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診療マル秘裏話  号外Vol.1444 平成31年3月24日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)動脈硬化が慢性的脳血流低下を惹起しADを加速
2)突発性難聴は原因不明で、早い治療が回復の鍵

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 動脈硬化が慢性的脳血流低下を惹起しADを加速

 

 

 

 

 

 

 

東京大学は2月26日、高血圧
や糖尿病による動脈硬化が慢性
的な脳血流低下(慢性脳低灌流)
を引き起こし、高齢者のアルツ
ハイマー病(AD)を加速するメ
カニズムを明らかにしたと発表
しました。この研究は、同大学
医学部附属病院神経内科の坂内
太郎登録研究員、間野達雄助教、
岩田淳講師らと、東京医科歯科
大学難治疾患研究所神経病理学
分野との共同研究として行われ
ました。研究成果は、「Scient
ific Reports」オンライン版に、
日本時間で同日発表されました。

これまでのAD患者を対象とした
観察研究から、高血圧や糖尿病
などが原因の動脈硬化による慢
性脳低灌流がADの症状を進行さ
せることが知られていました。
特に、慢性脳低灌流は、ADの病
状に大きくかかわる物質である
アミロイドβ(Aβ )によって
構成された老人斑の形成も促進
することが分かっていましたが、
その詳細な機構は不明だったと
いうことです。同研究グループ
は、Aβ が脳内に蓄積しやすく
なったモデルマウスの体内でヒ
トの慢性脳低灌流と同様の状態
を作ることを考え、マウスの総
頚動脈に太さ0.18mmのコイルを
巻き付ける「両側総頚動脈狭窄
術」を施しました。この処置は、
脳血流を正常に比べて 30~40%
程度低下させることができます。
この処置を受けたマウスとそう
でないマウスとを比べると、処
置後15週、30週と時間を経るに
つれて、処置を受けたマウスの
方がより大きな老人斑を形成し
ました。一方で、老人斑の数そ
のものや蓄積した Aβの量全体
には差がありませんでした。こ
のことから,慢性脳低還流はAβ
の産生には影響を与えないもの
の、脳内のAβ の状態に影響を
与えていると考えられるという
ことです。

次に研究グループは、ゲルろ過
という方法を用いて、Aβ の脳
内での状態を確認しました。そ
の結果、慢性脳低還流の状態に
あるマウスの脳内では、Aβ が
くっつき合った「オリゴマー」
という状態にあり、中でも特に、
より多くAβ 分子が集まった「
高分子オリゴマー」が増加して
いました。これにより、慢性脳
低還流の状態にあるマウスの脳
内では、Aβ 同士のくっつき方
に大きな変化があることが想定
されたため、「微小透析」とい
う方法を用いて、オリゴマー形
成の過程を詳細に検討しました。
その結果、慢性脳低還流の状態
にあるマウスの脳内では、低分
子量のAβが高分子量のAβにく
っついていく速度が加速してい
ることが分かりました。最後に
研究グループは、慢性脳低灌流
でAβ 同士がくっつきやすくな
る理由を解明するために、マウ
スの脳の表層を生きたまま観察
できる顕微鏡を使用して、脳内
の細胞と間質液の挙動を観察し
ました。その結果、慢性脳低還
流の状態にあるマウスの脳では、
間質液の動きが著しく遅くなっ
ていました。これにより、「慢
性脳低還流では間質液がよどみ、
Aβ が脳内の局所にとどまりや
すくなった結果、お互いにくっ
つく確率が高まった」ことが示
されました。

今回の研究により、慢性脳低還
流がアルツハイマー病を悪化さ
せる機構が明らかになりました。
加えて、AD患者さんでは、その
進行を遅らせるため、血圧、糖
尿病などといった慢性脳低灌流
の原因となるような生活習慣病
の管理がより重要となることも
示された、と研究グループは述
べています。

アルツハイマー病について解説

している動画です。

 

 



 

 

認知症を悪化させる機構につ
いての講義を聞こう。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 突発性難聴は原因不明で、早い治療が回復の鍵

 

 

 

 

 

 

 

突発性難聴は、突然片方の耳
が聞こえにくくなる原因不明の
病気です。速やかな治療が回復
のカギを握ります。JCHO東
京新宿メディカルセンター(東
京都新宿区)耳鼻咽喉科の石井
正則診療部長は「発症後48時間
以内、遅くとも2週間以内に治
療することが、聴力回復のため
には重要です」と話しています。
突発性難聴は、内耳にある神経
に問題が生じて発症します。特
徴は、突然聴力が著しく低下す
ること、片耳だけに起こること、
1回発症したら再発はしないと
いうことです。時間をかけて徐
々に耳が聞こえなくなるケース
とは異なり、患者さんはある日
突然、いつもの聞こえ方と違う
とはっきり自覚できます。

石井診療部長は「急に聴力の
異常を感じたら、すぐに耳鼻咽
喉科で治療を受けてください。
突発性難聴は、早期に発見し、
一刻も早く治療を始めることに
尽きます」と話しています。発
症から2週間以上経過してしま
うと、治療に長期間を要したり、
完全には聴力が回復しなかった
りするリスクが高まります。突
発性難聴は聴力低下のほかに、
耳鳴り、耳がふさがったような
感じがする耳閉塞(へいそく)、
めまいなどを伴う場合もありま
す。発症の原因としては、内耳
の血流障害が有力視されていま
すが、それ以外にウイルス感染
の可能性もあり、明確な結論は
出ていません。

石井診療部長は「患者さんに
は肉体的・精神的ストレスを抱
えている人が多いという印象が
あります。歌手やスポーツ選手
など、過度の緊張を抱えながら
人前に立つ職業の人にも多く見
られます。10~20代の若い人も
増加傾向にありますが、仕事や
親の介護などで重責を担う50~
60代に最も多い病気です」と話
しています。

根本的治療法はなく、安静を
保ち、薬物療法で症状の改善を
目指します。薬物療法としては、
ステロイドの点滴や内服を行っ
たりして代謝を上げ、内耳の血
流を改善するため、血管拡張薬
や神経へ作用するビタミン薬な
どを用います。重症になると入
院治療が必要になるケースもあ
るということです。薬物療法と
並行して、過度の緊張や興奮、
ストレスを避けたり、睡眠時間
を十分確保したりすることがと
ても大切です。

石井診療部長は「患者さんの
3分の1は完治し、3分の1は
聴力がある程度改善するが、残
りの3分の1は回復が難しい」
とした上で、「ストレスや緊張
が強すぎる生活を見直すことが
一番大切です」と強調していま
す。

突発性難聴になったらどうなる

のかという漫画動画です。

 

 



 

 

過度のストレスで人間関係に
角が立つ。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

東京大学が2月26日、高血圧
や糖尿病による動脈硬化が慢性
的な脳血流低下(慢性脳低灌流)
を引き起こし、高齢者のアルツ
ハイマー病(AD)を加速するメ
カニズムを明らかにしたと発表
したのは偉大な業績です。動脈
硬化も慢性炎症が元で、起こり
ます。動脈硬化が成立してしま
っている状態では、もう山火事
になりつつあるのです。 慢性
炎症のほとんど自覚症状がない
時点から、炎症の炎を消す予防
策をとるようにしないと認知症
は、予防できないと思います。
一日の歩行距離が長い人が認知
症になりやすいことが分かって
いるので、高齢者を長い距離歩
けるようにするための工夫が、
必要です。それがステップバラ
ンストレーナーであり、ケアー
トランポリンである訳です。
突発性難聴は、突然片方の耳
が聞こえにくくなる原因不明の
病気です。速やかな治療が回復
のカギを握ることは、私が医学
生の時から知られていました。
私が研修医の時、循環器内科の
研修医だった友人が突発性難聴
にかかり、入院しました。循環
器内科は、心臓カテーテル処置
などがあり、ストレスのかかる
職場です。 私の所属していた、
血液内科は、長丁場の抗がん剤
治療のストレスがありましたが、
彼には、短時間勝負の失敗が許
されない、過大なストレスがの
しかかったのだと理解していま
す。彼とは点滴の入らない患者
さんを前にして、何とか点滴を
入れようと頑張った思い出があ
ります。患者さんの3分の1は
完治し、3分の1は聴力がある
程度改善するが、残りの3分の
1は回復が難しいということで
すので、友人は、ある程度聴力
が改善したと理解しています。
元気に頑張っていることを期待
したいと思います。

患者さんの天敵は、点滴治療
だった。笑

 

 

 

 

 

 

 

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2020-01-25 00:00:25

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診療マル秘裏話  号外Vol.1443 平成31年3月23日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)動物体内で人間の臓器を作る研究が解禁される
2)脳酸素飽和度低下原因を詳細把握可の測定装置

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

1】 動物体内で人間の臓器を作る研究が解禁される

 

 

 

 

 

 

 

 

動物の体内で人間の臓器を作
る研究が3月1日、解禁されまし
た。 これを受け、中内啓光・
東京大特任教授らのチームは、
ブタの体内で膵臓(すいぞう)
などを作る国内初の研究計画を
今春にも東大の倫理審査委員会
に申請する方針を明らかにしま
した。
移植用の臓器提供は不足して
おり、チームは将来、作製した
臓器を移植に利用することを目
指しています。膵臓のほか肝臓
や腎臓の作製も検討します。
チームによると、膵臓などの
臓器を作れないよう改変したブ
タの受精卵に人の人工多能性幹
細胞(iPS細胞)を入れ、ブ
タの子宮に戻すと、胎児の臓器
はブタと人の細胞が混ざったも
のになります。当面は出産させ
ずに胎児を取り出し、人の細胞
の割合などを検証します。

キメラ技術について解説してい

る動画です。

 

 



 

 

神聖なるサプリの申請を行う。


 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

2】 脳酸素飽和度低下原因を詳細把握可の測定装置

 

 

 

 

 

 

 

 

非侵襲的モニタリング技術大
手の米マシモ(NASDAQ:
MASI)は、同社の脳機能モ
ニター「SedLine」とリ
ージョナルオキシメーター「O
3」の併用で脳酸素飽和度低下
を管理した症例についての研究
結果を発表しました。 カナダ
麻酔学会誌に掲載された同研究
は、モントリオール大学の研究
者らが4件の心臓手術症例を分
析したものです。O3のNIR
S(近赤外線分光法)、Sed
LineのpEEG(処理済み
脳波記録信号)の両計測値を併
用することで、脳酸素飽和度低
下の原因を詳細に把握できると
結論付けられました。 ただし、
予測能力の評価についてはさら
なる研究が必要とされました。

脳血流変化とみかけの動脈血酸

素飽和度を同時計測する装置に

ついて解説している動画です。

 

 



 

 

 

症例報告を奨励する。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

動物の体内で人間の臓器を作
る研究が3月1日、解禁されたの
は、喜ばしいことです。これを
受け中内啓光・東京大特任教授
らのチームはブタの体内で膵臓
(すいぞう)などを作る国内初
の研究計画を、今春にも東大の
倫理審査委員会に申請する方針
を明らかにしたのは素早いリア
クションだと思います。移植を
待つ(ドナー:臓器提供者を待
つ)患者さんで、移植しか治療
法がない方は、本当に、切実な
問題だと感じておられるのでは
ないでしょうか?そうした方の
切実な思いをくみ取っての中内
教授たちのリアクションだと私
は考えています。移植用の臓器
提供は不足しており、チームが
近い将来、作製した臓器を移植
に利用することを目指して頂き
たいと切に願う次第です。膵臓
のほか肝臓や腎臓の作製も是非
検討お願いします。
非侵襲的モニタリング技術大
手の米マシモ(NASDAQ:
MASI)は、同社の脳機能モ
ニター「SedLine」とリ
ージョナルオキシメーター「O
3」の併用で脳酸素飽和度低下
を管理した症例についての研究
結果を発表したのは素晴らしい
業績です。カナダ麻酔学会誌に
掲載された同研究は、モントリ
オール大学の研究者らが4件の
心臓手術症例を分析したもので
あり、O3のNIRS(近赤外
線分光法)、SedLineの
pEEG(処理済み脳波記録信
号)の両計測値を併用すること
で、脳酸素飽和度低下の原因を
詳細に把握できると結論付けら
れた訳ですから、その原因を除
く手段を的確に手術中にとれる
ようにして頂きたいと思いまし
た。後遺症が起こってから対処
では遅すぎます。手術中に後遺
症のリスクを低くするように、
この成果を活用して頂きたいと
切に願う次第です。

商才を詳細にチェックする。


 

 

 

 

 

 

 

 

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