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2018-06-01 00:02:00

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診療マル秘裏話    号外Vol.927  平成29年7月29日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)血管内皮細胞では病原細菌を分解除去できない
2)熱産生を高め末梢組織糖利用促進する神経細胞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

1】 血管内皮細胞では病原細菌を分解除去できない

 

 

 

 

 

 

血管の内側にある内皮細胞で
は、侵入した病原細菌を分解し
除去するオートファジー(自食
作用)が起きないことが分かっ
たと大阪大の吉森保教授(細胞
生物学)のチームが7月7日、米
専門誌電子版に発表しました。

血管内皮細胞では、蛋白質等
を分解して再利用するタイプの
自食作用は正常に起きており、
細菌に対する自食作用も起こせ
れば、感染症の新たな治療法の
開発が期待できるという事です。

チームによると、内皮細胞は
血液と直接触れるため、血中に
侵入した細菌の影響を受けやす
く、内皮細胞で細菌が増殖した
場合は多臓器不全につながる恐
れがあります。

オートファジーについて解説し

ている動画です。

 

 



 

 

自食作用を見逃した罪で辞職
する。笑

 

 

 

 

 

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2】 熱産生を高め末梢組織糖利用促進する神経細胞

 

 

 

 

 

生理学研究所は7月3日、食欲
を抑え熱産生を高めて末梢組織
の糖利用を促進する神経細胞を
発見したと発表しました。この
研究は、同研究所の箕越靖彦教
授ら、星薬科大学の塩田清二特
任教授、九州大学大学院医学研
究院および東京医科歯科大学大
学院医歯学総合研究科の小川
佳宏教授らの共同研究グループ
によるものです。 研究結果は、
米糖尿病学会学会誌「diabetes」
のオンライン版に掲載されてい
ます。

骨格筋等末梢組織での糖の利用
は、インスリンによって促進さ
れます。しかし、近年の研究に
より、脳、特に視床下部の神経
細胞が、単独あるいはインスリ
ンと協同して、末梢組織の糖の
利用を促進することが分かって
きました。 しかし、どの神経
細胞が末梢組織の糖利用を促進
するかは不明なままでした。

研究グループは、インスリンの
働きを高める神経細胞を明らか
にすることを目的に、視床下部
腹内側核SF1/Ad4BPニューロン
(SF1ニューロン )に注目しま
した。このニューロンを選択的
に活性化させた時の、マウスの
摂食量、熱産生量、全身の糖利
用、末梢組織への糖の取り込み
量を調べました。その結果、マ
ウスSF1 ニューロンを選択的に
活性化すると、摂食量が低下し、
熱産生量が増加するとともに、
骨格筋、心臓、褐色脂肪組織で
選択的に糖の取り込みが増加し
ました。さらに、このマウスに
インスリンを投与すると、上記
組織での糖の取り込みがさらに
亢進しました。脂肪を貯蔵する
白色脂肪組織では糖の取り込み
に変化はなかったという事です。

また、インスリンの働きを細胞
内に伝達するインスリン受容体
と、細胞内蛋白質Akt の活性化
状態を調べた結果、SF1 ニュー
ロンを選択的に活性化すると、
骨格筋でこれらの蛋白質が活性
化することがわかったという事
です。今回の結果は、肥満や糖
尿病の病因解明、新しい治療法
の確立に繋がることが期待され
る、と研究グループは述べてい
ます。

糖代謝と糖新生について解説し

ている動画です。

 

 



 

 

軍事行進で亢進する独裁為政
者の驕り。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

血管の内側にある内皮細胞で
は、侵入した病原細菌を分解し
除去するオートファジー(自食
作用)が起きないことが分かっ
たと発表したのは偉大な業績で
す。血管内皮細胞では、蛋白質
等を分解して再利用するタイプ
の自食作用は正常に起きており、
細菌に対する自食作用も起こせ
れば、感染症の新たな治療法の
開発が期待できるという事です
が、血管内皮細胞に細菌に対す
る自食作用を起こさせる道筋が
全く示されていません。とらぬ
狸の皮算用という気がしてなり
ません。
食欲を抑え、熱産生を高めて
末梢組織の糖利用を、促進する
神経細胞を発見したと発表した
のは素晴らしい業績です。今回
の結果を、肥満や糖尿病の病因
解明、新しい治療法の確立に、
確実に繋げて頂きたいと切に願
う次第です。糖尿病は末梢組織
の糖利用がインシュリン分泌が
少ないため、極端に低い病気と
言えます。インシュリン分泌を
高めるとともにこの神経細胞の
働きを亢進させることができる
薬剤が発見されれば、糖尿病の
治療に新風を吹き込むことが、
可能となると推測しています。

病院で病因を解明する。笑

 

 

 

 

 

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藤田 亨
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