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診療マル秘裏話 Vol.427 平成24年2月2日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

目次

1) 神経末端に存在するたんぱく質がてんかん発作を抑制
2) 線維筋痛症に電話による認知行動療法または運動療法が有効

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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

1】 神経末端に存在するたんぱく質がてんかん発作を抑制

理化学研究所は1月30日、神経末端
に存在するたんぱく質が、神経の
異常興奮を防ぐ上で重要な「抑制性
シナプス形成」を誘導していると
報告しました。神経細胞の過活動に
よる神経疾患である、てんかんなど
の病態理解、改善に貢献できると
いうことです。

このたび機能を報告したたんぱく
質は、海馬の錐体細胞層に多く発現
する細胞膜貫通型の「SLITRK3」です。
神経伝達物質を受け取るシナプス
後部に存在します。

脳科学総合研究センター行動発達
障害研究チームの有賀純氏ら研究
グループは、培養細胞を用いて
シナプス形成の活性を検証しました。
SLITRK3がシナプス前部にある
膜たんぱく質「PTPRD」と結合して、
抑制性シナプスの形成を促進して
いることを確認しました。

また、SLITRK3を欠損したマウス
では、海馬で抑制性シナプスの数が
顕著に減少する減少も発見しました。
抑制性シナプス由来の電気活動が
低下して脳波に異常が出現し、
てんかんに似たけいれん発作が起き
やすくなりました。

抑制性シナプスの形成については、
今までに関連する分子が少数しか
見つかっていないため、あまり理解
が進んでいませんでした。

てんかんに関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=o6fTSZT_hVM

 

 

 

 











抑制性シナプスの形成が、
てんかん発作を良くせい。笑

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2】線維筋痛症に電話による認知行動療法または運動療法が有効

線維筋痛症の主な症状である
慢性広範痛
(chronic widespread pain)に、
電話による認知行動療法(CBT)
または運動療法が有効であること
が、英Manchester大学の
John McBeth氏らが行った無作為
化試験で明らかになりました。
論文は、Arch Intern Med誌2012
年1月9日号に報告されました。

慢性広範痛は患者さんの生活に
大きな影響を及ぼします。現在の
ところ、慢性広範痛治療ガイド
ラインは、薬物療法、理学療法、
心理療法を推奨していますが、
それらが疼痛軽減においてどの
程度有効なのかは明らかではあり
ません。これまでに行われた
系統的レビューでは、運動療法と
認知行動療法が有望であることが
示されていますが、面接での
認知行動療法の提供には限りが
あります。

対面にではなく、電話による
認知行動療法(TCBT)も
慢性広範痛に有効であることが
示唆されていましたが、そうした
アプローチについて評価した質の
高い研究は行われていません
でした。そこで著者らは、慢性
広範痛に対するTCBTと運動療法、
さらに、それらを組み合わせた
治療をプライマリケアで提供する
と、通常の治療と比べて
臨床的有効性と費用対効果がどう
異なるかを比較するため、
無作為化試験MUSICIANを行い
ました。

25歳以上で、米リウマチ学会の
基準を満たす慢性広範痛患者さん
442人(平均年齢56.2歳、女性が
69.5%)を登録し、無作為に
TCBT(112人)、運動療法(109人)、
それらの併用(112人)、または
主治医の判断に任せた通常の治療
(109人)のいずれかに割り付け、
6カ月間適用しました。通常治療
以外に割り付けた3群にも、並行
して通常の治療を実施しました。
追跡は9カ月後まで継続しました。

TCBTは以下のように行いました。
最初に、セラピストが認知行動
療法についての簡単な説明や
セラピストとの連絡方法などを
患者さんに郵送します。最初の
セッションで45~60分かけて
患者さんの状態を評価しました。
その後、週1回30~45分の
セッションを7回実施しました。
続けて、割り付けから3カ月後に
1回、6カ月後に1回、セッション
を行いました。セラピストは、
患者さんが抱えている問題の理解
と分析を患者さんと共に行い、
患者さん自身が2つから3つの目標
を設定するよう促しました。

患者さんには、この試験のため
に作成した慢性広範痛自己管理
のためのCBTマニュアルを提供
しました。マニュアルは、架空の
患者さんの物語のスタイルを取り
ながら、行動の適切な活性化、
認知的再構成(好ましくない
思考法の存在を調べ評価する)、
ライフスタイルの修正(睡眠、
疲労感、興奮性の管理)といった
CBT特有のテクニックについて
説明しています。

2回目から9回目までの
セッションは、CBTテクニックの
実行に関する内容になっており、
患者さんは目標達成に向けて課題
を遂行します。後半のセッション
は、再発防止に焦点を当てた内容
でした。試験に参加した
セラピストは4人で、CBT経験は
平均11年でした。

線維筋痛症について色々な治療法

の動画がありましたが、私の理解を

超えるような治療法も多く、これが

お勧めというものがなかなか

見つかりませんでした。とにかく一人

で病気を抱え込まず、下記の友の会

などの相談する所で相談することが

必要だと思います。友の会(成人)の

アドレスを以下に記します。

www.jfsa.or.jp/

線維筋痛症についての動画です。

www.youtube.com/watch?v=gV7H6N-1a-c

 

 

 














通常の治療のみは、線維筋痛症
の痛状を改善しない。笑

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編集後記

てんかんは、いまだ病態理解が
進んでおらず、今回の発見は
画期的と言えるでしょう。
病態理解が、病気のメカニズムの
解明につながり、さらに臨床的
改善の見込める遺伝子治療に発展
することを期待しています。
線維筋痛症も何が原因で起こる
病気かという点があいまいで治療
に難渋することが多い病気です。
ステロイドホルモンの低容量の
内服投与が推奨されていたかと
思います。しかしステロイド
ホルモンは低容量でも非常に
副作用が多く、即効型以外は、
使いにくい薬剤だと思います。
逆にこうしたあまり原因のよく
分からない病気には、東洋医学
たとえば、鍼灸や漢方薬の投与が
有効な感じが致します。これは
あくまでイメージですので
エビデンスがありませんが、
ステロイドホルモンの低容量内服
よりは、試してみる価値があるの
ではないかと考えています。

かちかち山のたぬきの価値は、
勝ちを意識して負けるところに
ある。笑

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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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