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2020-06-11 22:25:02

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診療マル秘裏話  号外Vol.1562 令和1年8月9日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)iPS細胞由来のT細胞を用いたがん免疫療法開発
2)まぶた-目の下のたるみの改善に植物エキスが効果

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】iPS細胞由来のT細胞を用いたがん免疫療法開発

 

 

 

 

 

 

 

京都大学発ベンチャーのサイ
アス(京都市)は、患者自身の
細胞から作製するiPS細胞(
人工多能性幹細胞)由来のT細
胞を用いたがん免疫療法を開発
します。実用化に備えて、iP
S細胞由来T細胞の製造技術に
めどをつけ、非臨床試験を近く
始めます。数年後には難治性の
固形がんを対象に治験に進め、
2020年代半ばの早期承認を目指
します。患者さんのキラーT細
胞を体外で増やして再び戻す治
療法は米国を中心に研究開発が
進んでいますが、iPS細胞技
術の応用は世界で初めてです。

「例えれば、老兵たちを若人
の精鋭部隊に蘇らせる治療法だ」。
サイアスの等泰道代表取締役は
研究開発を進めているがん免疫
療法についてこう表現します。

キラーT細胞は、異物排除の
役割を担う免疫反応の戦闘部隊
で、がん細胞や、ウイルス感染
細胞を攻撃しています。 ただ、
がんが悪化するとT細胞が疲弊
し、攻撃力は弱まります。ちな
みに、がんが免疫から逃れる仕
組みを発見したのがノーベル賞
を受賞した京都大学の本庶佑名
誉教授で、がん免疫薬の扉を開
きました。

サイアスが開発する免疫療法
は次のようです。疲弊したキラ
ーT細胞をがん患者さんから採
取・分離しiPS細胞に初期化
します。そのiPS細胞から分
化誘導させて若返らせたキラー
T細胞を元の患者さんに移植し
治療に利用します。

がん細胞は遺伝子の変異を引
き金に発生し、その変異は複数
重なっています。また、変異や
変異に対抗するがん特異的T細
胞は患者さんごとに異なります。
サイアスの治療法は患者さんご
とにiPS細胞由来のがん抗原
特異的キラーT細胞をオーダー
メードで複数作製できます。

iPS細胞は増殖しやすく、
攻撃力のあるキラーT細胞を大
量に準備できる利点があります。
患者さん本人の細胞を使うため、
免疫拒絶や自己免疫反応といっ
た副作用も起きにくいとされて
います。

京都大学イノベーションキャ
ピタルなどを引き受け先とする
増資契約をこのほど結び、総額
6億円を調達します。サイアス
のがん免疫療法は、京都大学i
PS細胞研究所の金子新准教授
の研究成果がベースにあります。
金子准教授はiPS細胞由来T
細胞の製造技術を確立し、サイ
アスは実用化レベルに引き上げ
るめどをつけました。

調達資金を元手にマウスを対
象とする非臨床試験を近く始め
ます。移植した細胞ががん化し
ないかなどの安全性や薬効を検
証します。治験実施を見据えた
品質管理基準の下、非臨床試験
に使用するiPS細胞由来T細
胞を自社で製造します。

数年後には既存治療に抵抗性
のある難治がんを対象に小規模
の治験を行い、早期承認を目指
します。 「将来は固形がんや
血液がんなどさまざまながん治
療に応用したい」(等氏)考え
で、製薬会社との連携も視野に
入れます。実用化が近づけば新
規株式上場(IPO)など次の
拡大戦略を描く方針です。

患者さんの腫瘍組織から採取
したT細胞を増やし再び戻すが
ん免疫治療では「TIL療法(
腫瘍浸潤T細胞療法)」と呼ぶ
新技術が注目され始めました。
先行するのは米国ベンチャーの
アイオヴァンス・セラピューテ
ィクス社(カリフォルニア州)
で、皮膚がんの一種メラノーマ
の治験で優れた奏効率を叩き出
しました。一方でiPS細胞技
術の自家移植によるがん治療応
用事例はこれまでなく、サイア
スが世界初です。

3年前の講演動画です。

 

 



 

 

辞令を拒否する事例が後を絶
たない。笑

 

 

 

 

 

 

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2】 まぶた-目の下のたるみの改善に植物エキスが効果

 

 

 

 

 

 

ロート製薬は、まぶた・目の
下のたるみの改善に植物エキス
が効果があることを突き止めま
した。アイの葉と茎およびキハ
ダ樹皮から抽出し混合したエキ
スが目の周りを支える骨格筋の
増殖を抑制する因子の産生を抑
えるとともに筋萎縮因子の産生
も抑制することなどを発見しま
した。今年度(2020年3月期)
中の新商品上市を目指します。

まぶたのたるみや、目の下の
たるみの原因の1つとされてい
るのが加齢などによる目の周り
の筋肉の低下です。ロート製薬
は目の周りを覆っている筋肉で、
まぶたの開閉や涙の量を調整す
る働きを持つ眼輪筋といった骨
格筋の衰えを改善できないかと
考え研究に取り組んできました。

同社はヒト由来骨格筋細胞を
用い、増殖培地で培養し、被験
物質としてアイ葉/茎エキスお
よびキハダ樹皮エキス含有の分
化培地を添加する試験を行いま
した。ELISA法による培養
上清中の骨格筋増殖抑制因子で
あるMyostatin(ミオ
スタチン)の量を測定したとこ
ろコントロール100%に対し、ア
イ葉/茎エキスおよびキハダ樹
皮エキスからなるコンプレック
スは48%と、眼輪筋をはじめと
する筋肉の生成が促進される結
果が得られました。また、同じ
方法により細胞を回収し、筋萎
縮因子のAtrogin(アト
ロジン)-1遺伝子発現をqP
CRで調べた所、コントロール
100%に対し、コンプレックスは
42%と、筋肉の分解を抑えられ
ることが分かりました。

コンプレックスが筋細胞を太
く強化することも見いだしまし
た。画像解析により筋細胞の分
化マーカーであるミオシン重鎖
抗体(MHC)陽性細胞の直径
を測定し確認しました。

同社ではこれらの成果をもと
に新商品を開発し、今年度中に
市場に投入するとしています。

おとなのまぶたコントロールと

いうクリームのCM動画です。

ちなみに大人のまぶたコントロ

ールの成分は、水、エタノール、

(アクリル酸アルキル/ジアセト

ンアクリルアミド)コポリマーA

MP、BG、リンゴ果実培養細胞

エキス、ユズ果実エキス、セン

チフォリアバラ花エキス、ナッ

トウガム、グリセリン、レシチ

ン、キンサンタンガム、PVP、

メチルパラベン、フェノキシエ

タノールだそうです。

 

 



 

 

 

教科書で、基本を強化する。


 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

京都大学発ベンチャーのサイ
アス(京都市)は、患者自身の
細胞から作製するiPS細胞(
人工多能性幹細胞)由来のT細
胞を用いたがん免疫療法を開発
するという企画は、素晴らしい
企画だと思います。ただ、免疫
抑制のメカニズムは、本庶先生
が発見したPD-1を介するものだ
けではありません。特に、骨髄
由来免疫抑制細胞は、がん細胞
の盾となり、免疫細胞が近づく
のを遮断しています。その他に
も抑制性T細胞が免疫を抑制す
る方向に働くので、iPS細胞
(人工多能性幹細胞)由来のT
細胞をいれるだけでは奏功する
とは、限りません。患者さんの
腫瘍組織から採取したT細胞を
増やし再び戻すがん免疫治療で
は「TIL療法(腫瘍浸潤T細
胞療法)」と呼ぶ新技術が注目
され始めており、先行するのは
米国ベンチャーのアイオヴァン
ス・セラピューティクス社(カ
リフォルニア州)で、皮膚がん
の一種メラノーマの治験で優れ
た奏効率を叩き出したという事
ですから、ある一定の成績は叩
き出すことは、保証されている
のではないかと推察しています。
ロート製薬は、まぶた・目の
下のたるみの改善に植物エキス
が効果があることを突き止めま
した。アイの葉と茎およびキハ
ダ樹皮から抽出し混合したエキ
スが目の周りを支える骨格筋の
増殖を抑制する因子の産生を抑
えるとともに筋萎縮因子の産生
も抑制することなどを発見した
というのは偉大な業績です。ま
ぶた・目の下のたるみの改善に
ついては、今まで有効な成分が
知られておらず、今回の発見は、
画期的な発見だったと言えるで
しょう。同社はヒト由来骨格筋
細胞を用い、増殖培地で培養し、
被験物質としてアイ葉/茎エキ
ス及びキハダ樹皮エキス含有の
分化培地を添加する試験を行い
ました。 ELISA法による
培養上清中の骨格筋増殖抑制因
子であるMyostatin(
ミオスタチン)の量を測定した
所コントロール100%に対し、ア
イ葉/茎エキスおよびキハダ樹
皮エキスからなるコンプレック
スは48%と、眼輪筋をはじめと
する筋肉の生成が促進される結
果が得られたのは、本当に凄い
としか言いようがありません。

生成された化合物からさらに
精製品を作る。笑

 

 

 

 

 

 

 

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