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2019-11-18 00:33:48

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診療マル秘裏話  号外Vol.1385 平成31年1月14日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)海藻オオウキモ の発酵液が皮膚ダメージの修復を促進
2)最新睡眠障害治療剤はオレキシン受容体拮抗剤

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 海藻オオウキモ の発酵液が皮膚ダメージの修復を促進

 

 

 

 

 

 

 

エスティ ローダーは、海藻
「オオウキモ」の発酵液が炎症
の経過段階すべてに働きかけ、
皮膚が受けたダメージの修復を
速めることを見いだしました。
炎症の収束段階で生理活性を持
つ脂質(=脂質メディエーター)
「レゾルビン」の産生を促進す
るといった作用メカニズムも解
明しました。皮膚は炎症が生じ
てから健常な状態へと回復する
なかで、皮膚組織の強度と将来
のダメージに対する抵抗性を高
めます。今回の成果を生かす事
で、そのプロセス活性化が期待
されます。

皮膚の炎症は紫外線や乾燥等
によって生じます。 炎症にも
急性と慢性がありますが、とも
に皮膚には、ダメージとなり、
蓄積するとシワなどの老化サイ
ンをもたらします。エスティ
ローダーはその対応として炎症
レベルの制御に注目しました。
実現には、初期、増幅、収束と
炎症が経過していく全段階での
アプローチが必要とみて研究に
当たりました。

炎症レベルの制御には、初期
段階では酵素「分泌性ホスホリ
パーゼA2(sPLA2)」に
よる不飽和脂肪酸「アラキドン
酸」の産生・放出、増幅段階は
転写因子「NF-κB」の活性
化がカギを握ることから、まず
両段階に対するオオウキモ発酵
液の効果を検証しました。sP
LA2の働きを有意に抑制する
こと、紫外線B波で炎症を惹起
した細胞でNF-κBの活性化
を阻害することが分かりました。

収束段階への影響も調べまし
た。炎症を引き起こす前のヒト
初代培養単核細胞にオオウキモ
発酵液を添加し24時間培養した
ところ、レゾルビン前駆脂質の
産生が亢進しました。 炎症の
収束、健常な皮膚状態への回復
が速まるとの結果も得られまし
た。炎症の収束には脂質メディ
エーターの存在が不可欠で、レ
ゾルビン前駆脂質がその役割を
担ったとみられています。

さらにオオウキモ発酵液が、
炎症を受けた皮膚の強度回復に
重要な線維芽細胞の遊走(移動)
を促進するかについても検証し
ました。 オオウキモ発酵液の
添加前、添加24時間後、未添加
24時間後のヒト線維芽細胞を共
焦点顕微鏡で観察すると、オオ
ウキモ発酵液を添加した細胞は
未添加のものに比べ細胞の移動
が促進され、ダメージを3倍速
く修復したことが確認できたと
いうことです。

一連の結果から、オオウキモ
発酵液は炎症の全段階に働きか
け、細胞のダメージ修復や皮膚
組織の強度向上に有効と判断し
ました。

オオウキモの様子を示した動画

です。

 

 



 

 

郷土の製品の強度を調査する。


 

 

 

 

 

 

 

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2】 最新睡眠障害治療剤はオレキシン受容体拮抗剤

 

 

 

 

 

 

 

エーザイの睡眠障害治療剤「
レンボレキサント」の上市が近
づいています。治療剤の分類で
は最も新しい「オレキシン受容
体拮抗剤」で代表的な睡眠障害
である不眠障害を対象に、2018
年度中の承認申請を目指してい
ます。睡眠はアルツハイマー病
(AD)との関連も示唆されて
います。アミロイドβやタウ蛋
白質のほか、ADの前段階とい
える症状を狙い、多方面からA
D治療につなげていく予定です。

オレキシンは覚醒に関わる物
質で、その受容体をレンボレキ
サントがふさいで睡眠を促しま
す。睡眠障害治療剤で最も古い
「バルビツール酸塩系」、19
60年代に登場した「ベンゾジ
アゼピン(BZ)系」、80年
代からある「非BZ系」とは作
用機序が根本的に異なります。

BZ系や非BZ系はいずれも、
脳の興奮を鎮めるガンマアミノ
核酸(GABA)の働きを強め
ます。一方、オレキシン受容体
拮抗剤はGABAに関与せず、
穏やかに効いて、自然な眠りを
誘発します。類薬ではMSDの
「ベルソムラ」が先行していま
す。

睡眠障害は病態が多岐にわた
り、各種薬剤の使い分けが重要
になります。エーザイは2012年
から非BZ系の「ルネスタ」を
展開していますが、レンボレキ
サントを加えて製品群を充実さ
せる狙いです。薬剤選択には、
患者さんの嗜好も反映され「日
本人は自然な眠りを好む傾向が
ある」(エーザイ担当者)。こ
の点でもルネスタとはすみ分け
が期待できそうです。

レンボレキサントにはエーザ
イが注力するADの対策という
意味も持っています。ADは脳
内で徐々に蓄積するアミロイド
βが原因とされるが、睡眠には
アミロイドβを排出する「クリ
ーニング機能」があるとの研究
結果が報告され始めました。睡
眠障害を抑えることで、ADを
予防できる余地があります。

当面のレンボレキサントの対
象疾患は不眠障害ですが、最近
ではADにともなう不規則睡眠
覚醒リズム障害(ISWRD)
でも良好な試験結果が出ました。
睡眠障害には不眠や過眠のほか
概日リズム睡眠障害があり、I
SWRDはその一つです。睡眠
が断片化し、AD患者の徘徊の
一因にもなります。

ISWRDには患者数など不
明な点が多く治療薬も存在しま
せん。レンボレキサントが唯一
の選択肢になる可能性を秘めて
います。

類薬ベルソムラについて解説し

ている動画です。

 

 



 

 

 

仮眠をしていてもよく眠れる
過眠の人もいる。     笑

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

海藻「オオウキモ」の発酵液
が炎症の経過段階すべてに働き
かけ、皮膚が受けたダメージの
修復を速めることを見いだした
のは、素晴らしい業績です。こ
のことを発見したのは、化粧品
メーカーのエスティ ローダー
です。この事実は、化粧品だけ
ではなく、医薬品にも応用でき
るのではないかと私は、考えて
います。オオウキモ(学名:Ma
crocystis pyrifera)は、不等
毛植物門褐藻綱コンブ目コンブ
科に属する海藻です。英名のジ
ャイアントケルプ (Giant Kelp)
が用いられることも多いようで
す。既知の藻類の中では最大種
です。根状部で海底の岩に付着
し、上方に向かって茎状部や葉
状部を成長させていきます。そ
の成長のスピードは著しく速く、
1日に50cm近くも成長すること
もあります。茎状部には空気を
ためた浮き袋が付いているため、
これにより海中で直立して浮い
ていることができます。茎状部
は海面に達するまで伸び続け、
50m 以上に達することもありま
す。海面に達した後は、海面上
に広がるような形で成長します。
エーザイの睡眠障害治療剤「
レンボレキサント」の上市が近
づいていて、治療剤の分類では
最も新しい「オレキシン受容体
拮抗剤」で代表的な睡眠障害で
ある不眠障害を対象に、2018年
度中の承認申請を目指している
というのは素晴らしいことです。
BZ系や非BZ系はいずれも、
脳の興奮を鎮めるガンマアミノ
核酸(GABA)の働きを強め
て作用することが分かっていて、
一方、オレキシン受容体拮抗剤
はGABAに関与せず、穏やか
に効いて、自然な眠りを誘発す
るというのは、聞こえは良いの
ですが、このストレス社会で生
きている現代の日本人には今一
効きが悪いと感じる可能性があ
ります。類薬ではMSDの「ベ
ルソムラ」が先行発売されてい
ますが、ベルソムラでは効かな
いと訴える人が多いのです。
脳の興奮を鎮めるガンマアミノ
核酸(GABA)の働きを強め
ることが悪いあるいは、古い様
な感じを受けるかもしれません
が、それは既存のBZ系や非B
Z系の薬がいろいろ副作用があ
るからであると私は考えていま
す。ガンマアミノ核酸(GAB
A)受容体に作用するハーブで、
既存のBZ系や非BZ系の薬に
あるような副作用が、ほとんど
ないものも存在します。お知り
になりたい方は、当クリニック
にご足労下さい。

核酸由来の薬が拡散する。笑

 

 

 

 

 

 

 

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