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2020-05-24 22:27:11

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診療マル秘裏話  号外Vol.1547 令和1年7月22日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)肥厚性瘢痕やケロイドは早期の適切治療で完治
2)夏は多汗で、脱水症状から脳梗塞惹起の危険性

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】肥厚性瘢痕やケロイドは早期の適切治療で完治

 

 

 

 

 

 

 

手術やけがなどの傷痕が赤く
硬く盛り上がった状態を肥厚性
瘢痕(ひこうせいはんこん)や
ケロイドと呼びます。痛みやか
ゆみを伴うことが多く、見た目
も目立つため、悩んでいる人が
多いとされています。「命が助
かったのだから傷痕は仕方がな
い」という認識の医師も多い中、
日本医科大学付属病院(東京都
文京区)形成外科・再建外科・
美容外科の小川令部長は「肥厚
性瘢痕やケロイドは早期に適切
な治療を行えばほぼ治ります」
と話しています。手術やけが、
やけどなどによる傷が治る過程
で、傷をふさぐための組織が過
剰に増殖して、しこりになった
ものが肥厚性瘢痕やケロイドで
す。共に皮膚の深い部分(真皮)
で続く炎症で、肥厚性瘢痕は傷
の範囲内に限られ徐々に軽快す
るのに対し、ケロイドは傷の範
囲を超えて周囲に拡大します。
特にケロイドは炎症が強く、体
質的な要素が強いとされていま
す。共に原因は完全には解明さ
れていません。患部が大きいと
体を動かすことができなくなり、
生活の質(QOL)を低下させ
ます。胸部や腹部、肘や膝など
日常的に伸縮する部位に起こり
やすく、高血圧の人や妊娠中の
女性に多いということです。

「血圧の高い人は皮膚で炎症
が起こりやすく、妊娠中の女性
は女性ホルモンのエストロゲン
の分泌が増えて血管が広がり、
それぞれ炎症を悪化させます」
と小川部長は言っています。早
期に適切な処置をすれば治る肥
厚性瘢痕やケロイドの患者に対
し、「体質だから、の一言で済
ませる医師もいます」と、小川
部長は苦言を呈します。

治療法としては、抗炎症作用
のあるステロイドの貼り薬を主
体とした手法で治癒が期待でき
ます。他にも、抗アレルギー薬
である「一般名トラニラスト:
商品名リザベン」の内服や、外
科的手術と放射線治療、保険適
用外だがレーザー治療など、さ
まざまな方法が選択できます。
小川部長は、手術では直線では
なくジグザグ状に、皮膚の緊張
状態を解くよう切除し縫合する
ことで炎症を早期に軽減させる
方法を実践しています。

治療期間は、受診が早ければ
早いほど短縮します。数カ月か
ら数年かかるといわれています
が、ほとんどの傷痕は見た目で
は分からなくなり、痛みやかゆ
みも消えて自由に動かせるよう
になります。小川部長は「約9
割の人が手術なしで治っていま
す。手術をするか、手術しない
で治すかは、患者さん自身で選
ぶことができるので、傷痕が気
になる方は、専門的な知識を持
った形成外科に相談してくださ
い」とアドバイスしています。

トラニラスト:商品名リザベン
はTGF-β1の遊離抑制作用等で
線維芽細胞のコラーゲン合成を
抑制し、ケロイド形成を抑える
ことができます。

ケロイド・肥厚性瘢痕について

解説している動画です。

 

 



 

 

秘孔を突いても肥厚性瘢痕は
治せない。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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2】 夏は多汗で、脱水症状から脳梗塞惹起の危険性

 

 

 

 

 

 

 

脳卒中は冬に起こりやすいと
思われがちですが、脳梗塞に限
ると夏の発症も多いとされてい
ます。国立循環器病研究センタ
ー病院(大阪府吹田市)の豊田
一則副院長は「夏は汗をたくさ
んかくため、脱水症状から脳梗
塞を起こす危険性があります。
特に高齢者では注意が必要です」
と警鐘を鳴らしています。脳梗
塞は、脳の血管が細くなったり
血管に血栓が詰まったりして血
流が途絶えることで発症します。
脳の細い血管が詰まるラクナ梗
塞、太い血管が詰まるアテロー
ム血栓性脳梗塞など動脈硬化が
原因となるものと、心房細動な
ど心臓の病気が原因となって起
こる心原性脳塞栓症があります。
夏に比較的多いのは、動脈硬化
が原因のラクナ梗塞とアテロー
ム梗塞です。

「気温が高い夏は汗の量が増
え、特に高齢者では簡単に脱水
に至ります。脱水状態に陥ると、
血液中の水分量も減少して血液
がドロドロになり、血液の塊で
ある血栓が生じやすくなります。
この血栓が、動脈硬化により狭
くなった血管を詰まらせるので
す」と豊田副院長は説明してい
ます。高血圧や高脂血症、糖尿
病や肥満などがあると、動脈硬
化が進みやすく、注意が必要だ
ということです。 夏の脳梗塞
予防では、小まめな水分補給が
重要になります。「高齢者では
喉の渇きや暑さの感じ方が鈍く
なる傾向が見られ、気付かぬう
ちに脱水になってしまうことが
あります」と豊田副院長は指摘
しています。 アルコールには
利尿作用があり、尿量が増える
ので脱水の原因になります。運
動後や入浴後はビールではなく、
利尿作用の少ない麦茶や水など
がお勧めです。

また、人は睡眠中にも180
ミリリットルほどの汗をかくの
で、就寝前や起床後にコップ1
杯の水を飲むと良いとされてい
ます。さらに、気温が高い日中
の外出や炎天下での活動は避け、
外出時には帽子や日傘などで直
射日光を避けるよう心掛けまし
ょう。

脳梗塞を起こすと、突然、片
方の腕や脚に力が入らなくなり、
物がつかめない、歩けない、そ
の場に倒れるといった状態にな
ります。また、顔の片方が垂れ
下がる、ろれつが回らなくなる、
言葉が出なくなるなどの症状も
表れます。

「発症後すぐに治療を開始す
れば、後遺症もなく回復する可
能性が高まります。脳梗塞が疑
われる顔のまひ(Face)、
腕のまひ(Arm)、ことばの
障害(Speech)に突然見
舞われたら、発症時刻を確認(
Time)してためらわずに救
急車を呼んでください」と豊田
副院長は言っています。頭文字
をつなげて「FAST(ファス
ト)」と覚え、活用したいもの
です。

脳梗塞について、解説している

動画です。

 

 



 

 

 

徽章を着けたまま就寝し起床
したら、異常気象だった。 笑

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

手術やけがなどの傷痕が赤く
硬く盛り上がった状態を肥厚性
瘢痕(ひこうせいはんこん)や
ケロイドと呼びます。痛みやか
ゆみを伴うことが多く、見た目
も目立つため、悩んでいる人が
多いとされているのに治療手段
が余り知られていないのは残念
なことです。肥厚性瘢痕やケロ
イドは早期に適切な治療を行え
ばほぼ完治するという情報を知
らない医師が多いと思います。
手術やけが、やけどなどによる
傷が治る過程で、傷をふさぐた
めの組織が過剰に増殖して、し
こりになったものが肥厚性瘢痕
やケロイドであり、共に皮膚の
深い部分(真皮)で続く炎症で
す。治る過程でTGFβが働き
このような過剰な増殖が起こる
ものと考えられています。トラ
ニラストはこのTGFβを抑制
する働きがあります。
脳卒中は冬に起こりやすいと
思われがちですが、脳梗塞に限
ると夏の発症も多いとされてい
ることには十分な注意が必要だ
と思われます。アルコールには
利尿作用があり、尿量が増える
ので脱水の原因になるとありま
すが、アルコールだけではなく、
カフェインも利尿作用があるの
で、コーヒーや緑茶とくに玉露
などが脱水症状を来しやすい事
を申し述べたいと思います。ノ
ンアルコール・ノンカフェイン
の飲料としては、麦茶、ルイボ
スティーなどがありますので、
脱水を避けるための飲料として
活用しましょう。脳梗塞発症後
すぐに治療を開始すれば、後遺
症もなく回復する可能性が高ま
ります。脳梗塞が疑われる顔の
まひ(Face)、腕のまひ(
Arm)、ことばの障害(Sp
eech)に突然見舞われたら、
発症時刻を確認(Time)し
てためらわずに救急車を呼ぶ様
にして頂きたいと思います。

懐紙を振ることで開始の合図
とする。笑

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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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