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2016-12-07 01:05:30

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診療マル秘裏話  号外Vol.462 平成28年2月5日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

 
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目次

1)構造が大きく崩れた蛋白質が分解される新経路
2)肝がん再発予防で、世界初の薬の非環式レチノイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 
1】 構造が大きく崩れた蛋白質が分解される新経路

 

 

 

 

 

 

 

構造が大きく崩れた蛋白質が
細胞内で分解される新たな仕組
みを、京都大理学研究科の森
和俊教授と蜷川暁研究員らが、
発見しました。アルツハイマー
病など、異常蛋白質が蓄積する
疾患の病態解明に期待できます。
米科学誌に発表しました。

小胞体で作られた蛋白質は、
構造に異常があると分解されま
す。蛋白質は糖鎖付着の有無で
二つのタイプに分けられ、従来
は分解経路が異なると考えられ
ていました。

グループは糖鎖蛋白質の分解
経路を詳細に調べるため、糖鎖
がないタイプだけ分解するよう
遺伝子操作したヒトの細胞で、
実験しました。しかし、糖鎖の
ある蛋白質でもアミノ酸の一部
が欠失するなど立体構造が大き
く崩れていると、この経路で、
分解されることを突き止めまし
た。

今回確認された蛋白質の分解
経路は、進化の過程で、多様な
仕組みによって蛋白質を分解す
るため獲得されたとみられます。
蜷川研究員は、「異常蛋白質の
蓄積する疾患は60以上ある。
これらの病態解明や予防につな
げたい」と話しています。

糖鎖と病気の関係について解説

している動画です。



 

 

分科委で分会について、分解
して協議した。笑

 

 

 

 

 

 

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2】 肝がん再発予防で、世界初の薬の非環式レチノイド

 

 

 

 
理化学研究所は、1月8日、肝
がんの再発を予防する世界初の
薬として期待され、治験が進め
られている「非環式レチノイド」
(一般名:ペレチノイン)が、
選択的に肝がん細胞の細胞死を
引き起こす分子メカニズムを明
らかにしたと発表しました。
この研究は、理研ライフサイ
エンス技術基盤研究センター
微量シグナル制御技術開発特別
ユニットの小嶋聡一特別ユニッ
トリーダー(東京医科歯科大学
大学院教授)らの共同研究グル
ープによるものです。研究成果
は、英国の科学雑誌
「Cell Death & Disease」オン
ライン版に、2015年12月3日付
けで掲載されました。肝がん(
肝臓がん)は、外科的切除など
で治療した後も再発する確率が
高く、極めて予後不良の疾患で
す。肝がん細胞を選択的に死滅
させる非環式レチノイドは再発
リスクを20%以下に抑える効果
があり、肝がん再発予防薬とし
て、現在、第3相臨床試験が行
われています。
小嶋特別ユニットリーダーら
は2011年、非環式レチノイドが、
肝がん細胞に特異的に作用し、
通常は細胞質に存在する蛋白質
架橋酵素「トランスグルタミナ
ーゼ(TG2 )」の細胞核への
局在を引き起こし、細胞核で働
く転写因子Sp1 を過度に架橋す
ることを発見しました。 その
結果、がん細胞の生存に必須な
増殖因子受容体遺伝子の発現が
抑制され、肝がん細胞が死滅す
ることを報告しました。
しかし、非環式レチノイドが
どのようなメカニズムで、TG2
の核局在を誘導するのかは不明
でした。
共同研究グループは今回、TG
2を構成する4つのドメイン(領
域)のうち、3番目のドメイン
に核内移行シグナル、4番目の
ドメインに核外移行シグナルが
存在することを確認しました。
更に、非環式レチノイドはTG
2に直接作用し、TG2と核内移行
の運び屋蛋白質であるインポー
チンとの複合体形成を約2倍に
高めることで、がん細胞におい
てTG2 の核局在を引き起こす事
を発見したとしています。
この成果は、TG2 の核移行の
制御が、抗がん剤の新たな標的
となることを示唆します。 TG2
の核移行をより特異的に、より
効率良く促進する作用を持つ
分子の探索により、がん細胞を
死滅させる抗がん剤の開発が、
期待できます。
一方、正常な肝細胞では、過
度のアルコール摂取や、メタボ
リック・シンドロームに起因す
る遊離脂肪酸の刺激によってTG
2 の核局在が起こり正常肝細胞
が死滅して肝障害が引き起こさ
れることを、共同研究グループ
は報告しました。この場合は、
逆にTG2 の核移行を阻害する薬
の開発により、肝障害を抑える
ことができるようになると考え
られるとしています。

肝臓がんの最新治療についての

動画です。



 

華僑が架橋した橋。笑

 

 

 

 

 
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編集後記

 

 

 

構造が大きく崩れた蛋白質が
細胞内で分解される新たな仕組
みが発見されて、アルツハイマ
ー病など、異常蛋白質が蓄積す
る疾患の病態解明に繋げられた
ことは、偉大な業績と言えまし
ょう。
肝がんの再発を予防する世界
初の薬として期待され、治験が
進められている「非環式レチノ
イド」(一般名:ペレチノイン)
が、選択的に肝がん細胞の細胞
死を引き起こす分子メカニズム
が明らかになったのも、偉大な
業績と言えましょう。またTG2
の核移行の制御が、抗がん剤の
新たな標的となることとTG2 の
核移行を阻害する薬の開発によ
り、肝障害を抑えることができ
るようになるということが分か
ったのも今後の研究の道筋を明
らかにしてくれる発見であった
と考えています。

肝がんの再発を予防する「非
環式レチノイド」で、肝がんの
予後の改善を呼ぼう。笑

 

 

 

 
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藤田 亨
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