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診療マル秘裏話 Vol.357 平成22年10月7日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) 臍帯血の免疫細胞が、がん細胞を死滅
2) 造血幹細胞の維持や増殖の司令塔の細胞

 

 

 

 

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 臍帯血の免疫細胞が、がん細胞を死滅

ヒトのへその緒にある臍帯血
(さいたいけつ)をもとに作製
した免疫細胞が、がん細胞の中
に入り込んで内部から細胞を
死滅させたと林原生物化学研究
所(岡山市)が9月15日発表
しました。

こうした現象が確認されたの
は世界で初めてということです。
新たながん治療法の開発が期待
されます。

この免疫細胞は2006年に
同研究所が発見し「HOZOT
(ホゾティ)」と名付けました。

研究で、ヒトのがん細胞と
HOZOTをまぜたところ、
HOZOTががん細胞に近づき、
侵入しました。

その後、約2~4時間で徐々
にHOZOTが死滅し始め、
同時にがん細胞の生存率も低下
しました。死滅したHOZOT
から細胞を死に至らせる物質が
漏れ、がん細胞の構造を壊すの
が原因とみられています。正常
な細胞には侵入しませんでした。

記者会見した同研究所の竹内
誠人(たけうち・まこと)主任
研究員は「がん患者の血液で、
HOZOTと同様の働きを持つ
細胞を作りだし、治療につなげ
たい」と話しました。5~6年
後をめどに臨床研究を始めたい
と話しています。

臍帯血の保存に関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=hPL33sH5WV4

 

 

 

 

 

 

 

 
































がん細胞がホゾをかむHOZ
OT細胞。笑

 
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2】 造血幹細胞の維持や増殖の司令塔の細胞

赤血球や白血球のもとになる
造血幹細胞の維持や増殖を調節
する司令塔の役割を果たす細胞
を、京都大の長沢丘司
(ながさわ・たかし)教授
(免疫学)らのチームがマウス
で突き止め、9月16日付の米
科学誌イミュニティーに発表し
ました。

造血幹細胞を維持するための
細胞(ニッチ)の正体は、免疫
学では長年の謎とされていまし
た。

長沢教授は「司令塔役の細胞
を取り出して培養することが
できれば、造血幹細胞を増殖す
るなど、再生医療や、薬の開発
に役立てられる可能性がある」
と話しています。

造血幹細胞が増殖するには
CXCL12と呼ばれるタン
パク質が必要で、チームは造血
幹細胞がこのタンパク質を多く
出す「CAR細胞」の突起部分
に付着し、未分化な状態で維持
されていることに着目しました。

実験でマウスのCAR細胞を
取り除くと、造血幹細胞の
分化が進んでしまい、2日間で
造血幹細胞が約半分まで減少し
ました。赤血球やリンパ球も大
きく減ったため、この細胞が
造血幹細胞の増殖や免疫細胞を
作る司令塔となっていることが
分かりました。

再生・細胞医療に関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=gnHL5AOHWc8

 

 

 

 

 

 

 

 

 






























司令塔は、死霊塔ではありま
せん。笑

 
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編集後記

がんの免疫療法も臍帯血を使
うようになったら、飛躍的に
進歩するかもしれません。今の
ところ末期のがん患者さんだけ
に臨床試験がなされているよう
ですが、もっと状態がいい段階
で臨床試験がなされると成績も
伸びるのではないかと期待して
います。長らく造血器幹細胞の
維持に必要な要件は謎でした。
しかしここまで明らかになれば、
再生医療や白血病などの造血器
悪性腫瘍の治療に充分生かせる
ものと期待しています。

がんと臍帯血で再対決。笑
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藤田 亨
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