最近の号外Vol.1556メルマガ

2020-06-04 23:18:45

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1556 令和1年8月2日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)トウニンエキス入り製品で,ストレスによる顔のむくみ解消
2)セラミドがストレスで減少するメカニズム 解明したと発表

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】トウニンエキス入り製品で,ストレスによる顔のむくみ解消

 

 

 

 

 

 

 

ポーラ化成工業は、ストレス
がむくみを引き起こす可能性を
見いだしました。ストレスを受
けると分泌されるホルモン「コ
ルチゾール」が、血管とリンパ
管の壁を形成する細胞間の接着
を弱めることを確認しました。
細胞間の接着が弱まると血管や
リンパ管から漏れた水分が肌内
部にたまり、むくみやすくなる
と見ています。モモの種子から
抽出した「トウニンエキス」が
細胞間の接着を強化することも
突き止めました。成果を応用し
たスキンケア製品の展開で、ス
トレスによる顔のむくみ解消が
期待されます。

むくみは血管やリンパ管によ
る周辺組織への水分の供給や回
収がうまく機能しなくなり、肌
内部に水分が過剰蓄積すること
で生じるとされています。一方
で血管の形成にはコルチゾール
が影響することが知られ、同社
ではコルチゾールがむくみを引
き起こすのではと考え、関連性
を調べました。

培養した血管内皮細胞とリン
パ管細胞にコルチゾールを添加
したところ、細胞間の接着が弱
まることが分かりました。スト
レスでコルチゾールの分泌が増
えると細胞間の接着が弱まり、
血管やリンパ管から漏れた水分
が肌内部にたまってむくみにつ
ながると考えられています。

血管やリンパ管の細胞間の接
着を強化する成分も探索しまし
た。トウニンエキスを血管内皮
細胞とリンパ幹細胞に添加する
と細胞間接着蛋白が有意に増加
したということです。

ストレス解消法について解説し

ている動画です。

 

 



 

 

トウニンエキスを使用した、
当人しか効果は分からない。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

2】 セラミドがストレスで減少するメカニズム 解明したと発表

 

 

 

 

 

 

富士フイルムは7月2日、肌の
バリア機能維持に重要なセラミ
ドがストレスで減少するメカニ
ズムを解明したと発表しました。
ストレスを受けると、セラミド
を生み出す器官「ラメラボディ」
の表面に存在し、器官内部にセ
ラミドの原料となる脂質を取り
込む蛋白質「ABCA12」が
減少することが分かった。AB
CA12が減少すると肌のバリ
ア機能が低下することも確認し
ました。ABCA12の発現を
促進する成分「アセンヤクエキ
ス」も突き止めました。 研究
成果は今秋発売の機能性化粧品
に応用します。

セラミドは角層を満たすこと
で肌のバリア機能を高めますが、
加齢とともに減少することが知
られています。同社では肌のセ
ラミドと同じ構造を持つヒト型
セラミドをナノ分散した「ヒト
型ナノセラミド」を開発し、化
粧品に応用しています。今回は
肌荒れについての知見を深めよ
うと、一因としてのストレスに
注目しました。セラミド減少に
よるバリア機能低下との関係を
探りました。

まず正常な肌において、セラ
ミドの原料・脂質をラメラボデ
ィに取り込むABCA12の重
要性を検証しました。バリア機
能不全の肌ではABCA12の
発現にかかわる遺伝子に異常が
あることが知られています。ヒ
ト皮膚を再現した培養皮膚モデ
ルにストレスホルモン類似物質
(デキサメタゾン)を添加する
と、ABCA12の減少、減少
にともなうバリア機能の低下が
認められました。

ABCA12の詳細な機能を
調べるため、その発現を抑制し
た培養皮膚モデルを作製しまし
た。電子顕微鏡で正常な培養皮
膚モデルと比較すると、発現抑
制モデルに多数の空胞が生じて
いました。空胞はABCA12
の減少で脂質を取り込めず細胞
と融合できないまま角層に残っ
たラメラボディとみられていま
す。

ABCA12の発現を促進す
る成分探索も行いました。約1
00種をスクリーニングし、生
薬として使われるアセンヤクエ
キスに、その効果を見いだしま
した。

ストレスと肌荒れの関係につい

て解説している動画です。

 

 



 

 

優良脂質の資質を調査する。


 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

ポーラ化成工業が、ストレス
がむくみを引き起こす可能性を
見いだしましたのは素晴らしい
業績です。ストレスを受けると
分泌されるホルモン「コルチゾ
ール」が、血管とリンパ管の壁
を形成する細胞間の接着を弱め
ることを確認したのにも驚きま
した。細胞間の接着が弱まると
血管やリンパ管から漏れた水分
が肌内部にたまり、むくみやす
くなると見ており、今まで良く
分からなかったむくみのメカニ
ズムをいとも簡単に解いて見せ
たのにもびっくりしました。モ
モの種子から抽出した「トウニ
ンエキス」が、細胞間の接着を
強化することも突き止めていて、
その成果を応用したスキンケア
製品の展開でストレスによる顔
のむくみ解消を期待したいと思
います。
富士フイルムが7月2日、肌の
バリア機能維持に重要なセラミ
ドがストレスで減少するメカニ
ズムを解明したと発表したのは、
偉大な業績です。 ストレスが
原因で、女性の魅力が半減する
ということを聞いたことがあり
ますが、そのことを肌のバリア
機能維持に重要なセラミドに絡
めて証明してしまったのは本当
に驚きました。一般に言われて
いる俗説を科学的根拠に基づい
て、証明するのは非常に難しい
と思います。結論として女性は、
ストレスを抱えている状態で、
美しくなるのは困難だという事
でしょう。まず美しくなりたけ
れば、ストレスを除去すること
から始めましょう。

甘えが常態化した状態を公開
する。笑

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最新号より100号前のメルマガ

2020-06-03 22:20:57

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話    Vol.762 平成30年7月18日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)米食品医薬品局は、癲癇の薬カンナビジオールを承認
2)衝動的に窃盗を繰り返す、精神疾患の新治療法

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 米食品医薬品局は、癲癇の薬カンナビジオールを承認

 

 

 

 

 

 

 

米食品医薬品局(FDA)は6月
25日、重いてんかんの発作を起
こす病気のうち二つを対象に、
大麻草から抽出した成分を治療
薬として初めて承認しました。
成分はカンナビジオールで、別
の成分のテトラヒドロカンナビ
ノール(THC )のように高揚感
などの幻覚作用をもたらすこと
はないとしています。

承認したのは、英医薬バイオ
企業「GWファーマシューティカ
ルズ」が製造、販売する「エピ
ジオレックス」で、レノックス・
ガストー症候群とドラベ症候群
が適応となっています。

欧州では大麻草由来で、カン
ナビジオールとTHC の割合がほ
ぼ半々の鎮痛剤が流通している
そうです。

カンナビジオール使用されたてんかん

の患者さんのインタビュー動画

です。

 

 



 

 

聖人が商人を証人として承認
する。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 衝動的に窃盗を繰り返す、精神疾患の新治療法

 

 

 

 

 

 

 

万引きの再犯者率が依然高い
中で、衝動的に窃盗を繰り返す
精神疾患「クレプトマニア」(
窃盗症)による再犯をいかに減
らすか、試行錯誤が続いていま
す。

懲役刑のほかに社会での更生
や治療が有効との考えが広がり、
治療方法が注目されます。全国
でもまだ数少ない治療施設の一
つで、依存症を専門とする横浜
市中区の医院「大石クリニック」
は、様々なプログラムで症状の
改善に取り組んでいます。

4月27日に大石クリニック
で実施された患者さんによるミ
ーティング。この日は、「お店
の立場で考えてみましょう」を
テーマに、臨床心理士の進行で
約10人が自分の考えを自由に話
しました。参加者の多くが過去
に窃盗罪で有罪判決を受けてい
ます。当事者の意見を聞くこと
で自分を見つめ直すプログラム
です。

「悪いことと分かってはいる
けど、自分が最優先になってし
まう。店長が泣き出しても、気
持ちがどこかにいっちゃう」と
打ち明ける女性がいます。別の
女性は、母親から「買い物の支
払いは窃盗症の治療費だと思い
なさい」と助言され、納得した
経験を披露しました。参加者の
一人は、「すごくいい」とその
考え方にうなずきました。

臨床心理士は、思い思いに話
す参加者を否定することなく受
け入れます。「第三者の指摘よ
りも、当事者間の方が注意を聞
き入れやすい」と話しています。
同市旭区の女性(73)は約4年
前から週に1回、夫の付き添い
で通院し、症状は出ていません。
「同じ苦しみを持った人と一緒
に治そうと、前向きになれる」
と手応えを感じています。

大石クリニックはアルコール
依存症などの治療も手掛け、10
年ほど前から、その治療方法を
応用して窃盗症の患者さんの受
け入れを始めました。年間約2
00人の新規患者さんが訪れま
す。衝動が湧いたら即座に逮捕
などを連想するようにすり込む
「条件反射制御法」のプログラ
ムなどもあります。

窃盗症を治療する病院は全国
で10か所ほどと、まだ少数です。
大石雅之院長(64)は「再犯で
実刑の可能性が見え、初めて来
る人が多い。窃盗症が知られて
いないのも要因だが、本来は早
期治療が大事」と課題を挙げて
います。また、「就労は全ての
精神疾患に有効。仕事があれば
プライドが生まれ、生活が規則
正しくなる」と話し、就労支援
にも力を入れています。

クレプトマニア(窃盗症)=
米精神医学会による診断基準は、
金銭的な事情からではなく窃盗
の衝動に抵抗できない、快感、
満足、解放感を感じる妄想や幻
覚によるものではないなどです。
摂食障害のある人も多いそうで
す。近年、窃盗症を理由に裁判
所が懲役刑ではなく罰金刑を言
い渡すケースもあります。問題
に詳しい林大悟弁護士(東京都)
は「病院での治療が有効と、認
められつつあるのではないか」
と話しています。

クレプトマニアについて解説し

ている漫画動画です。

 

 



 

 

厳格な人の幻覚を見る。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

米食品医薬品局(FDA)は6月
25日、重いてんかんの発作を起
こす病気のうち二つを対象に、
大麻草から抽出した成分を治療
薬として初めて承認したという
ことですが、カンナビジオールは癲癇
の、有用な薬剤になり得るとい
うことが証明されました。しか
しながら、別の成分のテトラヒ
ドロカンナビノール(THC )の
ように高揚感などの幻覚作用を
もたらすものは有害です。それ
を分けて考える必要があります。
欧州では、大麻草由来で、カン
ナビジオールとTHC の割合がほ
ぼ半々の鎮痛剤が流通している
という現実が、誤解を生むもと
であると私は、考えています。
万引きの再犯者率が依然高い
中で、衝動的に窃盗を繰り返す
精神疾患「クレプトマニア」(
窃盗症)による再犯をいかに減
らすか、試行錯誤が続いている
ということですが病気と単なる
犯罪を区別することが、いかに
難しいことなのかが良く分かり
ます。刑罰を科しても、病気の
場合は、再犯を繰り返します。
ただ病気の素因を考えることを
忘れてはならない気がします。
最近の若い人は、私と同世代の
人と比べて、切れやすい、こら
え性がない、などという傾向が
あると思われます。当然中高年
の人でも、そういう人がいる事
は認めます。ただ少ないという
ことは言えるでしょう。食事の
西欧化、衝動的な食欲を満たす
インスタント食品、食品添加物、
ゲーム依存などが、背景として
存在するような気がします。こ
れら素因を除去するとともに何
でも、めんどくさいと思わずに、
努力する姿勢が病気から脱却す
るのに必要だと思われます・

犯罪依存の治療に異存はない。


 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1555メルマガ

2020-06-02 23:36:28

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1555 令和1年8月1日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)耳などをプリンターで造形する、バイオ3次元プリンター
2)酵素処理米ぬかの、血圧降下作用のメカニズム

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】耳などをプリンターで造形する、バイオ3次元プリンター

 

 

 

 

 

 

 

 

スウェーデンのバイオ企業で
あるセルインク(エリック・ガ
ーデンホルム社長)が、耳など
をプリンターで造形するバイオ
3次元プリンター(3DP)の
総合企業を目指しています。こ
れまで造形サイズが大きくなる
と栄養が組織に行き渡らないと
いう課題がありましたが、同社
は光硬化性材料を使って、微細
血管を作り込む事で解決してい
ます。日本でも製薬企業などに
販売を強化します。

セルインクはバイオインクの
ベンチャー企業として3年前に
設立したばかりですが、すでに
株式上場し、日本市場の開拓も
進めています。バイオインクを
普及させるために安価で使いや
すい3DPを開発した経緯があ
ります。

同社の最初のバイオ3DPは
押し出し方式です。専門知識が
なくても使えるように操作はタ
ッチセンサーにしており、「耳」
のボタンを押すとプリンターヘ
ッドからインク含有ジェルが、
射出され、一筆書きの要領で耳
が出来上がります。これに使う
バイオインクはアルギン酸ベー
スでカルシウム硬化型です。造
形した耳は培地に移して培養し
ます。

インクを出すノズルは用途に
合わせてヒーター付きや冷却器
付きなど3種類を装着します。
足場を作る樹脂は250℃で使
います。ノズル径も50~40
0マイクロメートルを揃えまし
た。位置は2軸センサーで制御
し、精度はXYZ軸で1マイク
ロメートルということです。

価格は580万円、バイオイ
ンクは3ミリリットル入りで1.
5 万~4万円です。日本でも化
粧品や、製薬業界に25台の販売
実績があります。

同社は4月、光硬化型3DP
を発売しました。押し出し方式
はサイズが大きくなると重力で
ゲルが垂れ、微細な血管の造形
が困難ですが、新製品は口径約
50マイクロメートルの血管を作
れます。

造形材料にはゼラチンなどの
バイオ材料を使う。デジタル・
ライト・プロセッシング(DL
P)という光走査ができるデバ
イスで、波長405ナノメート
ルの光を光硬化性インクを照射
しながら、1層ずつ積層します。
1層の厚さは50マイクロメー
トルなので血管径もこの範囲で
対応できます。価格は300万
円です。

同社は3DPだけではなく、
造形物を培地にうつして培養の
状態を分析・検査する装置も製
品化し、980万円で販売中で
す。「バイオプリンターのワン
ストップショッピングを目指す」
戦略です。

バイオ3Dプリンターで心臓を作

成したという動画です。

 

 



 

 

 

欠陥のある人工血管。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 酵素処理米ぬかの、血圧降下作用のメカニズム

 

 

 

 

 

 

 

サンスターは、玄米の胚芽と
表皮にあたる、米ぬかの蛋白質
を酵素で分解して得られた酵素
処理米ぬかが、血圧降下作用を
持つことをヒト臨床試験で明ら
かにしました。更に、酵素処理
米ぬかに含まれる新規ペプチド
LRA(ロイシルアラギニルア
ラニン)が、血圧降下に作用し、
血管内皮で一酸化窒素産生を促
すことで血圧を降下させるメカ
ニズムも解明しました。今後は
研究開発を進め、LRAの血圧
降下作用を生かした健康食品の
製品化を進めていく予定です。

高血圧症患者は日本に4300万
人、予備軍も含めると総人口の
約半分とも推定されています。
予防に効果的な食品素材の開発
が期待され、近年では食品由来
の蛋白質から生理活性を有する
ペプチドを形成し、高血圧や糖
尿病など生活習慣病の予防を図
る研究が活発になっています。

同社はこれまで玄米および米
ぬかの糖尿病患者の血管機能改
善作用や糖代謝の改善について
研究を行い、健康食品への応用
を進めてきました。米ぬかの血
管機能改善に着目し、酵素処理
して得られる多数のペプチドを
分析するなかで、血圧降下作用
を持つ新規ペプチドLRAを20
17年に発見していました。

米ぬかの健康効果について解説

している動画です。

 

 



 

 

血圧降下作用についての意見
を硬化させる。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

スウェーデンのバイオ企業で
あるセルインク(エリック・ガ
ーデンホルム社長)が、耳など
をプリンターで造形するバイオ
3次元プリンター(3DP)の
総合企業を目指しているのは、
素晴らしい企画だと思います。
これまで造形サイズが大きくな
ると栄養が組織に行き渡らない
という課題がありましたが同社
は光硬化性材料を使って、微細
血管を作り込む事で解決してい
る点も注目に値すると思います。
同社の最初のバイオ3DPは、
押し出し方式であり、専門知識
がなくても使えるように操作は
タッチセンサーにしており「耳」
のボタンを押すとプリンターヘ
ッドからインク含有ジェルが、
射出され、一筆書きの要領で耳
が出来上がるということです。
同社は4月、光硬化型3DP
を発売しました。押し出し方式
はサイズが大きくなると重力で
ゲルが垂れ、微細な血管の造形
が困難ですが、新製品は口径約
50マイクロメートルの血管を作
ることができるので改良に改良
を重ねて慎重に容易に事業を進
め様としていることが伺えます。
サンスターが、玄米の胚芽と
表皮にあたる、米ぬかの蛋白質
を酵素で分解して得られた酵素
処理米ぬかが、血圧降下作用を
持つことをヒト臨床試験で明ら
かにしたのは、偉大な業績です。
更に、酵素処理米ぬかに含まれ
る新規ペプチドLRA(ロイシ
ルアラギニルアラニン)が血圧
降下に作用し、血管内皮で一酸
化窒素産生を促すことで血圧を
降下させるメカニズムも解明し
たのは、不断の努力の賜物と言
ってよいのではないでしょうか?
米ぬかの中には、抗がん作用を
もつフェルラ酸が入っている事
も知られていますが、その他の
未知の健康に資する働きを持つ
蛋白質が多数存在していること
に期待したいと思います。フェ
ルラ酸は、世界各種のアルコー
ルを振り掛け実験した後に見つ
かった物質で、動物実験では、
抗腫瘍効果が認められています。
アルコールに弱い人にどぶろく
をお勧めできませんが、酒粕を
使った粕汁などは、殆どアルコ
ールを含んでいないのに、栄養
満点と言えそうです。甘酒には、
二種類の製造法があり発酵食品
の鏡と言っても過言ではないも
のと考えられます。

発酵食品に貼るラベルを印刷
し、発行する。笑

 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1554メルマガ

2020-06-01 22:10:40

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1554 令和1年7月30日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)骨組織が形成される、初期過程の仕組みの解明
2)多中心性細網組織球症の発症メカニズムを発見

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】骨組織が形成される、初期過程の仕組みの解明

 

 

 

 

 

 

 

大阪大学は7月4日、生きたま
まの骨芽細胞が基質小胞を細胞
内で形成・分泌する過程を、新
しい顕微鏡技術を用いてナノレ
ベルの解像度で観察し、細胞内
で形成された基質小胞が、細胞
内の不要物を分解するリソソー
ムを使って運搬され、細胞外に
分泌されることを世界で初めて
明らかにしたと発表しました。
この研究は、同大学院歯学研究
科の岩山智明助教、村上伸也教
授らの研究グループが、産業技
術総合研究所(産総研)バイオ
メディカル研究部門の岡田知子
総括研究主幹、小椋俊彦上級主
任研究員、およびライオン株式
会社と共同で行ったものです。
研究成果は、「Science Advanc
es」オンライン版に掲載されて
います。骨組織が形成される初
期過程においては、骨芽細胞か
ら30~300nm の基質小胞が細胞
外へと分泌されることが必須と
考えられており、その仕組みの
解明が求められてきました。し
かし、nm オーダー(10億分の1
メートル)の微小物質を観察で
きる電子顕微鏡では、試料を化
学固定した上で真空中に置くた
め、生細胞を直接観察すること
が不可能でした。また、生細胞
を直接観察できる光学顕微鏡で
は、微小物質の観察が困難とい
う技術的なジレンマが存在して
いるため、詳細な解析は進展し
ておらず、骨組織形成の初期過
程に関する記載は、専門書にお
いても古くからの仮説レベルに
留まっていました。研究グルー
プは、これらの問題を克服し、
培養細胞を生きたまま高解像度
で観察するため、産総研の小椋
上級主任研究員が開発した独自
の走査電子誘電率顕微鏡(SE-A
DM)と超解像蛍光顕微鏡を併用
しました。その結果、生細胞中
の基質小胞の可視化を実現し、
さらに、基質小胞が細胞内に蓄
積し、リソソームによって運搬
され、細胞外に分泌されている
ことが明らかとなりました。

今回の研究成果により、骨や歯
といった硬組織形成の基本的な
メカニズムに関する理解が深ま
り、骨粗鬆症や歯周病などの硬
組織疾患の病態解明や、治療法
の開発につながることが期待さ
れます。研究グループは、「今
回観察に用いたSE-ADMは培養細
胞のみならず、さまざまな微小
物質を溶液中で直接観察するこ
とが可能であり、今後もさまざ
まな分野での応用が期待される」
と、述べています。

骨組織の代謝について解説して

いる動画です。

 

 



 

 

文屋が、様々な分野の取材を
敢行する。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

2】 多中心性細網組織球症の発症メカニズムを発見

 

 

 

 

 

 

名古屋大学は7月2日、多中心
性細網組織球症(MRH )の患者
さん2人の遺伝子解析を行い、
その成果として、同疾患の発症
メカニズムを発見したと報告し
ました。この研究は、同大学医
学部附属病院リハビリテーショ
ン科の西田佳弘病院教授、同医
学部附属病院ゲノム医療センタ
ーの奥野友介病院講師、整形外
科の酒井智久医員、同大学医学
部医学系研究科小児科学の村上
典寛大学院生らの研究グループ
によるものです。研究成果は、
ヨーロッパ血液学会(European
Hematology Association )か
ら発行されている科学誌「Haem
atologica 」電子版に掲載され
ました。MRH は多発性の皮膚腫
瘤・軟部腫瘤と全身の関節に関
節リウマチに類似した破壊性関
節炎をきたす自己免疫性疾患で
す。1937年に初めて報告されて
以降、これまでに世界でわずか
200~300例程度しか報告のない、
非常にまれな疾患です。これま
では、関節リウマチに対して行
われるような免疫抑制療法や生
物学的製剤を用いた治療が行わ
れていました。特に重症例では、
破壊性関節炎の進行により人工
関節を入れる手術が必要となり、
患者さんの生活の質(ADL )が
大きく損なわれてしまうことが
問題となっています。研究チー
ムは、2人のMRH患者に対し、次
世代シーケンサーを用いて「全
エキソーム解析」、「RNA シー
ケンス解析」を実施しました。
その結果、1人の患者さんで FG
FR1 融合遺伝子の活性型変異を
発見しました。FGFR1 は受容体
型チロシンキナーゼと呼ばれる
蛋白質をコードする遺伝子で、
肺がんや乳がんなど多くのがん
で、FGFR1 チロシンキナーゼが
関連した融合遺伝子が原因とな
ることが知られています。

またもう1人の患者さんでは、
MAP2K1(MEK1 )の活性型変異
を発見しました。MAP2K1(MEK1)
は RAS経路に関連した遺伝子で、
悪性黒色腫や急性骨髄性白血病
など多くのがんで、この遺伝子
の異常な活性化を引き起こす遺
伝子変異(活性型変異)が原因
となることが知られています。

これにより、MRH はこれまで考
えられていたような関節リウマ
チに似た自己免疫疾患ではなく、
腫瘍の一種である可能性が示唆
されました。この結果に基づい
て、重篤な関節炎の進行による
ADLの低下が大きいMAP2K1遺伝
子に変異を認めたMRH 患者に対
し、抗がん剤を用いた治療を行
った所、多発性の皮下腫瘤の縮
小、破壊性関節炎の改善が認め
られました。

この研究で得られた成果により、
今後、同疾患に対する新たな治
療アプローチを開発することが
でき治療の向上が期待されます。

組織球症の症状と治療について

解説している動画です。多中心

性細網組織球症では、検索でヒ

ットしませんでした。

 

 



 

 

工場で生産性の向上を図る。


 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

大阪大学が7月4日、生きたま
まの骨芽細胞が基質小胞を細胞
内で形成・分泌する過程を、新
しい顕微鏡技術を用いてナノレ
ベルの解像度で観察し、細胞内
で形成された基質小胞が、細胞
内の不要物を分解するリソソー
ムを使って運搬され、細胞外に
分泌されることを世界で初めて
明らかにしたと発表したのは、
素晴らしい業績です。nm オー
ダー(10億分の1メートル)の
微小物質を観察できる電子顕微
鏡では、試料を化学固定した上
で真空中に置くため、生細胞を
直接観察することが不可能であ
り、また、生細胞を直接観察で
きる光学顕微鏡では、微小物質
の観察が困難という技術的なジ
レンマが存在していおり、この
ジレンマを走査電子誘電率顕微
鏡(SE-ADM)と超解像蛍光顕微
鏡を併用することで解消しまし
た。その結果、生細胞中の基質
小胞の可視化を実現し、さらに、
基質小胞が細胞内に蓄積し、リ
ソソームによって運搬され細胞
外に分泌されていることが明ら
かとなり、骨や歯といった硬組
織形成の基本的なメカニズムに
関する理解が深まり、骨粗鬆症
や歯周病等の硬組織疾患の病態
解明や、治療法の開発につなが
ることを期待したいと思います。
名古屋大学は7月2日、多中心
性細網組織球症(MRH )の患者
さん2人の遺伝子解析を行い、
その成果として、同疾患の発症
メカニズムを発見したと報告し
たのは偉大な業績です。MRH は
多発性の皮膚腫瘤・軟部腫瘤と
全身の関節に、関節リウマチに
類似した破壊性関節炎をきたす
自己免疫性疾患です。1937年に
初めて報告されて以降、これま
でに世界でわずか、200~300例
程度しか報告のない、非常にま
れな疾患です。これまでは関節
リウマチに対して行われるよう
な免疫抑制療法や生物学的製剤
を用いた治療が行われていたと
言うことです。特に重症例では、
破壊性関節炎の進行により人工
関節を入れる手術が必要となり、
患者さんの生活の質(ADL )が
大きく損なわれてしまうことが
問題となっていました。MRH は
これまで考えられていたような
関節リウマチに似た、自己免疫
疾患ではなく、腫瘍の一種であ
る可能性が示唆され、この結果
に基づいて重篤な関節炎の進行
によるADL の低下が大きいMAP2
K1遺伝子に変異を認めたMRH 患
者に対し、抗がん剤を用いた治
療を行った所、多発性の皮下腫
瘤の縮小、破壊性関節炎の改善
が認められたのは、せめてもの
救いでしょう。

主要な腫瘍を破壊する治療法。


 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1553メルマガ

2020-06-01 01:18:07

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1553 令和1年7月29日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)ボーエン病 は表皮内に生じるがんで前段階の状態
2)脳梗塞の発症直後の治療で血栓回収療法が注目

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】ボーエン病 は表皮内に生じるがんで前段階の状態

 

 

 

 

 

 

 

皮膚は最も外側の表皮とその
下の真皮、更に内側の皮下組織
に分かれています。ボーエン病
は表皮内に生じるがん(表皮内
がん)で、皮膚がんの前段階の
状態だということです。ほって
おくと次第に進行し命に関わる
ので、早期に治療を行う必要が
あります。埼玉医科大学国際医
療センター(埼玉県日高市)皮
膚腫瘍科・皮膚科の山本明史教
授は「がんと聞くと怖い感じが
しますが、ボーエン病は早期に
手術をすれば治癒が可能で、再
発もまずありません」と話して
います。ボーエン病の初期には、
赤色や茶色がかった、境界が比
較的明瞭で、円形やいびつな形
をしたシミができます。表面は
ザラザラとしてフケのようなも
のが付着し、痛みもかゆみもあ
りません。一見すると、湿疹が
できたかのようです。

山本教授は「体のどこにでも
でき、通常は1カ所ですが、数
カ所にできる場合もあります。
湿疹だと思って塗り薬を付けて
も良くならず、ゆっくりと年単
位で大きくなるのが特徴です」
と説明しています。がんが進行
して真皮にまで達すると、完全
な皮膚がん(有棘=ゆうきょく
=細胞がん)となり、しこりを
作って盛り上がったり潰瘍がで
きたりします。血管やリンパ管
を通して転移が起こることもあ
ります。ボーエン病の原因は解
明されていません。「年齢的に
は中年以降に多いですが、人種
差や男女差、遺伝的な傾向は見
当たりません」と山本教授は言
っています。かつては梅毒の治
療や農薬にヒ素が使われていた
ので、ヒ素中毒と関係があると
されてきましたが、山本教授に
よると、そのような症例はほと
んど目にしたことがないという
ことです。胃がんや肺がんなど
他のがんと合併するといわれる
ほか、ヒト乳頭腫ウイルスと呼
ばれる、いぼを作るウイルスが
原因だとする説もありますが、
はっきりとしたことは分かって
いません。

ボーエン病は、皮膚組織を一
部採取して調べる検査(生検)
で診断されます。治療は手術に
なり、病変部を切除して縫い合
わせます。切除範囲が大きい場
合は、他の部分から皮膚を移植
することもあるということです。
山本教授は「ボーエン病は表皮
内がんのうちに治療すれば完治
する病気です。完全に病変部が
切除できれば、再発はまずあり
ません」と強調しています。

少しずつ大きくなる湿疹のよ
うなシミに気付いたら、早めに
皮膚科専門医を受診して頂きた
いものです。

ボーエン病と日光角化症はその

原因が違うと言われていますが、

基底細胞がんになることは共通

しています。ボーエン病では、

日光角化症で保険適応のベセル

ナクリームが保険適応になって

いないという違いもあるようで

す。 皮膚がん一般について解

説している動画です。

 

 



 

 

 

協調歩調を強調する。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 脳梗塞の発症直後の治療で血栓回収療法が注目

 

 

 

 

 

 

 

脳梗塞は、脳の血管が詰まり、
酸素や栄養が届かなくなって脳
細胞が壊死(えし)します。発
症直後の治療として、太ももの
付け根の血管から細い管(カテ
ーテル)を脳まで通して操作し、
詰まった血の塊(血栓)を取り
除く「血栓回収療法」が注目さ
れています。聖マリアンナ医科
大学東横病院(川崎市)脳神経・
脳卒中センターの植田敏浩セン
ター長に話を聞きました。脳梗
塞は、脳の血管の異常で生じる
脳卒中の一種で、国内では年間
約6万2000人が死亡しています。
発症直後に、詰まった血栓を溶
かす「tPA(組織プラスミノ
ゲン活性化因子)」という点滴
薬が以前から使われていますが、
投与開始時間は発症後4.5 時間
以内までという決まりがありま
す。植田センター長によると「
自立した生活を送れるまでに回
復する人は約3割にとどまる」
といった限界も見えてきたとい
うことです。

そうした中、血管を内側から
広げる「ステント型」の血栓回
収専用カテーテルを脳血管に通
し、先端の網目状の部分で血栓
を絡め取って血流を再開させる
血栓回収療法が新しい治療法と
して期待されています。

「発症から原則8時間以内で
あれば治療ができます。一般的
にはtPAを点滴した後に行い
ますが、規定の時間を過ぎてい
るなどの理由でtPAが使用で
きない場合は、すぐにこの治療
を開始します。5~6割の人は
退院後に自立した生活が可能で
す」と植田センター長は言って
います。

一方で、カテーテルで脳血管
を傷つけたり、壊死した細胞に
血流が再開したりすると出血す
る恐れがあるため、細心の注意
が必要だということです。血栓
回収療法にはカテーテルの細か
い操作など高度な技術が必要な
ため、治療ができる医師は不足
しており、普及に向けた課題と
なっています。病院や専門医の
地域偏在も起きています。植田
センター長は「24時間、365 日
対応するには、ある程度の数の
専門医が必要です。専門医が少
ない現状では、血栓回収療法を
実施する病院を地域ごとに集約
し、治療の適応になる患者をス
ムーズに搬送することが必要に
なるでしょう」と指摘していま
す。

2018年12月には「脳卒中・循
環器病対策基本法」が成立し、
患者さんの居住地域にかかわら
ず、適切な医療を受けられるよ
うにすることが定められました。
今後、各地域の病院数などに応
じた救急搬送システムの構築が
期待されます。

血栓回収療法についての動画で

す。

 

 



 

 

不朽の名作の普及に努める。


 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

皮膚は最も外側の表皮とその
下の真皮、更に内側の皮下組織
に分かれています。ボーエン病
は表皮内に生じるがん(表皮内
がん)で、皮膚がんの前段階の
状態だということあり、ほって
おくと次第に進行し命に関わる
ので、早期に治療を行う必要が
あるのですが、なかなか痛みや
かゆみなどの症状がなく、この
段階で見つけるのは、至難の業
だと思います。体のどこにでも
でき、通常は1カ所ですが、数
カ所にできる場合もあります。
湿疹だと思って塗り薬を付けて
も良くならず、ゆっくりと年単
位で大きくなるのが特徴という
ことですから、そのような皮疹
を見つけてしまった方は、でき
るだけ早く皮膚科を受診しまし
ょう。
脳梗塞は、脳の血管が詰まり、
酸素や栄養が届かなくなって脳
細胞が壊死(えし)する病気で
すが、発症直後の治療として、
太ももの付け根の血管から細い
管(カテーテル)を脳まで通し
て操作し、詰まった血の塊(血
栓)を取り除く「血栓回収療法」
が注目されています。発症から
原則8時間以内であれば、治療
可能です。一般的にはtPAを
点滴した後に行いますが、規定
の時間を過ぎているなどの理由
でtPAが使用できない場合は、
すぐにこの治療を開始します。
5~6割の人は退院後に自立し
た生活が可能になるということ
ですので、深刻な後遺症を残す
他の治療法にはない利点が多い
治療法であると言えます。一方
で、カテーテルで脳血管を傷つ
けたり、壊死した細胞に血流が
再開したりすると出血する恐れ
(リスク)があるため、細心の
注意が必要ということは頭の隅
に置いておく必要があると思い
ます。

絵師の絵を描く手が壊死する。


 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1552メルマガ

2020-05-30 20:21:28

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1552 令和1年7月28日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)食事肥満の誘導に自然リンパ球という細胞が関与
2)急性肝不全を制御する、新たな免疫細胞を発見

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】食事肥満の誘導に自然リンパ球という細胞が関与

 

 

 

 

 

 

 

理化学研究所(理研)は7月3
日、食事による肥満の誘導に自
然リンパ球という、免疫細胞が
関与することを発見したと発表
しました。この研究は、同生命
医科学研究センター粘膜システ
ム研究チームの佐々木崇晴研究
員、免疫細胞システム研究チー
ムの小安重夫チームリーダー、
自然免疫システム研究チームの
茂呂和世チームリーダーらの研
究グループによるものです。
研究成果は「Cell Reports」に
7月2日付で掲載されました。糖
尿病や高血圧、脂質異常症など
の発症リスクを増加させる「肥
満」の誘導には、さまざまな複
合的要因が関与しており、食事
や生活習慣のみならず、免疫系
や腸内細菌も関与することが知
られています。

リンパ球は獲得免疫系のリンパ
球と、自然免疫系のリンパ球「
自然リンパ球」の2種類に分類
されます。T細胞やB細胞のよう
な獲得免疫系のリンパ球は、外
界から侵入した異物(抗原)の
構造を特異的に認識して活性化
します。一方、自然リンパ球は
近年新しく発見された細胞であ
り、抗原特異的な受容体を持た
ず、周囲の細胞から産生される
サイトカイン等の情報伝達物質
によって活性化します。この自
然リンパ球が肥満の誘導に関与
するのかについては、よく分か
っていませんでした。研究グル
ープは、リンパ球と肥満の誘導
との関連性を明らかにするため
に、獲得免疫系のリンパ球(T
細胞、B細胞、NKT細胞)を欠損
したRag2-/- マウスと、自然リ
ンパ球(ILCs)を含め、全ての
リンパ球を欠損したIl2rg-/Rag
2-/-マウスに高脂肪食を与えま
した。その結果、Rag2-/- マウ
スでは野生型マウスと同様に肥
満が誘導されたのに対し、Il2r
g-/-Rag2-/- マウスは肥満にな
りにくいことが分かりました。
このことは、獲得免疫系のリン
パ球ではなく、自然免疫系のリ
ンパ球が肥満の誘導に関与して
いることを意味しています。そ
こで、どの自然リンパ球が肥満
の誘導に関与しているのかを調
べるために、1型自然リンパ球
(ILC1)、2型自然リンパ球(
ILC2)、3型自然リンパ球(ILC
3 )をそれぞれ欠損したマウス
に肥満を誘導したところ、ILC2
を欠損したマウスとILC3を欠損
したマウスが肥満になりにくい
ことが分かりました。特に、IL
C2欠損マウスの方が肥満になり
にくかったことから、ILC2が肥
満の誘導に重要な役割を持つこ
とが判明しました。

これまでの研究で、脂肪組織の
ILC2が脂肪細胞などから産生さ
れるインターロイキン33(IL-3
3 )と呼ばれるサイトカインに
よって活性化すると、肥満を抑
制することが報告されていまし
た。そこで、野生型マウスから
脂肪組織のILC2を採取し、Il2r
g-/-Rag2-/-マウスに移植して
高脂肪食を摂食させた所、確か
に肥満は誘導されませんでした。
ところが、栄養を吸収する臓器
である小腸に存在するILC2を野
生型マウスから採取し、Il2rg-
/-Rag2-/- マウスに移植して高
脂肪食を与えた結果、肥満が誘
導されるようになりました。こ
の結果は、脂肪組織のILC2では
なく、小腸のILC2が肥満の誘導
に関与することを意味していま
す。

自然リンパ球はヒトにも存在し、
マウスと類似した機能を持つこ
とが知られています。「今後、
研究が進んで自然リンパ球がど
のように肥満の誘導に関与する
のかが明らかになれば、新しい
肥満改善法やメタボリックシン
ドロームの予防・治療法の開発
につながると期待できる」と、
研究グループは述べています。

自然リンパ球について解説して

いる動画です。

 

 



 

 

 

疾患の予防・治療法を呼ぼう。


 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

2】 急性肝不全を制御する、新たな免疫細胞を発見

 

 

 

 

 

 

 

慶應義塾大学は7月3日、急性
肝不全を制御する、新たな免疫
細胞を発見したと発表しました。
この研究は、同大医学部内科学
(消化器)教室の金井隆典教授、
中本伸宏准教授、幸田裕造共同
研究員の研究グループによるも
のです。研究成果は「Journal
of Clinical Investigation」
のオンライン版に掲載されてい
ます。急性肝不全(劇症肝炎)
は、肝臓で激しい炎症が起こり、
急激に肝細胞が破壊される肝疾
患です。肝臓の機能異常が進行
し、全身の臓器に影響すること
で多臓器不全となる致死性の高
い疾患ですが、この疾患に対し
ては肝移植以外に有効な治療法
が少なく、その肝移植もドナー
の確保が難しいという課題を抱
えていました。また、ウイルス
性肝炎、薬剤性肝炎、自己免疫
性肝炎など、さまざまな背景の
急性肝炎から重症化し急性肝不
全となりますが、詳細なメカニ
ズムは明らかにされていません
でした。そこで研究グループは、
急性肝不全の背景となる急性肝
炎患者について、血液中の免疫
細胞の種類を解析し、病態に関
与する免疫細胞の同定を試みま
した。同研究グループは、フロ
ーサイトメトリーにより、各急
性肝炎患者の血液中の免疫細胞
の種類を解析しました。 その
結果、急性期の自己免疫性肝炎
患者さんにおいて、健常者と比
較して、樹状細胞の一種である
「形質細胞様樹状細胞」が顕著
に減少していることを発見しま
した。

次に、自己免疫性肝炎が原因で
急性肝不全となった患者さんの
肝臓組織標本を用いて形質細胞
様樹状細胞の肝臓組織中におけ
る変動を解析しました。 その
結果、急性肝不全患者さんの肝
臓組織においても、形質細胞様
樹状細胞の割合が、健常者の肝
組織標本と比較して、顕著に減
少していました。これらのこと
から、形質細胞様樹状細胞が自
己免疫性肝炎および自己免疫性
肝炎に起因する急性肝不全の病
態に関与していることが示唆さ
れました。

さらに、自己免疫性肝炎モデル
マウスを用いて、形質細胞様樹
状細胞の本疾患における役割の
解明を試みました。遺伝子改変
技術により、形質細胞様樹状細
胞を欠失させたマウスに、ConA
肝炎を誘導し、病態への影響を
検討したところ、健常マウスに
肝炎を誘導した場合と比較して、
顕著な病態の悪化が認められま
した。加えて、骨髄細胞から大
量培養して調製した形質細胞様
樹状細胞をConA肝炎誘発マウス
に移植すると、病態が顕著に改
善しました。これらのことから、
モデルマウスにおいて、形質細
胞様樹状細胞が保護的な役割を
果たしていることが示されまし
た。すなわち、形質細胞様樹状
細胞を移植する、もしくは増殖
を誘導するという方法が、自己
免疫性肝炎および自己免疫性肝
炎に起因する急性肝不全の新た
な治療法となる可能性が示唆さ
れました。

続けて、形質細胞様樹状細胞が
急性肝障害を抑制する詳細なメ
カニズムの検討を行いました。
形質細胞様樹状細胞を移植した
ConA肝炎誘発マウスと移植して
いないConAマウスの血清中サイ
トカイン量を網羅的に解析した
ところ、形質細胞様樹状細胞を
移植したマウスの血清において、
免疫抑制性のサイトカインであ
るIL-35 が顕著に増加している
ことを発見しました。このIL-3
5 というサイトカインは、肝炎
の悪玉因子として働くインター
フェロン(IFN)-γを抑制する
作用があることが知られていま
すが、今回、形質細胞様樹状細
胞を移植したマウスの血清中で、
IFN-γに加え IFN-γ を産性す
る肝臓中TH1 細胞も有意に減少
していることが分かりました。

また、形質細胞様樹状細胞を移
植したマウスに、IL-35 活性を
中和する抗体や、IL-35 の主要
な産生細胞である制御性T細胞
を除去する抗体を投与したとこ
ろ、形質細胞様樹状細胞の肝炎
抑制作用は失われました。これ
らのことから、形質細胞様樹状
細胞が制御性T細胞のIL-35を増
加させ、IL-35が肝臓中TH1細胞
を減少させることにより、その
産物である悪玉因子のIFN-γも
減少し、肝臓の炎症が抑制され
ることが示されました。今回の
研究では、形質細胞様樹状細胞
に肝臓を保護する機能を有して
おり形質細胞様樹状細胞の減少
が急性肝不全の発症・病態の増
悪化の原因となっている可能性
が示唆されました。現在、肝移
植以外に急性肝不全を改善する
有効な治療法は報告されていま
せん。研究グループでは、今回
得られた知見に関し、ヒト由来
の形質細胞様樹状細胞を用いた
詳細な検討を予定しており、今
回の成果は、急性肝不全や肝炎
に対する細胞療法などの新たな
治療法の開発につながることが
期待されます。

肝不全の5つの症状と4つの原因

について解説している動画です。

 

 



 

 

商才について詳細な調査を行
う。笑

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

理化学研究所(理研)は7月3
日、食事による肥満の誘導に自
然リンパ球という、免疫細胞が
関与することを発見したと発表
したのは偉大な業績です。肥満
の誘導には、さまざまな複合的
要因が関与しており、食事や生
活習慣のみならず、免疫系や腸
内細菌も関与することは周知の
事実です。2006年、イギリ
スの科学雑誌『ネイチャー』に
米ワシントン大学のジェフリー・
ゴードン博士らが発表した理論
は、肥満の人とやせている人の
腸内フローラは違うという画期
的なものでした。肥満の人の腸
内細菌には、消化しづらい食物
繊維まで栄養に変えてしまうフ
ァーミキューテス類(デブ菌)
が多く、バクテロイデーテス類
(ヤセ菌)が少ないというので
す。それに対し、やせている人
の腸内細菌は、デブ菌が少なく
ヤセ菌が多かったそうです。こ
のような腸内細菌の差もありま
すが、獲得免疫系のリンパ球で
はなく、自然免疫系のリンパ球
が肥満の誘導に関与している事
が分かったのは画期的な発見と
言えましょう。
慶應義塾大学が7月3日、急性
肝不全を制御する、新たな免疫
細胞を発見したと発表したのは、
素晴らしい業績です。急性肝不
全(劇症肝炎)は、肝臓で激し
い炎症が起こり、急激に肝細胞
が破壊される肝疾患であり肝臓
の機能異常が進行し、全身の臓
器に影響することで多臓器不全
となる致死性の高い疾患です。
この疾患に対しては肝移植以外
に有効な治療法が少なく、その
肝移植もドナーの確保が難しい
という課題を抱えており、ウイ
ルス性肝炎、薬剤性肝炎、自己
免疫性肝炎等、さまざまな背景
の急性肝炎から重症化し急性肝
不全となりますが、詳細なメカ
ニズムは明らかにされていない
ということは、私も身に染みて
感じていました。白血病で急性
肝不全になった患者さんがいた
からです。フローサイトメトリ
ーにより、各急性肝炎患者の血
液中の免疫細胞の種類を解析し
た結果、急性期の自己免疫性肝
炎患者さんにおいて、健常者と
比較して、樹状細胞の一種であ
る「形質細胞様樹状細胞」が顕
著に減少していることを発見し
たのは、本当に凄いとしか言い
ようがありません。

皮革製品をの価格を比較する。


 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1551メルマガ

2020-05-29 23:01:21

カテゴリー:ブログ



 

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1551 令和1年7月27日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)血清ポリアミン と代謝産物種がパーキンソン病バイオマーカー
2)遺伝子治療薬が網膜色素変性治験で一例目投与

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】血清ポリアミン と代謝産物種がパーキンソン病バイオマーカー

 

 

 

 

 

 

 

日本医療研究開発機構(AMED
)は、7月2日、パーキンソン病
患者血清中のポリアミン(スペ
ルミン)とその代謝産物種がパ
ーキンソン病診断・重症度評価
のバイオマーカーになりうるこ
とを発見し、さらに、パーキン
ソン病患者ではオートファジー
誘導作用によって長寿効果を持
つとされるスペルミン産生が年
齢にかかわらず一貫して低下し
ていることを明らかにしたと発
表しました。この研究は、順天
堂大学大学院医学研究科神経学
の斉木臣二准教授、服部信孝教
授、老人性疾患病態・治療研究
センターの吉川有紀子特任助教
らの研究グループによるもので
す。研究成果は、米国神経学会
誌「Annals of Neurology 」の
オンライン版で公開されていま
す。パーキンソン病は有病率が
10万人あたり140 人に上る日本
で2番目に多い神経変性疾患で、
運動に関する症状(手足・首が
震える、手足がこわばる)が徐
々に進行します。研究グループ
は以前から、微量血液に含まれ
る、パーキンソン病患者さんの
病状を正確に反映するバイオマ
ーカーを探索していますが、現
時点では臨床応用されているも
のはありません。今回、研究グ
ループは「パーキンソン病発症
率が加齢とともに大きく上昇す
る」ことに着目し、患者さん体
内で抗加齢効果を持つ物質が減
少しているという仮説を立て、
研究を開始しました。まず、パ
ーキンソン病患者さんを含む集
団血漿データ(健常者45名、パ
ーキンソン病患者さん145 名)
を検討し、抗加齢効果を持つス
ペルミジンから作られるN8‐ア
セチルスペルミジンの値が上昇
していることを発見しました。
スペルミジンやスペルミンはポ
リアミンの一種であり、線虫・
ショウジョウバエ・マウスにお
いてオートファジーを誘導する
ことで、運動機能保持・記憶力
保持・心機能保護等の抗加齢効
果を持っています。

次にパーキンソン病患者体内で
ポリアミンがどのように代謝さ
れているかを解明するため、別
集団(健常者49名、パーキンソ
ン病患者186 名)において病期・
重症度との関連を血清ポリアミ
ンとその代謝産物7種(スペル
ミジン、スペルミン、N1,N8-ジ
アセチルスペルミジン、N1‐ア
セチルスペルミジン、N8‐アセ
チルスペルミジン、N1,N12-ジ
アセチルスペルミン、N-アセチ
ルスペルミン)に拡張して評価
し、併せてMRI における脳実質
の変化との関係や代謝酵素遺伝
子変異を調べました。その結果、
パーキンソン病患者群ではジア
セチルスペルミジン、N1-アセ
チルスペルミジン、N8-アセチ
ルスペルミジン、ジアセチルス
ペルミン、スペルミジンが有意
に増加している一方、スペルミ
ンは減少していることを発見し
ました。これらの代謝物のうち、
ジアセチルスペルミジンはパー
キンソン病の重症度に相関して
上昇していました。また、ポリ
アミン7種の各濃度により高確
率でパーキンソン病を診断でき
ることがわかり、バイオマーカ
ーとしての有用性が実証できま
した。パーキンソン病患者さん
では黒質ドパミン神経細胞だけ
でなく、他の神経軸索ネットワ
ークも障害されていますが、無
作為に抽出したパーキンソン病
患者さん20名のMRI 像の脳の軸
索変化とジアセチルスペルミジ
ン値の関係を検討した所、ジア
セチルスペルミジンが高いほど、
脳の軸索障害が強いことが分か
りました。研究グループはさら
に、パーキンソン病患者群では
スペルミジンが増加しているに
も関わらず、その下流代謝物で
あるスペルミンが減少している
ことに着目しました。実際、ス
ペルミン/スペルミジン比はパ
ーキンソン病患者で有意に低下
しており、健常者では加齢に伴
いスペルミン/スペルミジン比
が低下するのに対し、パーキン
ソン病患者群では年齢に関係な
く低値を示しました。この結果
は加齢が最大のリスクとされる
パーキンソン病患者さんでは、
スペルミンによる抗加齢作用が
低下していることを示唆するも
のです。また7種のポリアミン
化合物の中でスペルミンが神経
系細胞で最も高いオートファジ
ー誘導能を示しました。

研究グループは、オートファジ
ー誘導能が最も高いスペルミン
について、その体内濃度を調節
する仕組み・オートファジーを
誘導する仕組みについて検討を
続けており、加齢メカニズムと
パーキンソン病の発症メカニズ
ムとの関係をさらに明らかにす
ることで、パーキンソン病の新
たな治療法の開発を目指してい
くとしています。

パーキンソン病についての講演

動画です。

 

 



 

 

鰈が加齢で華麗に変身した。


 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

2】 遺伝子治療薬が網膜色素変性治験で一例目投与

 

 

 

 

 

 

 

 

臨床試験(治験)支援大手の
アイロムグループは、100%子会
社のIDファーマが開発を進める
遺伝子治療薬「DVC1-0401」に
ついて、網膜色素変性を対象に
九州大学病院で行っている医師
主導治験で1例目の投与がこの
ほど実施されたと発表しました。
同薬はレンチウイルスの一種で
あるサル免疫不全ウイルスベク
ターに治療用遺伝子を搭載して
います。眼科における遺伝子治
療の治験は国内初の試みで、安
全性と有効性が確認されれば、
患者さんの失明防止へ大きな一
歩となります。ウイルスベクタ
ーはIDファーマと九大が共同で
開発しました。網膜色素変性は
網膜に存在する光を感じる細胞
が徐々に失われていく遺伝性の
病気で、厚生労働省から難病に
指定されています。

網膜色素変性症の再生医療につ

いて解説している動画です。

 

 



 

 

治験で有用な知見を得る。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

日本医療研究開発機構(AMED
)は、7月2日、パーキンソン病
患者血清中のポリアミン(スペ
ルミン)とその代謝産物種がパ
ーキンソン病診断・重症度評価
のバイオマーカーになりうるこ
とを発見し、さらに、パーキン
ソン病患者ではオートファジー
誘導作用によって長寿効果を持
つとされるスペルミン産生が年
齢にかかわらず一貫して低下し
ていることを明らかにしたと発
表したのは素晴らしい業績です。
以前から、微量血液に含まれる、
パーキンソン病患者さんの病状
を正確に反映するバイオマーカ
ーを探索していますが、現時点
では臨床応用されているものは
ないということですから、スペ
ルミンに着目したのは慧眼だっ
たと言えるでしょう。
臨床試験(治験)支援大手の
アイロムグループは、100%子会
社のIDファーマが開発を進める
遺伝子治療薬「DVC1-0401」に
ついて、網膜色素変性を対象に
九州大学病院で行っている医師
主導治験で1例目の投与がこの
ほど実施されたと発表したのは、
画期的な試みと言えるでしょう。
同薬はレンチウイルスの一種で
あるサル免疫不全ウイルスベク
ターに治療用遺伝子を搭載して
いるということです。眼科にお
ける遺伝子治療の治験は国内初
の試みで、安全性と有効性が確
認されれば患者さんの失明防止
へ大きな一歩となる事でしょう。
ウイルスベクターはIDファーマ
と九大が共同で開発し、網膜色
素変性は網膜に存在する光を感
じる細胞が徐々に失われていく
遺伝性の病気で、厚生労働省か
ら難病に指定されているので、
このような画期的なウイルス療
法がなされることは、患者さん
にとって大きな福音となること
間違いなしでしょう。

私邸で指定の動画を見る様に
命令した。笑

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1550メルマガ

2020-05-28 23:13:31

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1550 令和1年7月26日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)働き盛りの男性に多い中心性漿液性脈絡網膜症
2)止血ナノ粒子と酸素運搬ナノ粒子を用いた救命蘇生

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】働き盛りの男性に多い中心性漿液性脈絡網膜症

 

 

 

 

 

 

 

働き盛りの中年男性に多く、
視力の低下や物がゆがんで見え
るなどの症状を生じる「中心性
漿液(しょうえき)性脈絡網膜
症」という病気があります。自
然に治ることが多いのですが、
再発を繰り返す人もいます。関
西医科大学総合医療センター(
大阪府守口市)眼科の西村哲哉
診療部長に症状や治療について
聞きました。中心性漿液性脈絡
網膜症は視力に関係する網膜の
黄斑という部分に、水がたまる
病気です。網膜の外側で眼球を
覆っている脈絡膜は網膜に酸素
やブドウ糖を与え、網膜の機能
を支えています。二つの膜の間
には網膜色素上皮という細胞の
層があり、脈絡膜から酸素やブ
ドウ糖以外のものが網膜に入り
込まないように網膜を保護して
います。

ところが何らかの原因で保護
機能が損なわれると、脈絡膜か
ら血液中の水分が漏れ出して網
膜との間にたまり、局所的な網
膜剥離が生じます。「網膜の中
でも視力に極めて重要な黄斑部
の真ん中に中心窩(か)と呼ば
れる部分があります。網膜剥離
により酸素などの供給が滞ると、
黄斑部の機能が低下して中心窩
が影響を受け、物が見えにくく
なるのです」と西村診療部長は
説明しています。 主な症状は、
軽い視力低下、見ようとする物
が見えにくい、視野の中心部が
暗く見える、真っすぐのものが
ゆがんで見えるなどです。原因
はまだ分かっていませんが、30
~40代の男性に多いことから、
ストレスが関係しているのでは
ないかと考えられています。西
村診療部長は「『寝不足が続い
ている』『日々の仕事がハード』
と訴える患者が目立ちます」と
話しています。

この病気が疑われる場合は、
眼底検査と網膜の光干渉断層検
査(OCT)を行います。網膜
剥離が観察されたら、造影剤を
用いた蛍光眼底造影検査で、水
分が漏れ出している箇所を確認
します。

自然に治ることが多いのです
が、再発を繰り返す場合は視力
が回復しないなどの後遺症が残
ることもあるため、積極的な治
療が勧められます。 治療では、
造影剤で確認した水分の漏出部
分にレーザー光を照射するレー
ザー光凝固を行います。凝固し
た細胞の修復活動が活発化して
漏出が止まります。たまってい
た水分は1~2カ月で自然に脈
絡膜に吸収されます。

「漏出部分が、中心窩に近い
場合、視力への影響を考慮して
レーザー光凝固は行わず、末梢
(まっしょう)循環改善薬やビ
タミン薬などの内服薬を処方し
て経過を観察します。症状が改
善しない場合は、保険適用外で
すが光線力学療法や抗VEGF
抗体硝子(しょうし)体注射な
ど、特殊な治療を考慮する場合
もあります」と西村診療部長は
言っています。

中心性漿液性脈絡網膜症は、
将来、加齢黄斑変性になりやす
いとも言われています。「50
歳を過ぎて再発した場合は早期
の受診をお勧めします」と西村
診療部長は話しています。

中心性漿液性脈絡網膜症につい

て解説している動画です。

 

 



 

 

視力を失わないように死力を
尽くす。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

2】 止血ナノ粒子と酸素運搬ナノ粒子を用いた救命蘇生

 

 

 

 

 

 

 

 

防衛医科大学校は7月2日、止
血ナノ粒子と酸素運搬ナノ粒子
を用いた出血性ショックの救命
蘇生に世界で初めて成功したと
発表しました。この研究は、同
大免疫微生物学講座の木下学准
教授と早稲田大学理工学術院の
武岡真司教授、奈良県立医科大
学化学講座の酒井宏水教授の研
究チームによるものです。研究
成果は「Transfusion 」に掲載
されています。交通事故などに
よる外傷性大量出血では、迅速
な大量輸血が救命のポイントと
なります。海外では、酸素運搬
能を持つ赤血球と止血能を持つ
血小板、そして循環ボリューム
を保つ血漿、すなわち血液の各
成分をバランスよく輸血するこ
とが救命効果をあげると注目さ
れています。しかしながら、血
小板は保存の難しさと保存期間
の短さから緊急時に大量輸血す
ることは至難の業です。赤血球
も地域や状況によっては決して
十分な輸血量を確保できるとは
言い難く、このような状況は少
子高齢化によって時代と共に深
刻さが増してくると考えられま
す。同研究チームは、早大が中
心となり、出血部位に集まり血
小板血栓の形成を促進させるナ
ノ粒子(血小板代替物)を開発
し、その止血能を研究してきま
した。奈良県立医大では、ヒト
ヘモグロビンを内包し、赤血球
とほぼ同等の酸素運搬能を有す
るナノ粒子(赤血球代替物)も
開発してきました。両者とも直
径は200~250nmです。研究チー
ムは、この血小板代替物と赤血
球代替物を用いて、緊急時の重
篤な出血性ショックの患者さん
を救命できないか、ウサギを用
いて試みました。

急性の血小板減少病態を誘導し、
出血が止まらなくなったウサギ
の肝臓を傷つけ出血させた後、
まず出血部位を5分間圧迫しな
がら血小板代替物を血漿と共に
静脈内投与しました。 その後、
圧迫を解除して止血の有無を確
認、更に出血による極度の貧血
に対して赤血球代替物を投与し
て救命効果をみました。その結
果、10匹中6匹を救命でき、血
小板輸血と赤血球輸血の群(10
匹中7匹救命)と同程度の救命
効果が認められました。

交通事故などの多発外傷では、
大量出血で死に至る事態が度々
発生し、迅速かつ効果的な輸血
が救命には必須となります。こ
れらの止血能と酸素運搬能を有
する血小板や赤血球の代替物は
共に保存性に優れ、病院内のみ
ならず外傷性出血患者の病院前
蘇生などにも有用性が期待され
ると、研究チームは述べていま
す。

このニュースのニュース動画で

す。

 

 



 

 

蘇生術を施しながら、液体の
組成について考える。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

 

働き盛りの中年男性に多く、
視力の低下や物がゆがんで見え
るなどの症状を生じる「中心性
漿液(しょうえき)性脈絡網膜
症」という病気は、初耳でした。
中心性漿液性脈絡網膜症は視力
に関係する網膜の黄斑という部
分に、水がたまる病気で脈絡膜
から血液中の水分が漏れ出して
網膜との間にたまり、局所的な
網膜剥離が生じ、そのため視力
が低下するということです。主
な症状は、軽い視力低下、見よ
うとする物が見えにくい、視野
の中心部が暗く見える、真っす
ぐのものがゆがんで見えるなど
です。原因はまだ分かっていま
せんが、30~40代の男性に多い
ことから、ストレスが関係して
いるのではないかと考えられて
いるので、根本的な予防法とし
ては、ストレス軽減が有効では
ないでしょうか?ただ現実的に
はストレス軽減は難しいため、
ストレスケアとして副腎疲労の
治療を施すことこそ本当の対策
と言えるのではないでしょうか?
防衛医科大学校が7月2日、止
血ナノ粒子と酸素運搬ナノ粒子
を用いた出血性ショックの救命
蘇生に世界で初めて成功したと
発表したのは、素晴らしい業績
です。交通事故などによる外傷
性大量出血では迅速な大量輸血
が救命のポイントとなり、海外
では、酸素運搬能を持つ赤血球
と止血能を持つ血小板、そして
循環ボリュームを保つ血漿、す
なわち血液の各成分をバランス
よく輸血することが救命効果を
あげると注目されているのは、
分かっていても、血小板は保存
の難しさと保存期間の短さから
緊急時に、大量輸血することは
至難の業で赤血球も地域や状況
によっては決して十分な輸血量
を確保できるとは言い難く実現
するのは困難でしょう。 出血
部位に集まり血小板血栓の形成
を促進させるナノ粒子(血小板
代替物)とヒトヘモグロビンを
内包し赤血球とほぼ同等の酸素
運搬能を有するナノ粒子(赤血
球代替物)を使う、スマートな
方法を用いるのは、エレガント
な手法だと思いました。


大体、代替物で急場を凌ぐ事
ができた。笑

 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最新号より100号前のメルマガ

2020-05-27 23:11:25

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話    Vol.761 平成30年7月11日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

 

目次

1)がんの転移を促進するEMP1という蛋白質を発見
2)ゲーム障害を新疾病として認定、依存症の一つ

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

 

1】 がんの転移を促進するEMP1という蛋白質を発見

 

 

 

 

 

 

 

がんの転移を促進する「EMP1
」という蛋白質を発見したと、
滋賀医大の扇田久和教授(分子
病態生化学)のチームが6月19
日、発表しました。

EMP1の量を把握できれば転移
しやすいかどうかの目印になり、
働きを抑える物質を見つけられ
れば、転移や周囲への広がりを
防ぐ新たな薬剤を開発できる可
能性があるとしています。

成果は、国際専門誌電子版に
掲載されました。

扇田教授は、がんで亡くなる
のは転移によるものが多いとし、
「転移を抑制することで、がん
による死亡を減らしたい」と話
しています。

がんの転移について解説してい

る動画です。英語が苦手な方は、

自動翻訳と日本語字幕を選択し

てご覧ください。

 

 



 

 

典医が天意を得て転移を発見
する。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 ゲーム障害を新疾病として認定、依存症の一つ

 

 

 

 

 

 

世界保健機関(WHO )は6月
18日、オンラインゲームやテレ
ビゲームのやり過ぎで日常生活
が困難になる「ゲーム障害」を
新疾病として認定、依存症の一
つとして「国際疾病分類」の最
新版に加えたと発表しました。
スマートフォンや、タブレット
端末の普及に伴い、ゲーム依存
が広がり、日本など世界各国で
問題化していることが背景にあ
ります。

WHO 当局者は「概算でゲーム
をしている人の2~3%がゲーム
障害とみられる」と指摘しまし
た。これまで正式な病名はあり
ませんでしたが、国際的な標準
となる病気の分類に盛り込む事
で「各国で診断例が増えて研究
が進み、治療法確立への寄与を
期待する」と強調しました。

このニュースのニュース動画で

す。

 

 



 

 

 

ゲーム依存の治療に異存はな
い。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

がんの転移を促進する「EMP1
」という蛋白質を発見したと、
発表したのは、素晴らしい業績
です。転移を抑制することがで
きれば、原発巣の治療に専念で
きます。転移を促進する蛋白質
の機能を抑制できれば、転移を
抑制することが理論上できると
いうことになります。ただ転移
を抑制する力が強力でないと、
がんの死亡者を減らすことは、
難しいのではないかと推測され
ます。
世界保健機関(WHO )は6月
18日、オンラインゲームやテレ
ビゲームのやり過ぎで日常生活
が困難になる「ゲーム障害」を
新疾病として認定、依存症の一
つとして「国際疾病分類」の最
新版に加えたと発表したのは喜
ばしいことです。ゲーム依存の
恐ろしさを改めて、認識されま
した。概算でゲームをしている
人の2~3%がゲーム障害とみら
れると指摘していることから、
世界中どこでも2~3%なのかと
疑問に思いました。専門の外来
を作って、診断治療に全力をあ
げて欲しいものです。

私的な指摘を真に受ける。笑

 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

最近の号外Vol.1549メルマガ

2020-05-26 21:39:49

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。

以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1549 令和1年7月25日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

目次

1)フコイダンと、β-グルカン協調の免疫活性化作用機序
2)免疫細胞の中のHIVのDNAを除去する実験に成功

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 

 

 

 

 

 

1】フコイダンと、β-グルカン協調の免疫活性化作用機序

 

 

 

 

 

 

 

九州大学は7月1日、海藻由来
の硫酸化多糖類であるフコイダ
ンが,β‐グルカンと協調して
免疫を活性化する作用機序を新
たに明らかにしたと発表しまし
た。この研究は、同大学院農学
研究院の宮崎義之准教授の研究
グループが、株式会社ヴェント
ゥーノならびに特定非営利活動
法人NPO フコイダン研究所によ
り設立された機能性多糖分析学
寄附講座における産学連携研究
の一環として行ったものです。
研究成果は、国際科学雑「Bioc
hemical and Biophysical Rese
arch Communications 」にオン
ライン掲載されています。研究
グループではこれまでに、オキ
ナワモズクやメカブなどの褐藻
に含まれる硫酸化多糖類の一種
であるフコイダンの生理作用を
明らかにするため、細胞実験や
動物実験およびヒト試験などさ
まざまな角度から研究に取り組
んできました。中でも、「フコ
イダンの免疫増強作用」に関す
る研究から、フコイダンを摂取
することで感染症予防やがん治
療のサポート(治癒力の向上や
医薬品の副作用緩和など)に寄
与する可能性を見出しています。

フコイダンは、難消化性の食物
繊維成分であるために体内への
吸収量が少なく、生理作用を発
揮する主な場は腸管免疫と考え
られます。これまでの研究から、
腸管内に存在するマクロファー
ジや、樹状細胞の活性化を促す
作用が明らかにされつつありま
すが、その作用機構は不明な点
が多く、また、他の多糖類との
生理的相互作用については十分
な検討が行われていませんでし
た。今回の研究では、マウスマ
クロファージ様細胞株RAW264を
用いて、多糖類の免疫促進効果
の作用機構の解明を試みました。
赤色蛍光物質を結合させたフコ
イダンを用いて免疫細胞との結
合を顕微鏡で観察した所、RAW2
64細胞の細胞膜表面に沿ってド
ット状に結合することがわかり、
フコイダンは免疫細胞の細胞膜
上に発現する受容体に作用する
ことで、細胞の活性化を誘導す
る複合体を形成すると考えられ
ました。

次に、免疫増強作用を持つこと
で知られる他の多糖類としてβ
‐グルカンに着目し、多糖類の
組み合わせ効果を検討した所、
フコイダンとザイモザン(β‐
グルカンの一種)が協調的に作
用してRAW264細胞の活性化を促
すことが新たに判明しました。
さらに、フコイダンとザイモザ
ンがRAW264細胞の活性化におい
て協調効果を発揮するためには、
「ラフト」と呼ばれる細胞膜構
造が必要であり、細胞膜上に存
在する受容体を介して生理機能
を発揮することの裏付けがとれ
ました。フコイダンの受容体に
ついては、これまでに研究報告
のあるTLR やSR-Aなどが考えら
れています。一方、ザイモザン
は、デクチン-1と呼ばれる異物
識別に関わる受容体蛋白質と相
互作用することで、フコイダン
のマクロファージ活性化作用を
さらに増強することが判明しま
した。

今後は、マウスを用いた摂食試
験を実施し、腸管免疫において
実際に働くマクロファージなど
の免疫細胞を対象にして、フコ
イダンおよびβ‐グルカンの生
体内での作用機序を明らかにし
ていく予定です。「それによっ
て得られる成果から、感染症の
予防やがん治療のサポートに寄
与する機能性食品への応用展開
が期待される」と、研究グルー
プは述べています。

フコイダンについて解説してい

る動画です。

 

 



 

β-グルカンについて解説している

動画です。

 

 

 



 

 

 

左様な作用機序は、知らない。


 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

2】 免疫細胞の中のHIVのDNAを除去する実験に成功

 

 

 

 

 

 

 

エイズウイルス(HIV)に
感染したマウスで、免疫細胞の
染色体に組み込まれたHIVの
DNAを除去する実験に成功し
たと、米テンプル大とネブラス
カ大の研究チームが発表しまし
た。HIVの増殖を抑える抗ウ
イルス薬の作用が長く続くよう
工夫した上で、遺伝子を効率良
く改変するゲノム編集技術を使
い、ウイルスDNAを「削除」
したということです。
HIVを除去できたマウスの
割合は約3割でした。研究チー
ムは技術を改善し、霊長類での
実験を経て臨床試験を目指しま
す。 HIVに感染した場合、
現在は抗ウイルス薬を長く服用
し続ける必要がありますが体内
からHIVを除去できれば、抜
本的な治療法になります。論文
は7月2日付の英科学誌ネイチャ
ー・コミュニケーションズに掲
載されました。

3年前の同じようなニュースで

す。

 

 



 

 

公立の研究所で効率よく研究
を行う。笑

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

 

九州大学は7月1日、海藻由来
の硫酸化多糖類であるフコイダ
ンが,β‐グルカンと協調して
免疫を活性化する作用機序を新
たに明らかにしたと発表したの
は、素晴らしい業績です。免疫
の働きは、非常に精妙である事
をがん治療に携わる内に、多く
感じるようになりました。例え
ば、免疫のブレーキを担ってい
る、制御性T細胞や、骨髄由来
免疫抑制細胞の働き如何でがん
細胞の増殖能力が左右されると
いうことです。 骨髄由来免疫
抑制細胞は、がん細胞の盾とな
る働きをする代わりに、分化す
ると成熟した樹状細胞とマクロ
ファージとなり、がん細胞の盾
としての働きをなくすと言った
ようなメカニズムで働きます。
その様な精妙な免疫の働きに、
2つの食物由来のファイトケミ
カルが協調して作用するという
のは、本当に不思議な気がしま
した。
エイズウイルス(HIV)に
感染したマウスで、免疫細胞の
染色体に組み込まれたHIVの
DNAを除去する実験に成功し
たと、米テンプル大とネブラス
カ大の研究チームが発表したの
は、偉大な業績です。 ただし、
HIVを除去できた、マウスの
割合は約3割ということですか
ら、まだまだ技術的な改良点は、
たくさん存在するようです。H
IVの増殖を抑える抗ウイルス
薬の作用が長く続くよう工夫し
た上で、遺伝子を効率良く改変
するゲノム編集技術を使い、ウ
イルスDNAを「削除」たとい
うことので、コンセプトは素晴
らしいと思います。ゲノム編集
技術は、まだ応用が始まったば
かりで、がんを誘発するなどの
報告もあり、臨床試験に供する
ものではないと思われます。そ
のため臨床での使用は注意深く
行って欲しいと思います。

中尉に下士官が怠慢を注意さ
れる。笑

 

 

 

 

 

 

 

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/
ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp
このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント