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2020-01-31 22:42:31

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診療マル秘裏話  号外Vol.1449 平成31年3月30日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)拒絶反応が起きにくい新たなiPS細胞を作成
2)オキシトシン脳内移行と中枢神経作用発揮分子メカニズム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

1】 拒絶反応が起きにくい新たなiPS細胞を作成

 

 

 

 

 

 

 

 

遺伝子を自在に改変できるゲ
ノム編集を利用し、免疫による
拒絶反応が起きにくい新たなi
PS細胞(人工多能性幹細胞)
を作製したと京都大iPS細胞
研究所が発表しました。

この技術を使って免疫の型が
異なるiPS細胞を7種類作製
すれば、日本人の95%以上で移
植後の拒絶反応を抑えることが
できるということです。論文が
3月8日、米科学誌セル・ステム・
セル電子版に掲載されます。

iPS細胞は患者さん自身の
細胞から作れば、移植に使って
も免疫に異物とみなされず拒絶
反応は起きません。他人由来の
iPS細胞を使う場合、患者さ
んの免疫の型と合わないと拒絶
反応が起こります。同研究所の
堀田 秋津 講師(遺伝子工学)
らは、酵素を、はさみのように
利用して細胞の遺伝子を切り貼
りするゲノム編集の技術を利用
しました。細胞の免疫型を決め
る一部の遺伝子を壊すことで、
多くの人で拒絶反応が起きにく
いiPS細胞を作る方法を考案
しました。従来のiPS細胞よ
り拒絶反応が減ることをマウス
の実験で確認しました。

これまで同研究所は、比較的
多くの患者さんに合う免疫型を
持つ人からiPS細胞を作り、
移植用に備蓄する計画を進めて
きました。同研究所が提供でき
るiPS細胞の免疫型は現在3
種類ありますが、日本人の90
%をカバーするには140種類
そろえる必要があり、コスト面
などから困難でした。

今回の方法は、狙った遺伝子
以外に影響が出た場合に想定外
の副作用が起きたり、感染症に
かかりやすくなったりする恐れ
があり、実用化には課題が残り
ます。堀田講師は、「安全性を
担保する手法を確立し、2020年
度にも実際の医療に使えるiP
S細胞を今回の手法で作製した
い」と話しています。

ゲノム編集×iPSについての動画

です。

 

 



 

 

主砲を無力化する手法。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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2】 オキシトシン脳内移行と中枢神経作用発揮分子メカニズム

 

 

 

 

 

 

 

 

金沢大学は、3月5日、社会性
行動に重要な愛情ホルモンであ
るオキシトシンの脳内移行およ
び中枢神経での作用発揮の分子
メカニズムを発見したと発表し
ました。この研究は、同大医薬
保健研究域医学系血管分子生物
学の山本靖彦教授、子どものこ
ころの発達研究センターの東田
陽博特任教授、医薬保健研究域
医学系神経解剖学の堀修教授、
尾崎紀之教授、医薬保健研究域
医学系脳神経外科学の中田光俊
教授らと、公立小松大学、東北
大学、米ハーバード大学、ロシ
アのクラスノヤルスク医科大学
などの国際共同研究グループに
よるものです。研究成果は、英
国科学誌Nature Research 出版
誌「Communications Biology」
のオンライン版に2月25日付で
掲載されました。

オキシトシンは、人が他人のこ
ころを推し量り、交流していく
際に必要なペプチドホルモンと
され、それを司る社会脳の発達
に欠かせないものと考えられて
います。脳内で合成されたオキ
シトシンは脳内に分泌されたり、
血液中へ放出されたりすること
は分かっていましたが、血液中
のオキシトシンが、中枢神経で
作用を発揮する際に必須となる
末梢循環から脳内移行のための
血液脳関門の通過の分子メカニ
ズムは明らかにされていません
でした。今回研究グループは、
哺乳類にしか存在せず、炎症や
老化などの進展に関わるパター
ン認識受容体のひとつである「
RAGE」に着目し、RAGEを欠くRA
GEノックアウトマウスを用いた
実験を行いました。その結果、
RAGEノックアウトマウスでは、
オキシトシンを皮下投与しても
脳脊髄液中のオキシトシン濃度
の上昇はみられず、さらにRAGE
ノックアウトマウスでは、オキ
シトシンの皮下投与によって、
脳視床下部の神経活動も上昇し
ませんでした。これにより、脳
血管内皮細胞におけるRAGEの存
在とオキシトシンの脳内移行に
は相関があり、オキシトシンは
RAGEに結合して血液脳関門を通
過することが明らかとなりまし
た。

また、RAGEノックアウトマウス
の母親の子育ては下手で、仔の
生存率は低い状態でしたが、脳
血管内皮細胞へのRAGE発現を遺
伝子操作で回復することで仔の
養育行動が戻り生存率が高まる
ことが確認されました。これに
より、RAGEは養育行動を引き起
こすために重要な役割を担って
いることが明らかになりました。

この研究成果は、親子の絆や愛
情行動の分子機序の理解につな
がり、育児放棄や虐待など、今
日の深刻化する社会問題の解決
の一助になる可能性を秘めてい
る、と研究グループは述べてい
ます。

このニュースのニュース動画で

す。

 

 



 

 

 

育児放棄して、箒を振り回し
法規を逸脱する親。    笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

遺伝子を自在に改変できるゲ
ノム編集を利用し、免疫による
拒絶反応が起きにくい新たなi
PS細胞(人工多能性幹細胞)
を作製したと京都大iPS細胞
研究所が発表したのは、偉大な
業績です。 この技術を使って
免疫の型が異なるiPS細胞を
7種類作製すれば、日本人の95
%以上で移植後の拒絶反応を抑
えることができるというところ
が恐ろしく応用の素晴らしさを
感じさせるものとなっています。
これまで同研究所は、比較的多
くの患者さんに合う免疫型を持
つ人から、iPS細胞を作り、
移植用に備蓄する計画を進めて
きたということで、同研究所が
提供できるiPS細胞の免疫型
は現在3種類ありますが、日本
人の90%をカバーするには1
40種類そろえる必要があり、
コスト面などから困難であると
されています。 今回の方法は、
狙った遺伝子以外に影響が出た
場合に想定外の副作用が起きた
り、感染症にかかりやすくなっ
たりする恐れがあり、実用化に
は課題が残るということですが、
コスト面から考えるとこの方法
しかないと言わざるを得ません。
社会性行動に重要な愛情ホル
モンであるオキシトシンの脳内
移行および、中枢神経での作用
発揮の分子メカニズムを発見し
たと発表したのは、素晴らしい
業績です。ただし、愛情ホルモ
ンとされるオキシトシンにも、
欠点があります。オキシトシン
分泌が起こって、自分の愛する
ものの対象がはっきりすると、
その対象となるものを、傷つけ
ようとするものは、自分の命に
変えても、排除しようとすると
いうことなのです。これが元で
戦争が起こるとも言われている
のです。RAGEノックアウトマウ
スの母親の子育ては下手で仔の
生存率は低い状態でしたが、脳
血管内皮細胞へのRAGE発現を遺
伝子操作で回復することで仔の
養育行動が戻り生存率が高まる
ことが確認されたので、RAGEは
養育行動を、引き起こすために
重要な役割を担っていることが
明らかになり、親子の絆や、愛
情行動の分子機序の理解につな
がり、育児放棄や虐待など、今
日の深刻化する社会問題の解決
の一助になる可能性を詠ってい
ますが、まだまだ臨床研究や、
臨床試験に持ち込むには超えな
ければならない壁がたくさんあ
るようです。

講堂で愛情行動を見せて孝道
を貫こうとする。     笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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