最近の号外Vol.894メルマガ

2018-04-24 00:21:48

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 

診療マル秘裏話    号外Vol.894 平成29年6月20日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)「急性冠症候群」の早期診断を可能にする手法
2)がん原因遺伝子変異から最適薬や治療法を選ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

1】 「急性冠症候群」の早期診断を可能にする手法

 

 

 

 

 

 

 

福島医大循環器内科学講座の
竹石恭知教授、義久精臣准教授
らと、理化学研究所(理研)、
免疫生物研究所の研究チームは
急性心筋梗塞や不安定狭心症等
「急性冠症候群」の早期診断を
可能にする手法を確立し、特許
を取得しました。 発症の初期
段階で患者の血液中に出る蛋白
質を検査で測定できるようにし
ました。福島医大などは東日本
大震災と東京電力福島第一原発
事故の影響で生活習慣が変わっ
た県民の健康を守るため、検査
の普及を目指します。
最初に心臓の冠動脈に高血圧
や脂質異常症などを原因とする
血管内皮細胞の炎症が起きます。
増えた炎症性細胞が脂質などと
ともに「プラーク」と呼ばれる
蓄積物を作り血管が狭くなりま
す。さらに「プラーク」が破れ
て血栓ができ、血管が詰まって
血流が低下し急性心筋梗塞が起
きます。
チームが早期診断に活用した
蛋白質は「sAPP770」で、
急性冠症候群の初期に活性化す
る血小板の中に多く存在します。
チームは「sAPP770」が
血栓形成時などに放出され健康
な人に比べ心筋梗塞患者の血液
中に増加することを新たに突き
止めました。
これまでは血液中の「sAP
P770」の濃度分析が難しか
ったのですが、「sAPP77
0」と結合する性質を持つ蛋白
質「OX2抗体」が検査に使え
ることを発見し、抗体と結合さ
せることで濃度を測れるように
なりました。
血液中の「sAPP770」
の濃度を調べる検査では、心筋
障害を起こす前の、冠動脈内の
異常の早期診断や異常が出る前
の人を早期に発見できる可能性
があります。胸の痛み等の症状
を感じた人が血液検査で「sA
PP770」 の数値の上昇を
確認できれば、早期治療が期待
できます。これまで心筋梗塞を
調べるための血液中物質はいず
れも心筋障害が起きた段階でし
か調べられませんでした。
今後、簡単に使えて、迅速に
結果が分かる検査キットを理研
などと開発し医療機関での実用
化と普及を目指します。検査キ
ットは受診者が多い健康診査で
活用できる可能性もあります。
震災前の国の調査では、県内
の急性心筋梗塞の死亡率が全国
上位となっているとの結果が示
されました。震災と原発事故後
は避難生活の長期化などで県民
の生活習慣が、大きく変化し、
心筋梗塞の要因となるメタボリ
ック症候群や高血圧になる人が
増えたとされています。高齢化
の進展で急性冠症候群の患者さ
んの増加が懸念され検査の充実
が求められています。
福島医大からは循環器内科学
講座の八巻尚洋助教、及川雅啓
助教と、生化学講座の橋本康弘
教授も研究に携わりました。循
環器内科学講座は「臨床試験等
で協力し研究が県民の心臓疾患
の早期発見、予防などにつなげ
られるようにしたい」としてい
ます。理研の研究チームは「国
際的な発見であり、世界に検査
手法が普及すれば、心筋梗塞の
患者の早期治療に役立てられる」
と評価しています。

急性冠症候群について解説して

いる動画です。

 

 



 

 

心筋梗塞を、高速で診断する
キット。笑

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

2】 がん原因遺伝子変異から最適薬や治療法を選ぶ

 

 

 

 

 

がん患者のゲノム(全遺伝情
報)を調べて適した治療法を選
ぶ最先端の「がんゲノム医療」
で、全国展開に向けた実行計画
をまとめた厚生労働省の報告書
案が5月28日、明らかになりま
した。先行して本年度中に7カ
所程度の、「中核拠点病院」を
指定します。 2年以内に実施
病院をさらに増やし、数年後に
は全都道府県の病院で実施する
ことを目指します。

高い効果が期待される画期的
な医療を地方でも受けられるよ
うにしがん死亡率の一層の低下
を狙います。5月29日の専門家
会議に報告書案を示し、厚労省
が予算措置を検討します。

がんゲノム医療は、原因とな
る遺伝子の変異を調べ、最適の
薬や治療法を選びます。

がんゲノム医療について解説し

ている動画です。

 

 



 

 

軍の先端兵器で、戦端を開く。


 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

「急性冠症候群」の早期診断を
可能にする手法を確立し、特許
を取得したのは偉大な業績です。
これまで心筋梗塞を調べるため
の血液中物質は、いずれも心筋
障害が起きた段階でしか調べら
れなかったことを考えると長足
の進歩であると実感できます。
実際の臨床の場でも心筋梗塞が
早期に発見できた後、しかるべ
き心臓カテーテルを実施可能な
施設での治療にたどり着きさせ
すれば、救命率が上がることは
確実でしょう。
がん患者のゲノム(全遺伝情
報)を調べて適した治療法を選
ぶ最先端の「がんゲノム医療」
で、全国展開に向けた実行計画
をまとめた厚生労働省の報告書
案が明らかになったのは喜ばし
いことです。ただしゲノムを調
べるには、コストがかかるもの
と思われます。AIの登場で、全
遺伝情報が分かりさせすれば、
どの治療法が最適化は、それ程
時間をかけずに分かるものであ
ると考えています。しかし最適
な治療法を選ぶといっても工夫
のない化学療法(抗がん剤治療)
しかインプットされていないと
患者さんが苦しむ元となります。

実行計画に実効性を持たせる。


 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント