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診療マル秘裏話    号外Vol.917  平成29年7月17日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)Tリンパ球の自己寛容性確立に必要なケモカインCCL21
2)90代女性がマダニが原因とみられる感染症で死亡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

1】 Tリンパ球の自己寛容性確立に必要なケモカインCCL21

 

 

 

 

 

 

徳島大学は、同大学先端酵素
学研究所の大東いずみ准教授と
髙濵洋介教授らの研究グループ
が、免疫細胞の移動に関わるケ
モカインのひとつCCL21が、Tリ
ンパ球の自己寛容性確立に必要
な胸腺内移動に必要で自己免疫
疾患の発症を抑制する分子であ
ることを明らかにしたと発表し
ました。この成果は、米国科学
雑誌「The Journal of Experim
ental Medicine」オンライン版
に6月13日付で掲載されました。

自己免疫疾患は、免疫システム
が正常な細胞や組織に反応して
攻撃を加えてしまうことで発症
し、その多くは免疫細胞のひと
つであるTリンパ球の異常であ
ると考えられています。Tリン
パ球が胸腺深部の髄質に移動す
ると、自己( 自身のからだを作
る物質 )に応答して攻撃する自
己反応性Tリンパ球が除去され
るとともに、免疫応答を抑制す
る制御性T細胞が生成され自己
を攻撃しない仕組みである「免
疫細胞の自己寛容性」が確立さ
れます。その自己寛容性が破綻
すると自己免疫疾患を発症して
しまいます。

またTリンパ球が胸腺内を移動
するには、ケモカインと呼ばれ
る生理活性蛋白質の連携が必要
で、中でも髄質に局在する髄質
上皮細胞によって産生されるCC
R7ケモカイン分子種は、Tリン
パ球を、髄質へと誘導するのに
必要であり、Tリンパ球の自己
寛容性確立に重要であることが
明らかにされてきました。しか
しCCR7ケモカイン分子種にはCC
L19やCCL21などの分子種があり、
どのCCR7ケモカイン分子種が、
必要なのか長年解明されていま
せんでした。

そこで研究グループは、CCR7ケ
モカイン分子種のひとつCCL21
を、特異的に欠損するマウスの
作製に試み、成功しました。こ
のマウスでは、胸腺でのTリン
パ球の髄質への移動と自己反応
性Tリンパ球の除去が障害され
ていた他、唾液腺や涙腺で炎症
を発症し、自己免疫疾患のひと
つであるシェーグレン症候群に
似た症状を示しました。

このことから、複数存在するCC
R7ケモカイン分子種の機能は、
重複していないこと、また、そ
のうちの1分子種であるCCL21
こそがT細胞の自己寛容性確立
に重要な分子であることが明ら
かになりました。自己免疫疾患
の発症を、制御する分子機能が
解明され、自己免疫疾患の治療
法開発につながることが期待さ
れると説明しています。

自己と非自己の区別について、

解説している動画です。

 

 



 

 

免疫寛容のメカニズムが肝要
である。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

2】 90代女性がマダニが原因とみられる感染症で死亡

 

 

 

 

 

 

 

広島県三原市の90代の女性が、
マダニが原因とみられる感染症
で死亡しました。広島県内では
今年になって初めてです。
死亡が確認されたのは、三原
市内に住む90代の女性で、マダ
ニにかまれたことが原因とみら
れています。女性は6月18日、
意識障害を起こし、病院に緊急
搬送されました。 検査の結果、
主にマダニが媒介する「SFTS」
というウイルスが確認されまし
た。このウイルスの感染が確認
されたのは広島県内で22例目で、
死亡例は今年に入ってからは初
めてです。感染源となるマダニ
は春から秋にかけて活動が盛ん
になるということで、広島県は、
屋外で作業する時は肌の露出を
少なくする様呼び掛けています。

SFTSウイルス媒介マダニから

身を守る方法についてのニュー

ス動画です。

 

 



 

 

県外では、携帯が圏外となる
ことが多い。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

免疫細胞の移動に関わるケモ
カインのひとつCCL21が、Tリン
パ球の自己寛容性確立に必要な
胸腺内移動に必要で、自己免疫
疾患の発症を抑制する分子であ
ることを解明したのは、偉大な
業績です。近年、自己免疫性の
疾患に悩む患者さんが多数いら
っしゃいます。ぜひこの業績が
自己免疫疾患の治療法開発につ
ながる様にして頂きたいと思い
ます。自己免疫性疾患の患者さ
んは、日々深刻な症状を抱えて
闘病されていることを肝に銘じ
て頂きたいものです。
広島県三原市の90代の女性が、
マダニが原因とみられる感染症
で死亡したのは、残念なことで
す。ダニは、服の上から皮膚を
貫いて吸血することは、できま
せん。 それゆえに、長袖、長
ズボンと首にタオルを巻いて、
ダニの吸血を防ぐ必要がありま
す。できれば、虫除けスプレー
をかけて頂ければ、完璧である
と思います。今まで特に、半袖、
半ズボンで問題なかったからと
言ってその恰好で草叢や森林に
入るのは、大変危険です。今ま
での運が良かったことを感謝し
て長袖、長ズボンで行って頂き
たいものです。

棄権しないことは、危険で、
選手生命に関わる。笑

 

 

 

 

 

 

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診療マル秘裏話   Vol.655 平成28年6月30日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)刺激や熱等によって痛みを感じる仕組みを解明
2)社交不安症(対人恐怖症)に認知行動療法有効

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】 刺激や熱等によって痛みを感じる仕組みを解明

 

 

 

 

 

刺激や熱などによって痛みを
感じる仕組みをマウスを使った
実験で解明したと東京大の広川
信隆特任教授(細胞生物学)の
チームが米医学誌ニューロンに
発表しました。 治療法のない
先天性痛覚障害や、がんなどに
伴う慢性疼痛(とうつう)患者
さんの治療薬開発に役立つ可能
性があります。

生物の体には生命活動に必要
な物質を運ぶ蛋白質が45種類
見つかっています。これらは「
分子モーター」と呼ばれ、細胞
内で物質を必要なところへ輸送
する役割を担っています。

チームは、神経伝達物質を運
ぶ分子モーター「KIF1A」
に着目しました。人工的に働き
を半減させたマウスを作製する
と、通常のマウスに比べ、しっ
ぽを熱い湯に入れても反応が鈍
かったり、足裏にホルマリンを
注射しても痛みを感じづらかっ
たりと、痛覚障害を示しました。

痛みを感じる神経細胞は体内
から体表に向けて伸びています。
チームが調べると、この伸びの
要因となる物質をKIF1Aが
細胞内で運んでいることが判明
しました。このため、チームは
「KIF1Aの働きが、弱いと
この物質が不足して、神経細胞
の多くが、十分に伸びない」と
結論付けました。

広川特任教授は「感覚障害は、
KIF1Aの働きが異常である
可能性が初めて分かった。働き
を調節する事を目的とした創薬
研究が期待できる」と話してい
ます。

侵害受容性疼痛が、神経障害性

疼痛となる過程について解説し

ている動画です。

 

 



 

 

間隔が広がり、狭まる感覚の
障害。笑

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

2】 社交不安症(対人恐怖症)に認知行動療法有効

 

 

 

 

 

日常的な人付き合いに、強い
恐怖や不安を感じ、生活に支障
が出る社交不安症(対人恐怖症)
について、宮崎大や千葉大など
のチームは7日、抗うつ剤によ
る治療が効かない患者さんでも、
面接などを通じて行動の幅を広
げる「認知行動療法」を加える
と半数近くの人の症状がほぼ消
えた、との研究結果を発表しま
した。
社交不安症が自然に回復しな
い人には抗うつ剤を投与する事
が多いのですが、7~8割の人は
十分に改善せず、新たな治療が
求められていました。この研究
成果を受け、社交不安症に対す
る認知行動療法に4月から公的
医療保険が適用されています。

社交不安症の認知行動療法につ

いて具体的に解説している動画

です。

 

 



 

 

講堂で香道を勉強し、行動の
自由を得る。笑

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

編集後記

刺激や熱などによって痛みを
感じる仕組みをマウスを使った
実験で解明したのは偉大な業績
です。治療法のない先天性痛覚
障害や、がん等に伴う慢性疼痛
患者さんの治療薬開発に役立つ
可能性を今後の研究で、最大限
追究して頂きたいものです。
日常的な人付き合いに、強い
恐怖や不安を感じ、生活に支障
が出る社交不安症(対人恐怖症)
の治療で、抗うつ剤が効かない
患者さんに「認知行動療法」を
加えると半数近くの人の症状が
ほぼ消えたというのは、薬より
人と人とのふれあいが、いかに
大事であるか物語っていると思
います。 社交不安症に対する、
認知行動療法に平成27年4月か
ら公的医療保険が、適用されて
いるので、是非抗うつ剤による
治療が不調に終わった患者さん
は、試して頂きたいと切に願っ
ています。

遮光カーテンで光をさえぎる
ことで、社交界の夜の輝きが、
閉じ込められる。笑

 

 

 

 

 

 

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