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2019-05-03 02:29:51

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診療マル秘裏話    号外Vol.1214 平成30年6月29日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

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目次

1)皮膚老化のメカニズム解明と対策法の共同研究講座
2)細胞がコラーゲンを分泌する仕組みの一部解明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】 皮膚老化のメカニズム解明と対策法の共同研究講座

 

 

 

 

 

 

 

ファンケルはこのほど、加齢
にともなう皮膚老化のメカニズ
ム解明と対策法開発に向け、順
天堂大学大学院医学研究科・環
境医学研究所と共同研究講座を
開設すると発表しました。期間
は6月からの3年間です。両者
はアトピー性皮膚炎などのバリ
ア機能が低下した、肌について
研究してきましたが、加齢によ
るかゆみはメカニズムが異なる
ことに注目しました。講座を通
じ皮膚老化とかゆみ神経の関連
性の確認、シミやしわといった
老化兆候メカニズムを合わせて
解明し、老化制御法を検討して
いく予定です。

糖化について解説している動画

です。

 

 



 

 

廊下で老化制御法を考える。


 

 

 

 

 

 

 

 

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2】 細胞がコラーゲンを分泌する仕組みの一部解明

 

 

 

 

 

 

 

 

東京工業大学科学技術創成研
究院の駒田雅之教授の研究グル
ープは細胞がコラーゲンを分泌
する仕組みの一部を解明しまし
た。コラーゲン分泌の仕組みは
大変複雑ですが今回、細胞内の
輸送体の大きさなどを制御して
いる酵素を発見しました。この
酵素の働きを抑えた所、細胞内
部でコラーゲンの輸送が活発に
なり、多くのコラーゲンが細胞
外へ分泌されることが分かりま
した。分泌を人為的に制御でき
る手がかりが得られたことから、
化粧品向けなど産業用コラーゲ
ンの生産性向上に役立つことが
考えられます。

コラーゲンは、細胞の間で骨
組みを形成する細胞外マトリッ
クスを構成する主要な蛋白質で
す。300~400ナノメート
ルの巨大な繊維状をしており、
皮膚や骨などの組織の形成にお
いて重要な機能を持っています。

コラーゲンは他の蛋白質と異
なり、専用の輸送体(特殊な蛋
白質と脂質膜で覆われた袋)に
よって細胞内を運ばれ、細胞の
外へ分泌されることが知られて
いましたが、その輸送体の詳し
い構造や形成の過程など不明な
点が多かったそうです。

研究グループは、コラーゲン
輸送体を覆っている小胞体CO
P2,と相互作用する蛋白質に
着目し、探索し解析したところ、
「USP8-STAM1複合体」
という輸送体を形づくるために
重要な新規酵素を発見しました。
この酵素は脱ユビキチン化酵素
の一つで、COP2,に付加さ
れているユビキチン蛋白質を取
り除く働きをしていました。

この新規酵素の機能を詳細に
調べるためCOP2,に作用さ
せると、ユビキチンが外れて大
きな輸送体を形成できなくなり
コラーゲンが運べなくなりまし
た。一方、同酵素の機能を抑制
させたところ、小胞体COP2,
からのコラーゲンの運び出しは
促進され、さらに細胞外への分
泌量も大幅に増加することが分
かりました。

細胞外へコラーゲンが分泌さ
れる仕組みについては、米国カ
リフォルニア大学バークレー校
の研究グループによるCOP2,
にユビキチンを付加させるユビ
キチン化酵素を、同定する研究
報告があります。米国グループ
の研究と、今回の東工大の研究
成果から、ユビキチン化酵素と
脱ユビキチン化酵素のバランス
によってCOP2,のユビキチ
ンの結合量が増減し調整が図ら
れていることや、ユビキチン結
合量の増加がコラーゲンの分泌
を増やす仕組みが明らかになっ
たとしています。

コラーゲンの工業生産は家畜
や魚類からの精製のほか、培養
細胞によって産生されるものが
あります。 とくにバイオ研究、
再生医療用培地などに使われる
培養細胞系では、この脱ユビキ
チン化酵素の作用を、阻害して
改変することでコラーゲンの量
産化技術の開発につながる可能
性があります。

成果は、国際生化学専門誌「
Biochemical an
d Biophysical
Research Commu
nications(バイオケ
ミカル・アンド・バイオフィジ
カル・リサーチ・コミュニケー
ションズ)」に掲載されました。

蛋白合成について解説している

動画です。

 

 



 

 

 

精製化合物から、生成される
化合物。

 

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

 

加齢にともなう皮膚老化のメ
カニズム解明と対策法開発に向
け、共同研究講座を開設すると
発表したのは、素晴らしい業績
です。皮膚老化のメカニズムは、
はっきりとした研究はありませ
んし、光老化については、一重
項酸素が関与しているという事
が分かっています。一重項酸素
は、活性酸素の一種で、CPL と
いうサプリの内服で消去する事
ができます。皮膚は、紫外線が
当たることで、光老化が起こる
事は避けられません。
細胞がコラーゲンを分泌する
仕組みの一部を解明し、細胞内
の輸送体の大きさなどを制御し
ている酵素を発見したのは偉大
な業績です。この酵素の働きを
抑えた所、細胞内部でコラーゲ
ンの輸送が活発になり、多くの
コラーゲンが細胞外へ分泌され
ることが分かったということで、
分泌を人為的に制御できる手が
かりが得られたことは、化粧品
向けなど、産業用コラーゲンの
生産性向上に役立つことにつな
がります。

凄惨な労働を課す生産性向上。


 

 

 

 

 

 

 

 

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