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2018-05-17 00:19:49

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診療マル秘裏話    号外Vol.914  平成29年7月14日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)滲出型加齢黄斑変性に繋がる状態再現可となる
2)骨にマラリア原虫生成物蓄積し炎症惹起し骨量減少

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】 滲出型加齢黄斑変性に繋がる状態再現可となる

 

 

 

 

 

 

ヒトの網膜の細胞と、血管の
細胞を培養し、栄養が足りない
状況にすることで、失明の恐れ
がある、滲出型加齢黄斑変性に
つながる状態を再現できたとす
る研究結果を東北大学の研究チ
ームがまとめました。

新薬開発への応用が期待され
ます。

滲出型加齢黄斑変性は、視力
をつかさどる「黄斑部」に異常
な血管が伸びて、傷つけられる
病気で、国内の推定患者数は約
70万人です。

同大学准教授の梶弘和さん(
バイオデバイス工学)らのグル
ープは、細かい穴の開いたシリ
コーンゴム製のチップで、ヒト
の網膜の細胞と、血管の細胞を
培養しました。細胞が成長した
所で、栄養となる血糖や酸素が
足りない状態にしました。する
とチップを境にして網膜の細胞
と分かれていた血管の細胞が、
反対側に入り込み、網膜の細胞
を破壊する様子が確認できまし
た。

滲出性加齢黄斑変性について

解説している動画です。

 

 



 

 

血糖値を巡り、真昼の決闘が
行われた。笑

 

 

 

 

 

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2】 骨にマラリア原虫生成物蓄積し炎症惹起し骨量減少

 

 

 

 

 

 

大阪大学は骨にマラリア原虫
の生成物が蓄積することで骨に
慢性的な炎症が起き、それが骨
量減少の原因となっていること
を発見したと発表しました。
骨同研究は、大阪大学免疫学フ
ロンティア研究センター(IFReC)
のCevayir COBAN(ジョヴァイア・
チョバン)教授らの研究グルー
プによるもので、同研究成果は、
6月2日付けで米国の科学雑誌「
Science Immunology」にオンラ
イン掲載されました。

マラリア原虫が宿主に寄生する
ことで引き起こされるマラリア
は、生命を脅かす感染症であり、
毎年2億人を超える人々が感染
しています。ときには、脳性マ
ラリア、呼吸困難、重度の貧血
といった合併症が発症、急速に
進行し、死に至ることがあり、
少なくとも年間43万人が死亡し
ています。大部分の患者さんは
病気から回復しますが、生存者
はこの感染が原因で「隠れた」
長期的症状に悩まされることが
示唆されてきました。

今回同研究グループはマラリア
感染によって、骨形成を行う骨
芽細胞と骨吸収を行う破骨細胞
がバランスを取ることで維持さ
れている骨恒常性が阻害される
ことを、マウスマラリアモデル
を用いて示しました。1回のマ
ラリア感染でも、病気が完全に
治癒しても、慢性的な骨量減少
が起こるということです。これ
は、マラリア原虫の生成物が骨
吸収を行う破骨細胞によって「
食べられ」、骨恒常性が阻害さ
れるためで、この生成物は、マ
ラリア原虫の主な生成物である
ヘモゾインや蛋白質、その他の
因子が考えられます。これらの
生成物は、破骨細胞および骨芽
細胞の前駆細胞に対して、免疫
細胞内部の蛋白質MyD88 に依存
する炎症応答を誘導し破骨細胞
分化を誘導するRANKL の発現を
高め骨吸収を促進する破骨細胞
形成への過剰な刺激を与えてい
ます。一方、ヘモゾインのよう
な生成物ができないよう、突然
変異したマラリア寄生虫をマウ
スに感染させた場合には、骨量
減少は観察されませんでした。
また、ビタミンD3類縁体である
アルファカルシドールの補給に
よって、マラリア感染による骨
量減少の阻止と骨量回復の方法
も示すことができました。

今回の研究によって、マラリア
が骨組織に残した「遺留物」が
骨障害を促進していることが分
かりました。今までマラリアの
治療によって完全に回復したと
考えられていた状態においても、
この寄生虫生成物の長期的かつ
持続的な蓄積が起こり、骨は、
慢性的な炎症状態になり長期的
な骨量減少が起きます。これは
特に若年者で顕著で、成育不良
や骨粗鬆症の原因となっている
ことが考えられます。 しかし
同研究では、骨量減少を回復さ
せる方法も示すことができたた
め、マラリア治療とこの骨療法
を併用する事で、マラリア感染
者における骨状態が改善される
ことが期待されるという事です。

マラリアが2000年に比べ2013

年に半減したというニュース

動画です。

 

 



 

 

両方の骨療法を試す。笑

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

 

ヒトの網膜の細胞と、血管の
細胞を培養し、栄養が足りない
状況にすることで、失明の恐れ
がある、滲出型加齢黄斑変性に
つながる状態を再現できたとす
る研究結果がまとめられ発表さ
れたのは偉大な業績です。最近
では滲出型加齢黄斑変性の治療
は、新生血管を阻害する薬剤を
眼球内に注射するものに変化し
ている様です。いずれにしても
病気を再現できることで新治療
薬の開発に大きく利することで
しょう。
骨にマラリア原虫の生成物が
蓄積することで、骨に慢性的な
炎症が起き、それが骨量減少の
原因となっていることを発見し
たのは、素晴らしい業績です。
1回のマラリア感染でも、病気
が完全に治癒しても、慢性的な
骨量減少が起こるという事です
ので、油断はなりません。ビタ
ミンD3類縁体であるアルファカ
ルシドールの補給による治療を
怠らないことが重要です。マラ
リアを媒介する蚊の駆除を行い
二酸化塩素による治療を行い、
アルファカルシドールの補給に
よる治療も合わせて行うことが
流行地では求められると考えら
れます。

新生血管を破壊する治療法を
申請する。笑

 

 

 

 

 

 

 

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