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2017-09-28 00:31:24

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診療マル秘裏話   号外Vol.716 平成28年11月25日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)睡眠と覚醒の制御に重要な二つの遺伝子を発見
2)がん年間新規症例数の約5%にアルコールが関与

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

1】 睡眠と覚醒の制御に重要な二つの遺伝子を発見

 

 

 

 

 

 

睡眠と覚醒の制御に、重要な
役割を果たす二つの遺伝子をマ
ウスの実験で新たに発見したと、
筑波大や米テキサス大等の研究
チームが2日付の英科学誌ネイ
チャー電子版に発表しました。
睡眠と覚醒を切り替える仕組み
の解明が進み、将来は人の睡眠
障害の治療法改善につながると
期待されています。
筑波大の国際統合睡眠医科学
研究機構長を務める、柳沢正史
教授らは、脳神経細胞などにさ
まざまな遺伝子変異があるマウ
スを生み出し、睡眠への影響を
調べました。その結果、「Si
k3」遺伝子が変異したマウス
は睡眠時間が大幅に増え、覚醒
時間が減少しました。「Nal
cn」遺伝子の変異マウスでは、
浅い眠りのレム睡眠が、大幅に
減少していました。
健康な人が寝ると、まず深い
眠りのノンレム睡眠に入り、体
は休んでいるが脳は活発に働く
レム睡眠とノンレム睡眠を繰り
返してから目覚めます。Sik
3遺伝子はノンレム睡眠の必要
量を決めており、Nalcn遺
伝子はレム睡眠の終了に関与し
ていると考えられるということ
です。
Sik3遺伝子は、ショウジ
ョウバエや線虫でも睡眠に似た
状態を制御していることが分か
りました。

柳沢先生の講義動画です。



 

戦中に船中で線虫を研究する。


 

 

 

 

 

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2】 がん年間新規症例数の約5%にアルコールが関与

 

 

 

 

仏パリ(Paris )で開催の「
世界がん会議(World Cancer C
ongress)」で、2日、2012年に
飲酒が原因で発生した新規がん
患者さんは70万人以上で、がん
関連の死者も約36万6000人に上
るとする調査データが発表され
ました。これらの発生件数は主
に富裕国でのものだということ
です。

研究チームは、飲酒をする人
としない人のがん発症リスクを
比較し、がんの年間新規症例数
の約5%、年間死者数の4.5%に、
アルコールが関与しているとの
結果を算出しました。

公式発表を控えた今回の予備
報告書の共同執筆者で、国連(
UN)の国際がん研究機関(IARC
)のケビン・シールド(Kevin
Shield)氏は、AFP の取材に「
アルコールによってがんが引き
起こされる恐れがあることに、
多くの人が気付いていない」と
語りました。

アルコールと最も強い関連性
が認められたのは乳がんの新規
診断例で、アルコールに起因す
る全がん症例の4分の1以上を占
めていました。次いで関連が強
かったのは大腸がんで、全体の
23%でした。このことについて
シールド氏は、特に乳がんでは
「発症リスクが(アルコールの
)摂取量とともに増加する」事
は明らかだと述べました。

アルコールとがんによる死亡
との関連について評価した結果
では、食道がんで最も関連性が
強く、次いで大腸がんが続きま
した。

世界保健機関(WHO )の専門
組織であるIARCは、アルコール
飲料を「グループ1の発がん性
物質」に分類しています。これ
は、アルコールががんを引き起
こすと考えられている事を意味
しますが、シールド氏によると、
その発症機構については「正確
には分からない」という事です。

世界全体でみると、疾病負担
が最も大きい地域は北米、豪州、
欧州(特に東欧)等ですが発展
途上国での飲酒量増加とともに、
この傾向には緩やかな変化がみ
られると、研究チームは指摘し
ています。

アルコール摂取とがんについて

の動画です。



 

発症機構について聴こう。笑

 

 

 

 

 

 

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編集後記

 

 

睡眠と覚醒の制御に、重要な
役割を果たす二つの遺伝子をマ
ウスの実験で新たに発見したの
は、偉大な業績です。覚醒につ
いては、オレキシンが関与して
いることは、最近の研究で明ら
かになっていますがこれは筑波
大の柳沢正史教授らの研究成果
です。そこから更に一歩進んで
Sik3遺伝子はノンレム睡眠
の必要量を決めており、Nal
cn遺伝子はレム睡眠の終了に
関与していることが分かった訳
ですから、睡眠と覚醒を切り替
える仕組みの解明が進み、将来
は人の睡眠障害の治療法改善に
ぜひともつなげて頂きたいもの
です。
飲酒をする人と、しない人の
がん発症リスクを比較し、がん
の年間新規症例数の約5%、年間
死者数の4.5%に、アルコールが
関与しているとの結果を算出し
たのは本当に素晴らしい研究と
言えましょう。酒は百薬の長な
どと信じている人も多いようで
すが、その一方でイスラム教が
アルコールの摂取を禁じている
ことから、判断力の低下だけで
はないと薄ら薄ら感じていまし
た。イスラム教を信じるアラブ
人が住んでいる地域では、砂漠
が多くアルコールを飲んで判断
力が鈍ると生死に関わります。
そこに発がんのリスクを加えれ
ば、合理的と言う他ない気がし
ます。

生死を共にすると言うのを、
制止した。笑

 

 

 

 

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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
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