マクロファージに
分化し、単球由来マクロファー
ジはがん組織では、がん細胞の
増殖・浸潤を促進し、炎症性腸
疾患では炎症を惹起して病態を
増悪させることが分かっていま
した。そのため、単球分化経路
が明らかになればがんや難治性
炎症疾患の治療法の開発につな
がるので、ぜひがんや難治性の
炎症疾患の新治療法を誕生させ
て頂きたいと切に願う次第です。
低温で体内時計が止まってし
まう原理を明らかにしたことを
発表したのは素晴らしい業績で
す。実際に、低い温度で止まっ
てしまった体内時計に、ほぼ24
時間のリズムで2℃の温度変化
を与えたところ、低温では決し
て現れないような強いリズムが
観察されたということて、体内
時計とブランコの類似性に着目
し、共鳴によって、体内時計の
振れ幅を大きくするという試み
がコンピュータによるシミュレ
ーションでも再現できたという
のは本当に驚くべきことである
と感じています。

返歌に変化をつける。笑

 

 

 

 

 

 

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