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2020-07-08 22:50:42

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診療マル秘裏話  Vol.767 平成30年8月22日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

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目次

1)りんごポリフェノールが、変形性膝関節症の進行抑制
2)足の運び方の分析から行動変容に繋げる仕組み

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 りんごポリフェノールが、変形性膝関節症の進行抑制

 

 

 

 

 

 

 

千葉大学は、7月26日、食品
素材のりんごポリフェノールが、
変形性膝関節症の進行を抑制す
ることを明らかにしたと発表し
ました。この研究は、同大大学
院医学研究院細胞治療内科学の
清水孝彦講師、横手幸太郎教授
を中心とする研究グループが、
アサヒグループホールディング
ス株式会社と共同で行ったもの
です。研究成果は、「Scientif
ic Reports」に掲載されました。

変形性膝関節症は、膝関節の
腫れや痛みを伴い、歩行が困難
になるなど、生活の質を著しく
低下させる運動器疾患です。関
節において緩衝作用を担う軟骨
が擦り減ることが主な原因であ
り、骨への負担が増加すること
で症状が悪化します。未受診者
を含め、現在国内には40歳以上
の患者が2500万人いると推定さ
れています。

主な治療は外科的処置となっ
ており、服用による内科的治療
は補助的なものとなっています。
一方、近年の研究により、膝関
節の軟骨細胞におけるミトコン
ドリアの機能低下が、変形性膝
関節症の発症と悪化に関連して
いることが見出され、ミトコン
ドリアを介した治療法の確立が
有望視されています。

りんごから抽出されたポリフ
ェノールには、強い抗酸化作用
があり、抗腫瘍、抗肥満、抗疲
労をはじめ、さまざまな効果を
有することが報告されています。
近年の知見により、これらの生
理機能が発揮される一因として、
りんごポリフェノールのミトコ
ンドリアを介した作用機構が考
えられています。

今回の研究では、軟骨細胞に
おけるりんごポリフェノールの
ミトコンドリアへの作用、なら
びに変形性膝関節症におよぼす
影響について検証しました。そ
の結果、りんごポリフェノール
は、軟骨細胞でミトコンドリア
の新生を促し、軟骨の構成成分
であるプロテオグリカンの産出
を促進することが示唆されまし
た。また、変形性膝関節症モデ
ルマウスでは、りんごポリフェ
ノールがその症状悪化を抑制す
ることを確認したという事です。

これらの結果について、研究
グループは、「りんごポリフェ
ノールは、変形性関節症の内科
的治療分野における有望な食品
素材として期待できる」と述べ
ています。

リンゴポリフェノールについて

解説している動画です。

 

 



 

 

 

リンゴポリフェノールの抗疲
労効果を披露する。笑

 

 

 

 

 

 

 

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2】 足の運び方の分析から行動変容に繋げる仕組み

 

 

 

 

 

 

 

OKIは、システム開発スタ
ートアップのゼロビルバンク・
ジャパン(東京都品川区)など
と組み、加速度センサーや角速
度センサー、無線通信機能を埋
め込んだ靴を履いて歩行時の足
の運び方の分析から行動変容に
つなげる仕組みを開発しました。
歩行やスポーツ時のフォームを
分析します。適正なフォームへ
の誘導をはじめ、歩行異常から
糖尿病や認知症などの早期発見、
未病・予防に効果的な行動促進
などへの応用を目指します。

OKIは2018年4月、イノベ
ーション推進部を設置しました。
超高齢化が進むなか医療・介護
で新事業の検討を進めています。

モーションキャプチャシステム

の紹介動画です。

 

 



 

 

拳闘での健闘を称え、敗因を
検討する。笑

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

食品素材のりんごポリフェノ
ールが、変形性膝関節症の進行
を抑制することを明らかにした
と発表したのは素晴らしい業績
です。りんごから抽出されたポ
リフェノールには、強い抗酸化
作用があり、抗腫瘍、抗肥満、
抗疲労をはじめ、様々な効果を
有することが報告されていると
いうことですので、りんご毎日
一個で医者いらずとは、良く言
ったものです。近年の知見によ
り、これらの生理機能が発揮さ
れる一因として、りんごポリフ
ェノールのミトコンドリアを介
した作用機構が考えられていて、
軟骨細胞におけるりんごポリフ
ェノールのミトコンドリアへの
作用、ならびに変形性膝関節症
におよぼす影響について検証し
て良い結果が出たということで
すから、画期的な発見ですね。
りんごポリフェノールは、一般
に成熟したりんごの皮より未熟
なりんごの皮にたくさん(約10
倍)含まれているそうです。
加速度センサーや角速度セン
サー、無線通信機能を埋め込ん
だ靴を履いて歩行時の足の運び
方の分析から行動変容につなげ
る仕組みを開発したのは、偉大
な業績です。歩行やスポーツ時
のフォームを分析して、適正な
フォームへの誘導をはじめ歩行
異常から糖尿病や認知症などの
早期発見、未病・予防に効果的
な行動促進などへの応用を目指
すということですから、壮大な
計画と言っても過言ではないで
しょう。糖尿病や認知症の早期
発見がなされれば、最新の治療
に結びつけて、完治は望めなく
ても、進行を極端に遅らせる事
ができるような気がします。ど
んな病気でも早期発見、早期治
療が肝要であることは変わりが
ありません。特に糖尿病合併症
と進行した認知症の悲惨さを、
考えれば、早期発見、早期治療
に結びつけて、頂きたいもので
す。

早期発見、早期治療を想起す
るポスター。笑

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(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
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sara2162@atlas.plala.or.jp
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