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2018-03-07 00:10:50

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診療マル秘裏話    号外Vol.853 平成29年5月4日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)特殊な蛋白質が、大腸がんの転移を抑える働き
2)細胞膜上のAMPA受容体に、蛍光標識する新手法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

1】 特殊な蛋白質が、大腸がんの転移を抑える働き

 

 

 

 

 

 

愛知県がんセンター研究所(
名古屋市千種区)の青木正博・
分子病態学部長らのグループは
「HNRNPLL」と呼ばれる
蛋白質が、大腸がんの転移を抑
える働きをすることを、マウス
を使った実験で解明しました。
「世界初の研究成果」として、
英科学誌電子版に掲載されまし
た。

グループは、異なる働きをする
蛋白質を備えたがん細胞をマウ
ス70匹の大腸に移植しました。
100日後、肺や肝臓などへの
転移を調べると、転移していな
かったマウスでは「HNRNP
LL」が減少していませんでし
た。

次に、この蛋白質を減らした、
がん細胞を移植した結果、転移
が起きたため、蛋白質に転移を
抑える働きがあると結論付けま
した。

この蛋白質が減少すると、悪性
度の高い大腸がんの細胞に多く
見られる別の蛋白質が増殖する
ことも発見しました。更に大腸
がん患者さんの細胞を顕微鏡で
観察したところ、大腸の表面で
タイルのように規則的に並んで
いた細胞が、がん進行に伴って
バラバラに散らばり、活発に動
き始める現象を確認しました。
この転移が起きやすくなる現象
に合わせてHNRNPLLが減
ることも確認しました。

大腸がんで亡くなる人は約5万
人(2014年)でがんの死因
では肺がんに次いで多くなって
います。大腸がんは転移の多さ
で知られていますが詳しい転移
の仕組みは分かっていません。

グループの佐久間圭一朗室長は
「転移のブレーキ役が分かった。
この蛋白質の減少を抑える薬剤
を開発できれば、転移を抑制、
予防できる可能性がある」と話
しています。

がん転移を抑制する細胞が肺に

存在し、アレルギーにも関与し

ているという動画です。

 

 



 

 

 

典医が天意に従いがんの転移
を治療する。笑

 

 

 

 

 

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2】 細胞膜上のAMPA受容体に、蛍光標識する新手法

 

 

 

 

 

 

 

京都大学は4月7日、神経伝達
物質受容体であるAMPA受容体に
蛍光の目印をつけ(蛍光標識)、
イメージングで動きを調べる事
ができる新たな手法を開発した
と発表しました。この研究は、
同大大学院 工学研究科の清中
茂樹准教授、浜地 格教授らの
研究グループが、慶應義塾大学
医学部の柚崎通介教授と共同で
行ったものです。研究論文は、
英科学雑誌「Nature Communica
tions 」に同日付けで掲載され
ています。

AMPA受容体はグルタミン酸受容
体の一種であり、記憶の強化や
減弱に伴い細胞膜上での発現量
が変わることが知られています。
記憶の分子メカニズムを詳細に
究明するためには、細胞膜上の
AMPA受容体に目印をつけ、その
動きを、イメージングによって
観察できる技術の開発が不可欠
です。

これまでに、蛍光蛋白質や抗体
を使ってAMPA受容体を蛍光標識
する技術が開発されています。
しかし、細胞膜上だけでなく、
細胞内の受容体も標識されてし
まい、脳組織への適用ができな
いといった難点があり、記憶の
分子メカニズム解明が滞ってい
る一因となっていました。

研究グループは今回、AMPA受容
体を蛍光標識できる新たな有機
化合物(ラベル化剤)を開発し
ました。 生きた神経細胞や脳
組織にも適用できることを見い
だしました。このラベル化剤を
用いた方法では、細胞膜上にあ
る受容体だけに、その機能を保
ったままで蛍光の目印をつけら
れるということです。

同手法を用いた観察の結果、
情報伝達を担う、神経伝達物質
受容体の神経細胞膜上での動き
が、従来考えられていたよりも
かなり制限されていることが明
らかになりました。また、ラベ
ル化剤は小さいため、抗体に比
べて組織浸透性が高く、これま
で蛍光標識が難しかった脳組織
の深部にある受容体にも適用で
きることが実証されたという事
です。
従来の問題点を克服した同手法
が広く用いられることで、神経
細胞におけるAMPA受容体の機能
解明、ひいては記憶の分子メカ
ニズム解明が、大きく加速し、
前進すると期待されます。また、
AMPA受容体は、神経疾患や精神
疾患に関連することがわかって
きており、同手法を用いてAMPA
受容体の異常を調べることで、
それら疾患の原因解明や新たな
診断方法として活用できる、と
期待が寄せられています。

受容体について解説している動画

です。

 

 



 

 

以上のような、AMPA受容体の
異常を検出する。笑

 

 

 

 

 

 

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編集後記

「HNRNPLL」と呼ばれ
る蛋白質が、大腸がんの転移を
抑える働きをすることをマウス
を使った実験で解明したのは、
偉大な業績です。転移の抑制が
完全にできるようになれば原発
巣の治療に専念することができ
非常に治療がやりやすくなると
推定できます。 この蛋白質の
減少を抑える薬剤が開発できれ
ば、転移を抑制、予防できる可
能性があるということに期待し
たいと思います。
AMPA受容体に蛍光の目印をつ
け(蛍光標識)、イメージング
で動きを調べる事ができる新た
な手法を開発したと発表したの
は、偉大な業績です。 従来の
問題点を克服した同手法が広く
用いられることで、神経細胞に
おけるAMPA受容体の機能解明、
ひいては記憶の分子メカニズム
解明が、大きく加速し前進する
ことを期待すると同時に、AMPA
受容体は、神経疾患や精神疾患
に関連することがわかってきて
おり、同手法を用いてAMPA受容
体の異常を調べることで、それ
ら疾患の原因解明や新たな診断
方法として活用できることを、
期待したいと思います。

仮足を用いて加速する。笑

 

 

 

 

 

 

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