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2020-05-05 00:33:39

カテゴリー:ブログ



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診療マル秘裏話  号外Vol.1530 令和1年7月2日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)子宮頸がんの発症抑制薬の臨床試験4月に開始
2)認知症治験薬を片麻痺の運動機能改善でも治験

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】子宮頸がんの発症抑制薬の臨床試験4月に開始

 

 

 

 

 

 

京都大の研究チームは、子宮
頸がんの発症を抑える薬の臨床
試験(治験)を、4月に開始し
たと発表しました。 安全性と
効果が確認できれば、2022年の
承認を目指すということです。

子宮頸がんは、ヒトパピロー
マウイルス(HPV)の感染が
原因で発症します。感染すると
約1%で子宮頸部にがんの前段
階の病変ができ、このうち数%
ががんになります。国内では年
間約1万人が発症し、約3000人
が死亡しています。

京大の萩原正敏教授らは、H
PVの増殖に必要な酵素の働き
を抑える化合物を開発しました。
動物実験等でがん化を防ぐ効果
を確認しました。

治験には、閉経後の健康な女
性や病変がある患者さんら計22
人が参加しました。直径1.5 セ
ンチの錠剤1~2錠を1日1回、
最長2週間、自分で 膣内に投与
して安全性や治療効果を調べ、
さらに人数を増やした治験を行
います。

子宮頸がんの予防を目的とす
るHPVワクチンは、小学6年
~高校1年の女子を対象に定期
接種の公費負担がありますが、
国は積極的勧奨を中止しており、
ほとんど接種されていません。
がんに移行する可能性が高い病
変を見分けて切除する治療法も
ありますが、妊娠時に早産の危
険性が高まるなどの課題があり
ます。

子宮頸がんについて解説してい

る動画です。

 

 



 

 

積極的勧奨することで干渉す
る。笑

 

 

 

 

 

 

 

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2】 認知症治験薬を片麻痺の運動機能改善でも治験

 

 

 

 

 

 

富士フイルム富山化学は6月6
日、脳卒中により片側上肢麻痺
の患者さんを対象に「T-817MA」
(一般名:edonerpic maleate)
の国内フェーズ2を開始したと
発表しました。回復期リハビリ
テーションを実施している患者
さんにおける肩から指先までの
運動機能の改善を評価します。
同社は、現在の治療の主体であ
るリハビリテーションの効果を、
より高める薬剤と位置づけてい
ます。2022~23年度の承認申請
を目指す予定です。

脳卒中後の運動機能回復のメ
カニズムとして、神経伝達物質
であるAMPA受容体がシナプスの
膜上で増えることが知られてい
ます。「T-817MA 」については、
外部からの刺激に応じてAMPA受
容体のシナプス移行を促す作用
があることをマウス実験で確認
しています。疾患モデルのサル
の実験では、リハビリテーショ
ンと併用することで、指で餌を
つまむという運動機能の回復が
みられたということです。

今回のフェーズ2では、初め
て脳卒中(くも膜下出血を除く)
を発症し、回復期リハビリテー
ションを実施する片側上肢麻痺
の患者さんを対象に実施します。
目標症例数は45例で10施設程度
で行う計画です。有効性につい
ては運動機能を評価する指標と
ともに、画像検査などの客観的
指標を用いて、「T-817MA 」の
リハビリテーション促進効果を
確認します。

「T-817MA 」は富士フイルム
富山化学が創製しました。認知
症を対象にしたフェーズ2が終
了しています。

AMPA受容体について解説して

いる動画です。

 

 



 

 

お店の大将を対象にした福引。


 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

京都大の研究チームは、子宮
頸がんの発症を抑える薬の臨床
試験(治験)を、4月に開始し
たと発表したのは、素晴らしい
業績です。子宮頸がんの予防を
目的とするHPVワクチンは、
小学6年~高校1年の女子を対
象に定期接種の公費負担があり
ますが、国は積極的勧奨を中止
しており、ほとんど接種されて
いないというのは、周知の事実
ですが、その理由は、副作用に
あると皆さんに申し上げたいの
です。ある耳鼻科の先生の診断
によるとその副作用とは、鼻の
奥の炎症によるものだという事
が分かりました。鼻の奥の炎症
を取る治療を施すと、ほとんど
治ってしまったとその先生は、
おっしゃっていました。副作用
のため、ワクチンは没になりま
したが、この薬の臨床試験は、
副作用なく、実用化にこぎつけ
ることができることを期待して
います。
富士フイルム富山化学は6月6
日、脳卒中により片側上肢麻痺
の患者さんを対象に「T-817MA」
(一般名:edonerpic maleate)
の国内フェーズ2を開始したと
発表したのは、素晴らしい企画
です。医療の進歩により脳卒中
の患者さんは、死亡を免れて片
麻痺を残して生き残る方が増加
しています。こんなに片麻痺の
生活が辛いのなら、いっそ死ん
だ方が良かったと嘆く患者さん
を多く見てきました。片麻痺の
運動機能が上肢に限ってという
条件付きではありますが解消の
方向への向かいつつある現状に
期待したいと思います。それも
認知症の治験薬が臨床試験に入
るなんて、信じられません。兎
に角早く実用化する方向で、第
三相フェーズ3まで進まれる事
を祈念したいと思います。

上司の上肢が改善した。笑

 

 

 

 

 

 

 

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藤田 亨
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