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2020-06-16 23:01:39

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診療マル秘裏話  号外Vol.1567 令和1年8月15日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)小細胞肺がんの治療薬が希少疾病用医薬品指定
2)脂質や多糖類等を蛍光標識せず画像化する技術

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】小細胞肺がんの治療薬が希少疾病用医薬品指定

 

 

 

 

 

 

 

英アストラゼネカ社は7月12
日、デュルバルマブ (製品名:
イミフィジン)が、米国食品医
薬品局(FDA )より、小細胞肺
がん(SCLC)の治療薬として、
希少疾病用医薬品指定(ODD )
を受けたことを発表しました。
SCLCは肺がんの約15% に相当し、
SCLC患者さんの約3分の2は、が
んが肺または体の他の部位に広
範囲にひろがっている進展型と
診断されます。肺がんの中で最
も悪性度が高く、その5年生存
率はわずか6%。FDA は、20万
人未満の米国人患者さんが罹患
する希少疾患およびその治療、
診断、予防を目的とした新薬に
対してODD の指定を付与してい
ます。デュルバルマブ(遺伝子
組換え)製剤は、ヒトPD-L1 に
結合するヒトモノクローナル抗
体です。PD-L1に結合しPD-L1と
その受容体であるPD-1およびCD
80の相互作用を阻害することで、
腫瘍の免疫逃避機構を抑制し抗
腫瘍免疫反応を誘発します。

進展型SCLC患者の一次治療を対
象とした第3相CASPIAN試験で、
デュルバルマブと標準治療であ
るエトポシドおよびプラチナ製
剤ベースの化学療法併用群と、
化学療法単独群に分けて治療を
実施しました。進展型のSCLC患
者に対してデュルバルマブは全
生存期間(OS)の統計学的に有
意かつ臨床的に意義のある延長
を示し、主要評価項目を達成し
ました。試験の最終結果は今後
の学術集会で発表予定です。ま
た、デュルバルマブについては、
同時化学放射線療法後の限局型
SCLC患者を対象とした第3相AD
RIATIC試験も進行中です。

デュルバルマブは、第3相PACIF
IC試験の結果に基づき、米国、
EU、および日本を含む45を超え
る国で、切除不能なステージ3
非小細胞肺がんへの適応で承認
されています。なお、SCLCに対
するデュルバルマブの適応は国
内未承認です。

肺ガンに分子標的薬とAXL阻害

薬の併用で、完治を目指すとい

うニュース動画です。

 

 



 

 

商人が未承認薬剤を輸入した。


 

 

 

 

 

 

 

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2】 脂質や多糖類等を蛍光標識せず画像化する技術

 

 

 

 

 

 

 

東京大学は7月22日、細胞内
生体分子を光学的に検出する誘
導ラマン散乱(stimulated Ram
an scattering:SRS)顕微法に
おいて、高速波長切り替えの可
能なレーザー光源を適用するこ
とで、4つの分子振動周波数に
おけるSRS 信号を高速に取得す
る技術を開発したと発表しまし
た。この研究は、同大大学院工
学系研究科電気系工学専攻の小
関泰之准教授、鈴木祐太元学振
特別研究員、小林航也元修士課
程学生、同大学院理学系研究科
化学専攻の合田圭介教授、脇坂
佳史元博士課程学生らが、東京
大学、科学技術振興機構、名古
屋大学、中央大学、がん研究所、
筑波大学、理化学研究所、台湾
国立交通大学と共同で行ったも
のです。研究成果は、米国科学
アカデミー紀要「PNAS」オンラ
イン版に7月19日付で公開され
ました。

多数の多様な細胞一つひとつの
化学的・形態的特徴を計測する
ための技術として、流体中の細
胞を高速撮像するイメージング・
フローサイトメトリーが注目さ
れています。しかし、イメージ
ング・フローサイトメトリーは
生体分子を識別するために蛍光
標識を必要とし、蛍光標識に伴
う細胞毒性や、標識の困難な生
体分子の存在などの課題があり
ました。

細胞を蛍光標識せず、細胞内分
子を光学的に検出することで、
細胞の化学的・形態的情報を得
る手法として、SRS 顕微法が知
られています。しかし、SRS 顕
微法は単一周波数における分子
振動情報を得る上では高速であ
るものの、複数の分子を検出す
るためにはレーザーの波長を切
り替える必要があります。その
間に細胞が動いてしまうと計測
ができないため、SRS 顕微法を
イメージング・フローサイトメ
トリーへ適用することは困難で
した。また、流体中の細胞に対
して、複数周波数における分子
振動を計測する技術も複数の研
究グループから報告されていま
すが、細胞中の1点での計測に
とどまっており、形態的特徴を
画像情報として得ることはでき
ていませんでした。今回の研究
では、研究グループが開発して
きたSRS 顕微法を、高速性を保
ちつつ多色化することで、細胞
内の生体分子の複数周波数の分
子振動を直接光で計測して画像
化する、SRS イメージング・フ
ローサイトメトリーを開発しま
した。高速波長切り替えの可能
なレーザー光源を適用すること
で、4つの分子振動周波数にお
けるSRS 信号を高速に取得する
ことに成功しました。

また、この技術をマイクロ流体
チップによる細胞位置制御技術
と組み合わせることにより、1
秒あたり最高140細胞の多色SRS
画像を取得し、数千~数万個の
細胞内に含まれる脂質や多糖類
などを蛍光標識せずに画像化す
る技術の開発に成功しました。
同技術によって多数の細胞の分
子振動画像をビッグデータとし
て取得することが可能になると
ともに、人工知能の一種である
深層学習を用いることで、微細
藻類細胞、血液細胞、がん細胞
の多色SRS 画像を解析し、分類
が可能であることを実証しまし
た。

今回開発された細胞計測手法は、
細胞による物質生産による生産
性評価、再生医療用の細胞の品
質管理、がん細胞の研究などへ
の応用が考えられます。がん研
究では、「従来のがん細胞マー
カーによる計測に加えて、同手
法を用いてがん細胞を計測する
ことで、細胞内部の脂質の不飽
和度や代謝活動など、分子振動
を検出することで初めて得られ
る生体分子情報の計測が可能と
なり、がん細胞に関する知見が
深められることが期待される」
と研究グループは述べています。

ラマン散乱について解説してい

る動画です。

 

 

 



 

 

 

治験で得られた知見を判定す
る。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

英アストラゼネカ社は7月12
日、デュルバルマブ (製品名:
イミフィジン)が、米国食品医
薬品局(FDA )より、小細胞肺
がん(SCLC)の治療薬として、
希少疾病用医薬品指定(ODD )
を受けたことを発表したのは、
喜ばしいことです。SCLCは肺が
んの約15% に相当し、SCLC患者
さんの約3分の2は、がんが肺ま
たは体の他の部位に広範囲にひ
ろがっている進展型と診断され
ていて、肺がんの組織型中で最
も悪性度が高く、その5年生存
率はわずか6%。FDA は、20万
人未満の米国人患者さんが罹患
する希少疾患およびその治療、
診断、予防を目的とした新薬に
対してODD の指定を付与してい
るということから、治療薬が、
切望されている様子が伺えます。
当クリニックの患者さんの中に
もSCLCと診断されている方がお
られるので、メタボジェニック
療法を試行中です。新たに向春
草というサプリも肺がんに有効
との情報がありますので、試し
てみたいと思います。
東京大学は7月22日、細胞内
生体分子を光学的に検出する誘
導ラマン散乱(stimulated Ram
an scattering:SRS)顕微法に
おいて、高速波長切り替えの可
能なレーザー光源を適用するこ
とで、4つの分子振動周波数に
おけるSRS 信号を高速に取得す
る技術を開発したと発表したの
は、素晴らしい業績です。今回
の研究では研究グループが開発
してきたSRS 顕微法を、高速性
を保ちつつ多色化することで、
細胞内の生体分子の複数周波数
の分子振動を直接光で計測して
画像化する、SRS イメージング・
フローサイトメトリーを開発し、
高速波長切り替えの可能なレー
ザー光源を適用することで、4
つの分子振動周波数におけるSR
S 信号を高速に取得することに
成功したということですから、
従来のがん細胞マーカーによる
計測に加えて、同手法を用いて
がん細胞を計測すると細胞内部
の脂質の不飽和度や、代謝活動
など、分子振動を検出すること
で初めて得られる生体分子情報
の計測が可能となり、がん細胞
に関する知見が深化することを
期待したいと思います。

高原で光源を確保する。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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