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2019-03-07 23:05:23

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診療マル秘裏話    号外Vol.1166 平成30年5月4日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)オリンピック肺炎と1980年代まで呼ばれた病気
2)夏は夜間に急性心筋梗塞発症数他季節より増加

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 オリンピック肺炎と1980年代まで呼ばれた病気

 

 

 

 

 

 

 

「オリンピック肺炎」と1980
年代まで呼ばれた病気がありま
す。肺炎マイコプラズマという
細菌が引き起こすマイコプラズ
マ肺炎のことです。夏季五輪が
ある4年ごとに大流行していま
した。

くしゃみやせきを介して感染
し、熱や乾いたせきが出ます。
せきは数週間続き、肺炎やまれ
に脳炎を起こすこともあります。
患者さんの8割が14歳以下で、
学校などで広まりました。世界
的にも3~8年ごとに患者数が
多くなる傾向がありますが、な
ぜか日本は4年ごとに増えまし
た。

90年代に入ると、抗菌薬の広
まりもあってか大きな流行はな
くなりました。しかしロンドン
五輪のあった2012年に患者数が
多く報告されると、4年後のリ
オ五輪の2016年にも大きく増え
ました。

4年の周期が、復活したのは
なぜでしょう。治療に使うマク
ロライド系の抗菌薬が効きにく
い耐性菌の増加が一因と考えら
れています。耐性菌は2000年ご
ろから増え始め2012年には患者
さんの50%以上から検出された
との報告もありました。

国立感染症研究所細菌第二部
の見理(けんり)剛室長は「4
年ごとに増える理由はわかって
いないが、流行の周期が戻りつ
つある。東京五輪のある20年
ごろに次の大流行が来る可能性
はある」と指摘しています。

マイコプラズマ肺炎について

解説している動画です。

 

 



 

 

秋季に臭気が周期的に発生す
る。笑

 

 

 

 

 

 

 

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2】 夏は夜間に急性心筋梗塞発症数他季節より増加

 

 

 

 

 

 

京都府立医科大学は4月3日、
急性心筋梗塞の発症時刻におけ
る日照時間の関与を明らかにし、
夏は夜間に急性心筋梗塞の発症
数がその他の季節と比べて増加
すると発表しました。この研究
は、同大学大学院医学研究科
循環器内科学の西真宏大学院生
ら世界7か国による国際共同研
究グループが行ったものです。
研究論文は、科学雑誌「Journa
l of the American Heart Asso
ciation 」オンライン版に掲載
されています。

ST上昇型急性心筋梗塞(STEM
I )は、世界の主要死因のひと
つ。急性心筋梗塞は、発症数が
日中に多いことから概日リズム
との関係性が指摘される一方で、
冬に増加し夏に減少するという
季節変動パターンがあることも
判明しています。季節により急
性心筋梗塞の発症数に増減があ
ることから、環境や天候などの
要因が発症機序に関与している
という報告があるものの、季節
により変化する概日リズムが急
性心筋梗塞の発症に影響するか
どうかまでは未だ判明していま
せん。

国際共同研究グループは地球
南北両半球合計7か国(日本、
イタリア、英国、フィンランド、
中国、シンガポール、オースト
ラリア)で2004年~2014年にか
けて発症した急性心筋梗塞2,27
0 症例を対象に、急性心筋梗塞
における概日リズムが夏に変動
するかどうかを検証しました。
その結果、急性心筋梗塞の発症
時刻と日照時間が密接に関与し
ており、特に夏は他の季節と比
べて日中の急性心筋梗塞発症例
が夜間にシフトして増加する事
が判明しました。さらに、日照
によるビタミンDの合成量が急
性心筋梗塞の発症に関与してい
る可能性が示唆されたという。

研究グループは、今回の研究
成果が、季節や時間帯に応じた
急性心筋梗塞に対応する救急医
療システムの確立や、ビタミン
Dを標的とした心筋梗塞予防薬
や診断マーカーの開発に繋がる
のではないか、と述べています。

心筋梗塞について解説している

動画です。

 

 



 

 

倒幕の藩名が判明する。笑

 

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

1980年代までオリンピックの
開催年に大流行するマイコプラ
ズマ肺炎という病気があります。
一時期、抗生物質の使用により
この周期が良く分からなくなる
ということがありましたが耐性
菌の増加により、再び4年周期
が復活したという説が有力な様
です。マイコプラズマは細胞内
に寄生するため、細胞壁に作用
する抗生物質のペニシリン系や
セフェム系の抗生物質は効果が
ありません。テトラサイクリン
系や、ニューキノロン系の抗生
物質が効果があります。胸部の
レントゲン写真では、淡い陰影
が写るので、肺炎と気づかずに
気管支肺炎と診断した医師もい
るようです。咳がひどく高熱で
動けなくなるという症状もあり
ます。
急性心筋梗塞の発症時刻にお
ける日照時間の関与を明らかに
し、夏は夜間に急性心筋梗塞の
発症数がその他の季節と比べて
増加すると発表したのは興味深
い業績です。夏祭りに参加して
いたおばあさんが冷や汗を大量
にかいて、腹痛を訴えて救急の
病院を受診しました。当直医を
していた私は、冷や汗に注目し
心電図を取ったところ胸部誘導
で、顕著なST上昇を認め、急性
心筋梗塞と診断し、リドカイン
入りの点滴を行いながら、心臓
カテーテルを行う施設のある、
病院に救急車で搬送しました。
腹痛なのになぜ心筋梗塞と分か
ったかというと放散痛と言って
傷害が生じている臓器とは別の
所で痛みを感じることもあると
言う事を知っていたからです。
腹痛なので急性胃腸炎等と診断
して、帰宅させた場合、帰宅後
に亡くなることもあるので注意
が必要です。

丞相の上昇志向。笑

 

 

 

 

 

 

 

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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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